当サイトでは当社の提携先等がお客様のニーズ等について調査・分析したり、お客様にお勧めの広告を表示する目的で Cookie を使用する場合があります。詳しくはこちら

FOOD

コスパ抜群!サイフも喜ぶ!「365日ひき肉生活」BOOK

【ふっくらジューシー】「ハンバーグ」レシピ/今井亮さん

  • 今井 亮

2020.12.27

この記事をクリップする

ハンバーグ

洋食屋さんのハンバーグがあんなにおいしいのは、ひき肉をとにかく練って、粘りを出すからでした。「肉は冷たい状態から混ぜ、効率よく粘りを出します」

材料・2人分(2個分)

合いびき肉(よく冷やしておく)……200g
玉ねぎの粗みじん切り……1/2個分
塩……小さじ1/4
サラダ油……大さじ1
A)
卵……1個
パン粉……大さじ2
牛乳、マヨネーズ……各大さじ1
ナツメグパウダー……小さじ1/4
こしょう……少々
B)
トマトケチャップ……大さじ4
中濃ソース……大さじ2

〈つけ合わせ〉
クレソン……適量

作り方

  1. ボウルにひき肉と塩を入れて粘りが出るまでよく混ぜる(a)。混ぜ合わせたAを加えて白っぽくなるまで混ぜ、玉ねぎを加えて全体を混ぜる(b)。
  2. 手にサラダ油少量(分量外)を塗り、①を2等分にして軽くまとめる。空気を抜くように平たい楕円に成形する。
  3. フライパンにサラダ油を中火で熱し、②を入れて両面を2分ずつ焼く。フタをして弱火で7〜8分蒸し焼きにして(c)、器に盛る。
  4. ③のフライパンにBを入れ、弱火で軽く煮詰めて(d)、③のハンバーグにかける。つけ合わせのクレソンを添える。

a 冷たい状態から練って食感を高める

“肉感”を味わいたいハンバーグ。「冷たい状態で練ることにより、粘りに必要な摩擦が効率よく起こり、仕上がりのおいしさがアップ」

b 生玉ねぎを味わいのアクセントに

玉ねぎを炒めてから入れる方法もあるけれど、生のまま入れて食感と風味を楽しむのが今井流。「炒めて冷ます……の手間も省けます」

c 焼き色をつけたら蒸し焼き

おいしそうな焼き色をつけてから、蒸し焼きにして中まで火を通します。「分厚いハンバーグも、この方法なら生焼けになりません」

d 焦がしめの風味がおいしい

フライパンに残った肉汁に調味料を足し、ソースに。「ケチャップはしっかり火を入れ、焦がしめに。酸味を飛ばしまろやかにします」

小さく作ってお弁当に!

ひとつ25gを目安に小判形に丸め、焼いてから冷凍。オーブンシートを敷いたバットに1個ずつ離して並べ、冷凍開始。完全に凍ったところで、冷凍対応のジッパー付き保存袋へ移す。食べるときは必要分を耐熱皿に移してラップをし、電子レンジ(600W)で2〜3分加熱すればOK。冷凍で1カ月保存可


2020年6・7月号【コスパ抜群!サイフも喜ぶ!「365日ひき肉生活」BOOK】より

今井 亮

料理研究家

京都の老舗中華料理店で修業の後、上京。料理家のアシスタントなどを経て、自宅にて料理教室「亮飯店」を主宰。テレビ、雑誌、書籍などで活躍。著書に『美酒佳肴 中華つまみ』(成美堂出版)など。

閉じる

閉じる