タラとかぶ、じゃがいものチャウダー
タラとじゃがいもの黄金コンビに、かぶも加えてほっくりと。「タラ、玉ねぎ、バターのうま味に、牛乳のコクが加わった濃厚な味わいのスープです」
材料・2〜3人分
生タラ(切り身)……3切れ
かぶ……2個
玉ねぎ……1個
じゃがいも……2個
薄力粉……大さじ2
ディル(あれば。またはパセリのみじん切り)……適量
白ワイン……50㎖
塩……小さじ1
粗びき黒こしょう……適量
オリーブオイル……小さじ2
A)
牛乳……150㎖
バター……大さじ1
作り方
- タラは塩小さじ1/2を振り、約10分おく。水分をキッチンペーパーでふき、3等分に切って薄力粉をまぶす。
- かぶは葉を切り落とし、縦横に2等分に切る。玉ねぎは横半分に切り、繊維に沿って4等分に切る。じゃがいもは6等分に切る。
- 鍋(またはフライパン)を中火で熱してオリーブオイルを入れ、①を入れて表面に焼き色をつける。タラを鍋の端に寄せ、②を加えてかぶが軽く透き通るまで炒める。
- 水300㎖、白ワインを加えて煮立ったらアクを取り、弱火にしてフタをし、約15分煮る。A、塩小さじ1/2、粗びき黒こしょうを加え、煮立つ直前で火を止める。
- 器に盛り、あればざく切りにしたディルをのせ、粗びき黒こしょうを振る。
タラは粉をまぶして焼きつけるのがコツ
タラに粉をまぶして焼きつけると、魚臭さが消えて、香ばしくなる。粉はうま味を閉じ込める役目をし、スープにとろみもつく。
2018年3月号【野菜をしっかり食べるスープ】より
ワタナベマキ
料理家
ケータリングをきっかけに、本、雑誌、広告などで料理を提案するように。デザイナーの夫、中学生の息子との毎日から生まれる実践的、かつ体に優しいレシピが好評。『ワタナベマキの10の定番弁当』 (扶桑社ムック)、『旬菜ごよみ365日 季節の味を愛しむ日々とレシピ』(誠文堂新光社)ほか著書多数。