マンネリになりがちな夏休みのお昼ごはんに、ネタ切れ気味なママ友との食事会に。LEE8月号の料理特集は、リピート確実の真夏の極うま麺をお届けします！
最初のレシピを教えてくれるのは、料理家、コウケンテツさん。

「うどんって、僕の好みですけど、やっぱり和の味がおいしい。ということは、意外とメニューの幅が狭くなっちゃうということでもあるのかなと。
とはいえ、夏休みのごはんが毎日『かけ』か『ぶっかけ』だとつらいので、和をメインに、あまり飛躍せず、中華、アジアまでの範囲でご紹介します」

しっかり食べて暑さを吹き飛ばす「がっつり肉麺」、おつかれ気味でもさらっといけちゃう「あっさり肉麺」から、それぞれ1レシピずつどうぞ！

がっつり肉麺
豚肉、なす、赤ピーマンのしょうが焼きうどん

みんな大好きしょうが焼きは、うどんにのっけてもおいしい！「夏野菜もこのタレによく合います。目玉焼きもマストですよ」

材料・2人分

• 豚バラ薄切り肉……150g
• なす……2本
• 赤ピーマン……1個
• 卵……2個
• 冷凍うどん……2玉
• A
  • 玉ねぎのすりおろし……1/4個分
  • しょうがのすりおろし……1かけ分
  • しょうゆ、みりん、酒……各大さじ2
  • 砂糖……小さじ1
• しょうがのすりおろし……1かけ分
• 塩……少々
• サラダ油……適量

作り方

1. うどんはさっとゆでてザルに上げる。豚肉は食べやすい大きさに切る。なすはヘタを切って縦に薄切りにする。赤ピーマンはヘタと種を取って、縦4 等分に切る。
2. フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、卵を割り入れて目玉焼きを焼いて取り出す。
3. 続けてなす、赤ピーマンを入れて、両面をこんがり焼いて塩を振って取り出す。続けて豚肉を焼き、色が変わったら油をさっとふいて、混ぜ合わせたAを加えて全体にからめる。
4. うどんを器に盛って、野菜と肉をのせてフライパンに残ったタレをかける。目玉焼きをのせ、しょうがを添える。

甘辛ダレを豚肉によくからめて
すりおろした玉ねぎでやさしい甘味を加えたしょうが焼きのタレを、豚肉によくからめて。ごはんが進む味＝うどんも進む味です

あっさり肉麺
豚肉とゴーヤーの和風サラダうどん

「ほろ苦さがおいしいゴーヤーを、しょうゆベースの和風ドレッシングで。マヨネーズを添えると、苦味がやわらいでより食べやすくなります」

材料・2人分

豚しゃぶしゃぶ用肉……150g
• ゴーヤー……1/2本
• 玉ねぎ……1/4個
• 黄パプリカ……1/2個
• 削り節……適量
• 冷凍うどん…… 2玉
• A
  • オリーブオイル……大さじ2
  • しょうゆ、酢……各大さじ2と1/2
  • 砂糖、練りわさび……各大さじ1/2
• マヨネーズ……適量

作り方

1. ゴーヤーはワタと種を取って薄切りにし、塩少々（分量外）を振って5 分ほどおいて絞る。玉ねぎは薄切りにして、水に5 分ほどさらして絞る。パプリカは縦薄切りにする。
2. うどんはさっとゆでてザルに上げ、流水で洗って水気をきる。続けて豚肉を広げてさっとゆで、冷水にとって水気をふく。
3. ボウルに豚肉、野菜、うどんを入れて、混ぜ合わせたAを加えて和える。
4. 器に③を盛って、削り節をのせ、マヨネーズを添える。混ぜていただく。

うどんをしっかり和えて味をなじませて
うどんは、上に具をのせるだけだと味がよくからまないので、具と合わせて、ドレッシングでしっかりと和えておく

次回はマンネリ打破！ママ料理家のご自慢焼きそばをお届けします。

撮影／松村隆史　スタイリスト／朴 玲愛　取材・原文／福山雅美　本誌編集部
詳しくは2017年7/7発売LEE8月号に掲載しています。　[最新号] 試し読み・定期購読はこちら