子供が生まれると、どんどんカジュアルになっていく服装。パンプスがスニーカーになり、ジャケットがパーカになり……。
おしゃれしたくても、動きやすさや子供に汚されることを考えるとラフ一辺倒になりがちなママに注目してほしいのが、2017年にアメリカで誕生した『ローイング ブレザー』。名前のとおり、ブレザーに特化したブランドです。
ブレザーって、きちんと服の王道って思いますよね? それが全然違ったのです。
ブレザーは本来カジュアルなアイテムだった
ブレザーはもともとボート競技者のためのユニフォーム。ウォーミングアップ前などにパーカを羽織る感覚でブレザーを着ていて、次第にソーシャルな場へも着ていくようになったことがファッションアイテムになったきっかけ。
そういう由来があるので、私たちが思っているほどフォーマルなアイテムではないのです。
デザイナーのジャック・カールソンさんも、もともと全米で銅メダルを獲ったことがあるほどの実力を持ったボート競技選手。オックスフォード大学在学中にボート競技の歴史を振り返る本を執筆していくなかで、ブレザーにも興味が湧き、ヴィンテージブレザーも集めるように。
本を執筆していくなかで、ブレザーにも興味が湧き、ヴィンテージブレザーも集めるように。
そしてブレザーを勉強していくうちに、みんな1枚くらいは持っているアイテムなのに、多くの人はボート競技が起源であることを知らないことに思い至ります。そこでオリジナルがボート競技であることを広めたい気持ちから、ブランドを始めたとのこと。
女性っぽくなりすぎないように作られたレディス
メンズでは大人気のブランドですが、レディスの展開はありませんでした。それが多くの女性からの「レディスがほしい」というラブコールを受けて『ジャーナル スタンダード レサージュ』とのコラボでレディスが実現しました。
今は女性がメンズものを着るのは一般的。Instagramでも女性が『ローイング ブレザー』のメンズを着ている写真が数々アップされていたのもあって、レディスとメンズの中間のシルエットになるように、メンズをベースにサイズダウンの発想で作られているのが特徴です。
しかもオリジナルどおり裏地も肩パッドもなく、スリットも入っていないので、本当にパーカやカーディガンのように気軽に着られます。
サーマルTシャツとダメージデニムのカジュアルコーデに羽織るだけで、きちんとした印象になりますね。
『ジャーナル スタンダード レサージュ』青山店限定でカスタマイズトートも作れます
他にも日常的に使いやすい今治タオルのバスタオルやフェイスタオル、マグカップ、エコバッグもラインナップ。
あしらわれているタグは『ローイング ブレザー』と『ジャーナル スタンダード レサージュ』のアイコンを合体させた今回だけのもの。
ブレザーをはじめとするコラボアイテムは、2月中旬まで開催されている『ジャーナル スタンダード レサージュ』青山店でのポップアップイベントで買うことができます。またこのイベントにはもう一つ目玉が。
好きなワッペンやピンバッジ、バンダナでトートバッグをカスタマイズできるコーナーがあり、お好みのバッグを作ることができます。
きちんと見えなのにカジュアルに着られるブレザーを探しに『ジャーナル スタンダード レサージュ』青山店まで足を運んでください。
『ジャーナルスタンダード レサージュ』のサイトはこちら!
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津島千佳 Tica Tsushima
ライター
1981年香川県生まれ。主にファッションやライフスタイル、インタビュー分野で活動中。夫婦揃って8月1日生まれ。‘15年生まれの息子は空気を読まず8月2日に誕生。