フライパンひとつでできる肉のごちそう。薄く厚く、好みに切り分けてタレをかければ、肉のおいしさがシンプルに広がります。うちでは週末、ラーメンやチャーハンを作るときも必ず使っていますと栗原はるみさん。
お酒が進む、ごはんが進む
栗原はるみさん家の「フライパンチャーシュー」
「フライパンひとつでできる肉のごちそう。味つけがいいね、とみんなに褒められるのもうれしいです。薄く厚く、好みに切り分けてタレをかければ、肉のおいしさがシンプルに広がります。うちでは週末、ラーメンやチャーハンを作るときも必ず使っています」(栗原はるみさん)
材料・作りやすい分量
豚肩ロース肉(かたまり)……400g
塩……小さじ½
にんにく……1かけ
しょうが……1かけ
サラダ油……少々
A
・しょうゆ……大さじ1
・オイスターソース……大さじ½
・紹興酒……小さじ1
・砂糖……大さじ1
八角……½個
シナモンスティック……½本
作り方
- 豚肉は冷蔵庫から早めに出しておき、半分に切って分量の塩を全体にもみ込み、約10分おく。出てきた水気をペーパータオルでよくふく。
- Aの調味料を混ぜ合わせ、八角、シナモンを加えて香りをつける。
- にんにく、しょうがは皮をむき、叩いてつぶす。
- 深さのある小さなフライパンにサラダ油を熱し、にんにく、しょうが、豚肉を入れて焼きつける。中火で約5分、全面に焼き色をつけて焼いたら弱火にしてフタをし、約8~10分焼く。途中2~3回返しながら焼いて八分どおり火を通し、火を止める。
- 豚肉とにんにく、しょうがを取り出し、出てきた脂をペーパータオルでふく。(2)のタレを入れて火にかけ、煮立ったら豚肉を戻し入れて時々返しながら3~5分、全体にタレをからめながら煮て火を止める。
- 粗熱が取れたら食べやすく切って器に盛り、残ったタレをかける。
作りやすい1回量は豚かたまり肉400g。2つに分けてフライパンに並べると火の通りも早い。
栗原はるみさん
自由な発想の家庭料理とライフスタイルの提案が幅広い年齢層から支持され、TV、書籍等で活躍を続ける料理家。パーソナルマガジン『haru_mi』を中心に、著書発行部数3000万部を超え、一部は海外でも翻訳されて人気。
撮影/竹内章雄 スタイリスト/福泉響子 取材・原文/秋山静江 撮影協力/アワビーズ UTUWA
詳しくは2019年LEE12月号別冊付録(11/7発売)栗原はるみさんの「定番中華」&「ごちそう中華」をご覧下さい。