FOOD

コスパ抜群!サイフも喜ぶ!「365日ひき肉生活」BOOK

「なすとれんこんのはさみ揚げ」レシピ/今井亮さん

  • 今井 亮

2021.01.06 更新日:2023.09.19

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なすとれんこんのはさみ揚げ

なすとれんこんのはさみ揚げ

歯ざわりのいいれんこんと、やわらかななす。同じ肉ダネなのに、見事に味わいが違います。「衣のサクサク感と、野菜、ひき肉のバランスが絶妙!」

材料・2人分

鶏ももひき肉……150g
なす……1本
れんこん(太め)……100g
薄力粉……適量
揚げ油……適量
A)
しょうがのみじん切り……2かけ分
片栗粉、しょうゆ、酒……各大さじ1
ごま油……小さじ1
B)
溶き卵……1個分
薄力粉……100g
氷水……50㎖

作り方

  1. なすはヘタを切り落とし、縦4等分の薄切りにする。れんこんは皮をむき、4等分の輪切り(厚さ1㎝弱程度)にし、さっと洗って水気をきる。
  2. ボウルにひき肉、Aを入れて粘りが出るまでよく混ぜる。
  3. なすとれんこんに薄力粉を薄くはたき(a)、②を4等分してそれぞれはさむ(b)。
  4. ボウルにBの卵と氷水をよく混ぜ合わせる。薄力粉を加え、粘りが出ないように菜箸でさっくり混ぜる(c)。
  5. 揚げ油を170℃に熱し、③を④にくぐらせて中火で5〜6分揚げる。食べやすい大きさに切り、器に盛る。

a 肉ダネが密着するように粉をはたく

肉ダネがはがれないよう、そして衣がきちんとつくようになすとれんこんに薄力粉を振ります。「茶こしなどを使うと簡単ですよ」

b 空気が入っていると油はねするので、ぴっちりと

端までしっかり肉ダネが入るようにはさんで。はみ出たところは、スプーンなどを使ってならします。「揚げ時間がばらけないよう、厚みが均等になるようにします」

c 粉を加えたら混ぜすぎ厳禁

衣に粘りが出ないためのコツは、薄力粉を後から加えて菜箸でさっくり混ぜること。「氷水を使うのは、温度が低いほどグルテンが出づらく、衣に粘りが出ないから」


2020年6・7月号【コスパ抜群!サイフも喜ぶ!「365日ひき肉生活」BOOK】より

今井 亮

料理研究家

京都の老舗中華料理店で修業の後、上京。料理家のアシスタントなどを経て、自宅にて料理教室「亮飯店」を主宰。テレビ、雑誌、書籍などで活躍。著書に『美酒佳肴 中華つまみ』(成美堂出版)など。

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