鶏むね肉と青梗菜の豆乳鍋
準備はラクなのに、素材のよさが存分に生かされ、絶品な「肉1+野菜1」鍋。肉につける下味が鍋全体の味付けのきめて
豆乳は煮立たせると分離してしまうので、ゆるやかに加熱しましょう。青梗菜はまずかたい根元から煮て、葉先はさっと火を通すくらいに。
材料・4人分
鶏むね肉……2枚(500g)
青梗菜……2袋
片栗粉……少々
無調整豆乳……2カップ
A)
しょうゆ……小さじ1
塩……小さじ1/2
B)
水……2カップ
中華スープの素(顆粒)……小さじ1
みそ……大さじ2
みりん……大さじ2
作り方
- 鶏肉は皮を除いて食べやすい大きさにそぎ切りする。Aで下味をつけ、片栗粉をまぶす。青梗菜は長さを半分に切り、根元は4~6等分にくし形に切る。
- 鍋にBを入れて強火にかけ、煮立ったら鶏肉と青梗菜の根元を入れる。再び煮立ったらアクを取り、青梗菜の葉と豆乳を加え、煮立たないくらいの火加減にする。葉が煮えたら火を止める。
2素材でも美味なワケ!
鶏肉に片栗粉をまぶしパサつき防止対策を
淡白な鶏むね肉は下味をつけた後、片栗粉でコーティングすることで、煮てもパサつかず、しっとりした食感に。
シメ 豆乳中華麺
ラー油を垂らしピリ辛をプラス
「鶏むね肉と青梗菜の豆乳鍋」のつゆ2カップ(足りない場合は水を足す)に中華麺2玉を入れ、中火にかける。麺がゆで上がったら火を止め、小口切りにした青ねぎ、白すりごまを振り、ラー油を垂らす。
2018年1月号【「+野菜1」で極上!肉鍋】より
近藤幸子 Sachiko Kondo
料理研究家・管理栄養士
6歳違いの二人の娘の母で、家事や育児に忙しい日々から生み出される工夫の詰まったレシピが大人気。著書に『がんばりすぎないごはん』『丸めないハンバーグ、包まないシュウマイ。』『味が決まる!レシピがいらない中火で8分蒸し』など。