目玉焼きの作り方
真っ白な中に、真っ黄色の黄身が浮かぶ目玉焼き。そう、黄身はあくまでも黄色くなくては! 白身をしっかり加熱するために蒸し焼きにすると黄身にうっすら膜が張って白っぽくなります。ここで教えていただくのは、色のコントラストが美しくそしてカリッとおいしい目玉焼き。ぜひトライして。
1
卵をボウルに割り入れてカラザ(白いひも状のもの)を取り除く。こうするとより、黄身がきれいに仕上がる
2
フライパンにEx.V.オリーブオイル小さじ1強を入れ、フライパンを大きく回しながら弱めの中火で熱し、油を全体に行き渡らせる
3
フライパンを傾けてみて油が波打つくらいまで温めたら、①の卵を静かに入れて弱火にする
4
③の白身がほぼ固まるまで弱火でじっくり火を通す
5
白身が固まったら中火にする。油を周囲から流し入れてカリッと焼き上げ、塩、こしょう各適量を振って皿に移す
2018年7月号【「食パン・卵」で幸せ朝ごはん】より
サルボ恭子
料理家
パリで料理と製菓を学び、名門ホテルを経て帰国。その後、料理研究家のアシスタントを経て、独立。現在は料理教室を中心に、書籍や雑誌で活躍中。『フランス共働き家庭の2品献立』(立東舎)、『かんたんシンプル ごほうびデザート』(家の光協会)ほか著書多数。