1月30日都内某所で行われた、ブラザーのピータッチキューブ新製品発表会へお邪魔しました。
オフィスがペーパーレス化されて、ラベルライターの需要が落ち込んだかと思いきや、家庭での整理収納ブームの中でスターアイテムとして君臨するのが、このピータッチキューブ! これまでのものも満足の声が高い中で、さらなるバージョンアップが気になります。
ピータッチキューブはこれまでのラベルライターよりもコンパクトで、インテリアに馴染んでスタイリッシュです。ほかのシリーズと決定的に違うのが、「操作はすべてスマホから」というところ。無料のスマホアプリで、簡単にラベルシールを外出先での空いた時間、思いついた時にデザインして、帰宅後ゆっくり印刷できるというところが、忙しい主婦に人気となった要素でもあるのでしょう。
このアプリが秀一で、ピータッチの具体的な活用方法やたくさんのデザインのテンプレートが用意されていて、仕上がりがイメージしやすいのです。従来のラベルライターでは小さな画面と格闘していましたが、文字だけではなく、自由なデザインで作るピータッチキューブだからこそ、スマホの大きな画面で操作できるように開発されたんですね。
と、ここまでは現在発売中のピータッチキューブ PT-P300BT300にも共通のスペックでした。さて、進化のポイントはどんなところなのでしょうか?
コンパクトながらも幅広テープに対応!
今回発表された新生ピータッチキューブはPT- P710BTです。見た目の印象はそのままで、現行のPT- P300BTでは12mmテープまでだったのに対し、新しい機種は24mmテープにも対応しています。でも、大きさはひと回り大きくなった程度。しかも、リチウムイオン電池を搭載しています。PC接続も可能になったので、より大きな画面でラベルを作成することができるのです。
24mmのテープが使えることで、大きな衣装ケースのラベリングやジャムやお菓子など、中身の名前に加えて作った日が2段で入れられたりと、より見やすくてデザインの幅も広がります。
手作りお菓子にこんな素敵なラベリングが出来たら、プロっぽくてママ友の間で注目を浴びそうですね!
その場で撮った写真や動画をすぐにQRコード印刷!
これまでのピータッチにはなかった概念というか…この機能がすごいんです!まず、写真や動画をスマホで撮ります。そして、専用アプリ上からクラウドストレージサービス『Dropbox』へアップし、その写真や動画に紐付くQRコードをシール印刷できるのです。
具体的な使用アイデアとしては、みんなが使う家電の取り扱い説明の画像をQRコードにして、家電の隅に貼り付けておいたり、結婚式の当日その場で撮影したメッセージ動画をQRコードでプチギフトに貼り付ける…なんてことも簡単にできてしまうのです。
お家はもちろん、カフェやヘアサロンでも活用できる
カフェではオリジナルロゴ入りのシールや、サンドウィッチの包み紙にメニュー名をラベリングするなど、おしゃれでオリジナリティを発揮できる使い方がありました。
ヘアサロンでは、業務用シャンプーなどを詰め替えたときのラベリングのほか、ヘアセットの方法を動画で撮って、お客様にQRコードで渡すというサービスも。サロンでのスタイリングを動画を見返して再現できたらうれしいですよね!
アタリ付きお菓子の配布というアイデアも!
発表会の最後にお菓子とコーヒーをいただいたのですが、お菓子についているQRコードを読み取ると…
文具王高畑さんの動画が始まりました!「おめでとうございます!白色と金色が当たりました……」とメッセージが流れてきたのです。これは楽しい!
私が考えた使い方は、子どもたちが集まるパーティーのプチギフトにその日の様子を撮影した動画をQRコードでつけておく方法。参加できなかったママにも楽しい様子が伝わっていいかなと。アタリ付きにしても楽しいし、来てくれてありがとうのメッセージを伝えるのもいい思い出になりそうですよね。
ピータッチキューブ PT- P710BTは2018年2月中旬ごろ発売予定です。購入前でも専用アプリはダウンロードして使うことができますので、まずそこでお試しというのも良さそうです。おしゃれにラベリングして、収納やラッピングを楽しんでみませんか?
上紙夏花 Natsuka Uegami
ライター/ビューティープランナー
1977年、大阪府生まれ。吉本新喜劇の女優を経て、ライターに。現在は化粧品の商品開発やPRを手掛けるほか、ベビーマッサージ講師としても活動している。夫・息子9歳、3歳