#stayhome に笑顔を増やす連載始めます!
子どもたちとの時間をいつになく多く過ごす毎日。#stayhome をお互いに気分よく過ごすためにいろいろ試行錯誤なのは、料理研究家の近藤幸子さんも同じ。
そこで「一緒におやつを作ることが、生活のリズム作りになったり、楽しみになったりしています」という近藤さんに、子どもと一緒でも無理なく作れる簡単なおやつやちょっとしたごはんのレシピを教えていただくことにしました。
お子さんと一緒に楽しんで作ってみてくださいね
近藤幸子さんの
一緒に作ろう「おやこおやつ」
#1 いちごのふんわりムース
最近、小麦粉がスーパーから消えてしまったので、粉を使わなくてもできるおやつをご紹介します。気温も高くなってきたので、つるんと涼やかなおやつが嬉しい「いちごのふんわりムース」を作りました。
このムースは、私が子どもの頃から作って食べているレシピで、分量も手順もわかりやすく洗い物も少ないので、子ども達と手軽に楽しめます。
いちごの季節を最後まで楽しむふんわりムース!
材料
・いちご…1パック ヘタを取って300g(足りなければ牛乳を足す)
・さとう…80g
・レモン果汁…大さじ1
・生クリーム…(動物性脂肪 35%ぐらいのもの)1カップ
・ゼラチン…10g
・水…大さじ4
準備
1_イチゴは冷蔵庫に入れて冷やしておく。
2_作りはじめる5分前に、ゼラチンを水で戻す。
3_レモンをしぼる。
4_いちごは洗ってヘタを取り、半分に切る。
1 いちご、砂糖、レモン汁を大きめのボウルに入れて、ハンドブレンダーでピューレにする。
2 水に戻したゼラチンをレンジで30秒あたためて溶かす。熱いうちに1に入れてすぐ5秒まわす。
3 生クリームを入れて30秒まわす。
4 そのまま、冷蔵庫で2時間ほど冷やし固める。カップに分けて冷やしても。
自分で作るといつもよりもっとおいしいね!
point!
*ハンドミキサーを使いましたが、ミキサーでもフードプロセッサーでも。全ての材料をどんどん入れて混ぜていくだけなので、子どもと一緒に作りやすいです。
*ミキサーがない場合は、厚手のビニール袋にイチゴ、レモン果汁、砂糖を入れてよくつぶし、溶かしたゼラチンを入れてよく混ぜ、最後に生クリームを加えて冷やし固めてください。
*いちご以外でも、ブルーベーリーやマンゴーを使うのもオススメです。他の材料はそのままの分量で大丈夫。
*生クリームは「動物性脂肪」のものを選んでください。
子ども達の感想、反応は?
いちごをたっぷり使った、甘酸っぱい味とピンク色のかわいさで、娘たちもお気に入りです。ミキサーを使うのが、いつもと違って刺激的で楽しかったみたいです。
子どもと一緒にチャレンジしてみてくださいね。
次回はどんなおやつのレシピかお楽しみに!
近藤幸子 Sachiko Kondo
料理研究家・管理栄養士
6歳違いの二人の娘の母で、家事や育児に忙しい日々から生み出される工夫の詰まったレシピが大人気。著書に『がんばりすぎないごはん』『丸めないハンバーグ、包まないシュウマイ。』『味が決まる!レシピがいらない中火で8分蒸し』など。