ベトナム風鶏肉の混ぜごはん
根菜が入っていて、歯ごたえも楽しめる混ぜごはん。マリネした鶏肉を、色よくカリッと焼き上げて。 しょうがの刺激とほのかな酸味で、おかわり必至のひと皿です。
材料・4人分
米……2合
鶏もも肉(大)……1枚(300g)
れんこん……150g
しめじ(小)……1パック
えのきだけ……1パック
レモングラス(乾燥・あれば)……10g
しょうが(みじん切り)……1かけ分
米油などくせのない油……大さじ1
粗びき黒こしょう、香菜(ざく切り)……各適量
A)
サラダ油……小さじ2
粗びき黒こしょう……小さじ2/3
ヌクマム(ナンプラーでも代用可)……大さじ1
B)
ヌクマム(ナンプラーでも代用可)、オイスターソース、レモン汁……各大さじ2
作り方
- 米を研ぎ、ザルに上げて水気をしっかりときる。炊飯器に入れ、あれば「かためモード」で炊く(または、通常より水加減を大さじ3減らして炊く)。
- 鶏肉は1.5㎝角に切り、Aの材料をもみ込んで20分ほどおく。れんこんは2㎝長さに切ってから、1㎝角の棒状に切って水に10分ほどさらす。しめじは細かくほぐし、えのきだけは長さを3等分に切ってから細かくほぐす。
- フライパンを熱し、②の鶏肉を皮目を下にして並べ入れる。片面に軽く焦げ目がつくまで中火で焼いたら、米油を加え、水気をきったれんこんとレモングラスを加えて炒める。れんこんが透き通ったら、しょうが、しめじ、えのきだけを加えて炒め合わせ、Bで味つけをする。強火にし、水分を飛ばすようにさらに炒める。
- 炊き上がったごはんをほぐし、熱いうちに③を加えてざっくりと混ぜ合わせる。粗びき黒こしょうをたっぷりと振り、香菜を散らす。
鶏肉の焦げ目は調味料のうち。皮目から入れたら、いじらずにしっかり焼き色をつける
いい焼き色がついたら、ほかの具材を加え、調味料を焼きからめながら水分を飛ばす
【ヘルシー食材 】しょうが
血行を促進し、体を内側から温めてくれるしょうがは、これからの季節に意識して食べたい食材
2018年11月号【ボリューム「炊き込みごはん」とヘルシー「混ぜごはん」】より
植松良枝
料理研究家
野菜をふんだんに使ったレシピで人気。旅好きで、世界各国の料理への造詣も深い。東京・代々木公園の人気ベトナム料理店「ヨヨナム」のメニュー監修も手がけている。著書に、『ホットサラダ』、『ヨヨナムのベトナム料理』(ともに文化出版局)など。