蒸しなすのすだちうどん
なすは「焼き」より「蒸し」のほうが、ふっくらやわらか。手で裂くと食感も増します。しょうがじょうゆとすだちでさっぱりと。夏のおうどんは、口をさっぱりさせつつ食を進めてくれる食材を意識的に組み合わせるのがコツ。
材料・2人分
冷凍うどん……2玉
なす……1本
削り節……適量
すだち……1個
A)
しょうがのすりおろし……少々
しょうゆ……大さじ1
作り方
- なすは半分に切り、蒸し器で10分ほど蒸して(またはラップをして、電子レンジで3分加熱する)、手で食べやすい大きさに裂く。
- うどんは沸騰した湯に入れ、袋の表示よりやや長めにゆでて水で冷やし、水気をしっかりきる。
- 器にうどんを入れ、①、削り節をのせる。合わせたAをかけ、半分に切ったすだちを添える。
うどんはしっかり水きりを
ゆでたうどんは冷水でしめ、キッチンペーパーを入れたザルでしっかり水気を抑える。このひと手間で、おいしさが格段にアップします。
2016年9月号【 のっけるだけで見栄えも味も「絶品麺」 】より
冷水希三子
料理家・フードコーディネーター
季節の食材を活かしたシンプルな料理を心がけ、雑誌、web、広告、テレビなど幅広いジャンルで活躍。著書に『さっと煮サラダ』『スープとパン』(グラフィック社)など。