寒い季節はもちろん、体がちょっと疲れているときも中華の鍋料理やスープに惹かれて作りたくなるという、栗原はるみさん。そんな時は「豆乳鍋」のやさしい味にホッとしてみては?
本日は、栗原はるみさんの「豆乳鍋」のレシピをお届けします。
体がホッとする
栗原はるみさん家の「豆乳鍋」
「豆腐が1丁、スープと豆乳の中でゆらゆらと温まっています。器にすくって好みの薬味や黒酢のタレをかける食べ方は台湾の朝ごはんみたい。疲れた日や飲んだ翌朝もこれならすうっと入るので、私はよく週末に作って食べています。タレをかけると豆腐がちょっとモロモロになり、それを崩しながら飲むように食べる食感が新鮮です。人数に関係なく楽しめるのでぜひ試してみてください」(栗原はるみさん)
材料・2〜4人分
絹ごし豆腐……1丁(350g)
豆乳(無調整)……2カップ
鶏ガラスープ(こちらを参照)……1カップ、←*または顆粒鶏ガラスープ小さじ1を湯1カップに溶いたもの
黒酢のタレ
・干しエビ……20g
・ザーサイ……50g
・黒酢……½カップ
トッピング
・ピータン……1~2個
・ピーナッツ……適量
・香菜、青ねぎ……各適量
・しょうが……適量
・ごま油、ラー油……各適量
作り方
- 黒酢のタレを作る。干しエビは水で戻さずにみじん切りにする。ザーサイはみじん切りにし、塩気が強い場合は水にさらして塩抜きをする。ともに黒酢に加えて、なじませる。
- ピータンは殻をむき、10等分のくし形切りにする。ピーナッツは粗く刻む。香菜は葉先をつむ。青ねぎは小口切り、しょうがは千切りにする。
- 鍋に鶏ガラスープと豆腐を入れて火にかけ、豆腐が十分温まったら豆乳を加える。再び煮立ったら火を止める。
- 熱いうちに器に取り分け、(1)の黒酢のタレをかけ、好みで(2)をトッピングし、ごま油やラー油をかけていただく。
栗原はるみさん
自由な発想の家庭料理とライフスタイルの提案が幅広い年齢層から支持され、TV、書籍等で活躍を続ける料理家。パーソナルマガジン『haru_mi』を中心に、著書発行部数3000万部を超え、一部は海外でも翻訳されて人気。
撮影/竹内章雄 スタイリスト/福泉響子 取材・原文/秋山静江 撮影協力/アワビーズ UTUWA
詳しくは2019年LEE12月号別冊付録(11/7発売)栗原はるみさんの「定番中華」&「ごちそう中華」をご覧下さい。