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FOOD

コスパ抜群!サイフも喜ぶ!「365日ひき肉生活」BOOK

【にんにく風味の甘辛味】「ピーマンの肉詰め」レシピ/今井亮さん

  • 今井 亮

2020.12.31

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ピーマンの肉詰め

ひき肉のうま味とピーマンのほろ苦さ。そのコンビネーションを味わうおなじみおかず。「肉ダネにおいしそうな照りが出せたら大成功です」

材料・2人分(6個分)

豚ひき肉……200g
ピーマン……3個
薄力粉……大さじ2
サラダ油……大さじ1
A)
にんにくのすりおろし……小さじ1
酒……大さじ1
塩……小さじ1/4
こしょう……少々
B)
しょうゆ、酒、みりん……各大さじ1

作り方

  1. ピーマンは縦半分に切り、種だけを取り除く(a)。ポリ袋に薄力粉と一緒に入れ、空気を少し入れて振り、粉をまんべんなくつける(b)。
  2. ボウルにひき肉、Aを入れて粘りが出るまで混ぜ、①のピーマンに隙間がないように押し込むように詰める(c)。
  3. フライパンにサラダ油を中火で熱し、②を肉ダネの面を下にして、ぎゅっと押しつけるように並べる。肉に焼き色がついたら、水50㎖を入れてフタをし、弱火で7〜8分蒸し焼きにする(d)。
  4. ③のフライパンの油をキッチンペーパーでさっとふき、Bを入れて煮立ったらピーマンの肉詰めにさっとからめる。

a ピーマンのヘタは取らない

ヘタを残すことで、ピーマン上部の“角”がしっかり残ります。「肉ダネが端までしっかり詰められるため、はがれにくくなります」

b 粉は裏表まんべんなく

内側には肉ダネを密着させるために、外側には調味料をよりからませるために粉をつけます。「ポリ袋に粉と空気を入れて振ると簡単」

c 焼くと縮むのでぎっちり

肉ダネが外れないよう、ぎっちり詰めて。「肉を粘りが出るまでしっかり練っておくと、縮みが少ないので外れにくいんですよ」

d あえて表裏を返さず、そのまま蒸し焼き

肉ダネを押しつけるようにフライパンに入れ、焼きはじめます。「いちいち裏返すと肉ダネが外れやすくなるので、このままの状態で蒸し焼きにします」


2020年6・7月号【コスパ抜群!サイフも喜ぶ!「365日ひき肉生活」BOOK】より

今井 亮

料理研究家

京都の老舗中華料理店で修業の後、上京。料理家のアシスタントなどを経て、自宅にて料理教室「亮飯店」を主宰。テレビ、雑誌、書籍などで活躍。著書に『美酒佳肴 中華つまみ』(成美堂出版)など。

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