今まさに旬、買いやすくておいしくなったトマトとなす。
たくさん買ってもしっかり使い切れて、ラクで、抜群においしい。
そんなレシピを過去6年分LEEから厳選。
まずはどんな料理にも使いやすくて
夏の疲れた体にもきく、豚肉と合わせて。
薄切りならではのワザも必見。
トマトの爽やかさが加わった新しい味
トマト肉じゃが
冷凍したトマトを加えると、いつもの料理が甘味と酸味のある奥深い味わいに。 「最後に落としブタを取って味を凝縮させると、よりおいしくなりますよ」(重信さん)
材料・2人分
凍りトマト(下記)……1個
豚こま切れ肉……120g
玉ねぎ……1/2個
じゃがいも……2個
A)
水……300㎖
めんつゆ(3倍濃縮)……大さじ4
サラダ油……小さじ1
●凍りトマトの作り方
(写真上)トマトのヘタとその下にあるかたい芯をぐるりとくりぬく。1個ずつラップに包み、保存袋に入れて空気を抜いて冷凍庫に。約2カ月保存可。
(写真下)使うときは凍ったままでOK。皮をむきたい場合は、流水に当てると皮がはがれてくるので簡単。凍ったまま切ることもできて、炒め物などの加熱調理にすぐ使える。
作り方
- じゃがいもは大きめのひと口大、玉ねぎは1㎝幅くらいのくし形に切る。凍りトマトは8等分のくし形に切る(好みで皮をむく場合は、流水に当てて皮をむいてから切る)。
- フライパンにサラダ油を熱して肉と玉ねぎを強めの中火で炒め、肉の色が変わってきたらじゃがいもを加えて炒め合わせる。
- 凍りトマトを加えてAを注ぎ、アクが出たら取り、落としブタをして中火で5〜6分煮る。
- じゃがいもに火が通ったらフタを取り、上下を返しながら少し煮汁が煮詰まるまで1〜2分煮る。
紹介してくれたのは
重信初江さん
トマト、なす、豚肉など、身近な食材をハッとするアイデアで新鮮な料理に
詳しい内容は2020年LEE8月号(7/7発売)に掲載中です。
撮影/安彦幸枝 木村 拓(東京料理写真) 合田昌弘 鈴木泰介 豊田朋子 福尾美雪
重信初江
料理研究家
少ない材料と手間でできる、アイデアあるレシピがSNSなどで話題に。テレビや雑誌、企業のレシピ制作、料理イベントにもひっぱりだこ。近著に『味つけご飯とおみおつけ』(東京書籍)『冬つまみ』(池田書店)、『おうちで深夜食堂』(共著、小学館)