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LIFE

ヨチヨチ父の育て方

育児の不満、できればはっきり言って!「ヨチヨチ父」にも言い分アリ!緊急座談会

2018.02.18

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「やり方が雑!」「どうしてそういうことするの!?」「なんでこの程度のことができないかなあ?」

LEE3月号のアンケートで、続々とでてきた「ヨチヨチ父」のエピソード。
ママたちにしてみれば、イライラさせられっぱなしの彼らの言動だけれど、やる気はしっかりあるんです。

育児のこと、妻のこと、子どものこと。ヨチヨチ父はどう思っているか、彼らの叫びを聞いてみましょう。

「ヨチヨチ父」座談会参加者

今回お集まりいただいたのは、「妻の評価はわからないが、自己評価で頑張っている」4人のパパ達。頑張っているのだけれど、今日も怒られた、という方もいるそうで?

[左から]
イラストレーター烏山ミライさん(36歳)
妻39歳・息子3歳・結婚13年目
LEEwebでのかわいいイラストが人気。バリバリ働く妻と「協力してやっているつもりです」

フォトグラファー木村文平さん(38歳)
妻39歳・息子2人・娘1人
6歳(3つ子)・結婚12年目子どもはなんと3つ子!「3人が赤ちゃん時代の苦労は、大変すぎて、記憶がほぼ飛んでます」

LEE100人隊No.002まはなさんの夫 村瀬勇樹さん(33歳)
妻33歳・息子10カ月・結婚4年目
平日は妻に育児を任せている分、週末は頑張っている。「オムツ替えのスキルは上がりました」

LEE100人隊No.011おゆうさんの夫 Oさん(33歳)
妻31歳・息子1歳・結婚3年目
苦手だった育児業務は沐浴。しかし、今は一変。「1歳の息子とのお風呂が、何より楽しい!」

ヨチヨチな僕らに必要なのは、具体的な指示、それだけです!

村瀬さん 今、子どもがつかまり立ちの時期なんですが、ちょっと僕が目を離したすきに、転んじゃったんです。そしたら、「なんで見ていないの!」とエライ怒られまして。目を離したの、ホントにホントに、一瞬なんですよ……。

烏山さん 一瞬をすかさずとらえられて攻撃されるの、ありますね。

木村さん ああ、そこはもう耐え忍ぶしかないところ。とにかくね、波風を立てちゃダメです。受け流すつもりで。でも、その際に、絶対に気をつけなければいけないポイントがあります!

Oさん 教えてほしい!

木村さん 受け流していることを、決して相手に感づかせてはいけません! われわれもプライドがありますから、「あえてこっちが大人になって、聞いてあげてるんですよ~」的なものを、つい、匂わせたくなるじゃないですか。それ、絶対やっちゃダメ

烏山さん 勉強になるなあ。僕は、そこのところ、まだまだなんですよ。妻が忙しくていろいろたまり始めると、 “僕がやらないと”って感じの空気を出して、皿洗いとか片付けとか、これ見よがしにしちゃうときがある。でもまあ、2人で仕事をしているので、僕の手が空いているときには、保育園のお迎えから食事、寝かしつけまでをすべて請け負って、彼女がひとりになれる時間をつくろうとは努力していますが。

木村さん それ、すごく大切ですよね。わが家は、「時々は外に出たいだろう」と思って、休みのたびに3つ子を連れて、一家で外に出ていたんです。気分転換してもらってるつもりだったけど、最近、「あれがつらかった。ゆっくりしたかった」と……。

Oさん 後で言われるやつ! 怒ってもいいから、そのときに言ってほしいですよね! 新生児の頃って、2時間ごととかに起きるじゃないですか。僕も一緒に起きていたんですけど、「あなたは明日、会社だし、寝ていいよ」と言われたから、寝てしまったんです。

村瀬さん うわ、やっちゃった!

Oさん そしたら、「ああいうとき、本当に寝るかね!?」と、後になってすごく責められて。

木村さん 「オマエ、真に受けてるんじゃねえよ」と。

Oさん はい、まさに。それから、常に妻の言葉の裏を探るクセがついて。家庭の中なのに心理戦が激しくて消耗します……。

村瀬さん なるほど、荻野さんの家は、心理戦ですか。うちは、ダイレクトにドカンとくるタイプなんで、また違った緊迫感があります。夜泣きの間はできるだけ一緒に起きているので、夜も心休まらず、ゆっくりできるのは、お風呂くらいなのですが、とうとう、「お風呂長すぎ!」と言われて

烏山さん 唯一の息抜きなのに。

村瀬さん 子どもが大きくなると、その分、やることも増えて、妻も大変なのはわかるんですが。

Oさん 子どもってどんどん大きくなるから、悩みも変わっていきますよね。今の悩みは、離乳食作り。一生懸命、ネットで調べて作ったんですが、ちょっと違ってたみたいで、怒られました。

烏山さん 食べ物は難しいですよね。僕、わからなすぎて市販のベビーフードをこっそり買ったことある。でも皆さん、すごく頑張ってますよね。僕、自分は育児も家事もやっているほうだと思っていたけれど、全然でした。すみません、妻に謝りたい……。

木村さん いや、烏山さんも僕らも、みんな一生懸命やってると思いますよ。子育てがすごく大変なのは理解しているし、協力してやっていこうと思っているのは確か。ただ、やり方がわからないときが、やっぱりあるんですよね
――皆さん、妻へのお願いはありますか?
村瀬さん 「少し違っている」くらいなら、あまりきつく言わず、大目に見て任せてほしい……。

烏山さん 僕はもう、何も要求はありません! もっとやります!

Oさん 僕は申し訳ないけど鈍感です。家族なので気を使わず、その場でどんどん言ってほしい。

木村さん あらためて振り返ると、感謝しかないです。これからも、よろしくお願いします!


パパたちにもそれぞれ悩みが・・・。
次回は、「イクメン」としてすでに名高い、料理家コウケンテツさんの経験談&アドバイスをお届けします。

LEE本誌では、「できる父」エピソード&わが家の「ヨチヨチ父」教育法もご紹介中。そちらもチェック!
撮影/梅村 駿 イラストレーション/烏山ミライ 取材・原文/福山雅美
詳しくは2018年2/7発売LEE3月号に掲載しています。

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