先日、ママ友に誘われて、パン教室へ行ってきました。教えてくれるパンはどれも本格的でありながら『こねないパン』など、とにかく簡単なのが評判!
先生は自宅レッスンをされている、一児の母だと聞いて、さらに興味が湧き、自宅で教室を開いた経緯を伺ってきました。
OL時代、趣味だったはずのパン作りが生活の中心に
世田谷でパン教室を開くみのりさんが、パン作りに目覚めたのはOL時代だったそうです。幼い頃から食べる事、料理をする事が大好きで、趣味で始めたパン作りでその奥深さに目覚め、 本格的な技術・知識習得の為、製パン学校に入学。その後、大手ベーカリー、個人店、カフェなど、数々の店で経験を積んできたのだそうです。
「本格的な製法、理論を取り入れつつ、パン屋さんにはない家庭でこそ出来るパン作りの場を提供したいと思って、自宅教室でレッスンを始めました」とみのりさん。
作るパンは毎月替わりますが、テーマは共通していて〝お店のような美味しさを安心安全な食材で手作りする、しかも、なるべく簡単に!〟ということ。
私が参加したレッスンでは『一度もこねない、カンパーニュ』がメインでした。仕上がりは、カンパーニュが名物ですというパン屋さんに負けないくらいの美味しさなのに、工程は簡単で拍子抜けするくらい!
この日はカンパーニュのほかに、パンにベストマッチな野菜たっぷりのヴィーガンスープを習いました。このスープがちょっと特別なのは……上にトッピングされている粉チーズ!
実は〝ヴィーガン粉チーズ〟といって、甘酒やアーモンドプードルなどを使って作ったものなんです。食べてみると確かに粉チーズ。チーズは入ってないのに味がするのはなぜ?って感動しました。
パン教室のほかにも子どものための自然療法も
11歳になるお子さんは幼い頃、喘息や病気にかかりやすかったそうで、自然療法や健康法などについても学ぶ機会があったみのりさん。
「最近ではワークショップの依頼を受けることもあって、不定期ですが〝お母さんのための教室〟も開催しています」
自宅で仕事をするって、子育て中は特に憧れますが、実際にやってみるとどうなのでしょうか?次のページでみのりさんの本音に迫ります!
自宅レッスンなら子どもの予定を優先しやすい
基本的には平日昼間、子どもが学校に行っている間にレッスンを開催しているみのりさん。土日にご主人にお子さんを預けて習い事をしたい主婦の人、会社勤めの人のために週末レッスンをすることも。自宅でレッスンを開催するメリットとデメリットを聞いてみました。
「いちばん大きなメリットは、仕事の日程を決める際に、あらかじめわかっている学校行事ははずして仕事の日程を組むことが可能なこと。自宅仕事なので出張教室などイレギュラーな時以外は、子どもが帰ってくる時に家にいることが出来るのもメリットです。
仕事において苦労している姿も、うれしい瞬間も家族と共有できますし、母が働いている姿を子どもに見せられるというのもよかったと思います」とみのりさん。ほかにも、子連れレッスン希望などの要望に応えやすいことや、移動時間が0で荷物を持ち運ぶ必要がないことなども挙げられます。
反対にデメリットはどんなことなのでしょうか?
「自宅仕事なので仕事とプライペートの境目が難しく、常に仕事のことを考えてしまいON/OFFの切り替えが難しいことです。
夫から、合間に家事をすることが可能だと思われることですね。実際には仕事中は家事はできませんので。13年経ったいまは理解してくれています」
あたりまえかもしれませんが、自宅での開催は家族の理解なしでは成り立たないようですね。個人での集客の大変さなどもあるかと思いますが、みのりさんのレッスンはいつもほぼ満席!
自分の伝えたいことをパン作りを通して、世の女性に広めるみのりさんの姿は、まぶしいくらい輝いています。周りの人を笑顔にする〝パンの輪〟がどんどん広がりそうですね。
今回はOLから自宅レッスンをする、パン教室講師に転身したみのりさんをご紹介しました。
Reve パン教室→http://www003.upp.so-net.ne.jp/Reve/
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上紙夏花 Natsuka Uegami
ライター/ビューティープランナー
1977年、大阪府生まれ。吉本新喜劇の女優を経て、ライターに。現在は化粧品の商品開発やPRを手掛けるほか、ベビーマッサージ講師としても活動している。夫・息子9歳、3歳