老化防止効果が期待できるトマトのリコピンは、生のトマトよりもトマト加工品のほうが効率良く摂取できるとか。

調理しなくてもいつでもどこでも摂取できるトマト加工品といえばトマトジュースですが、このトマトジュースを料理に使えたら便利そうですよね！　そこで、トマトジュースを販売しているカゴメとキッコーマン飲料に、トマトジュースを使ったおすすめレシピを教えてもらいました。

今回使ったトマトジュースはこちら。「カゴメトマトジュース 食塩無添加」と「デルモンテ リコピンリッチ トマト飲料」です。

ちなみに、先にお伝えしておきますが、実は私、トマトジュースをそのまま飲むのは苦手です（笑）。それもあって、手軽に栄養を摂れるトマトジュースを何とか美味しく飲めないものか…と考えていました。

濃厚なトマトジュースを使った簡単トマトソースパスタ

まず「デルモンテ リコピンリッチ トマト飲料」を使ったパスタをご紹介します。このトマト飲料、リコピンリッチというだけあって、とにかく濃厚。もはや飲み物というよりスープのようです。これは料理に使いやすそう！

＜リコピンリッチトマトパスタ＞

●材料（１人分）

スパゲッティ（乾麺）　80g

鶏もも肉　80g

玉ねぎ　50g

グリーンアスパラガス　20g

にんにく　5g

オリーブオイル　10g

デルモンテリコピンリッチトマト飲料　150g

みりん　20g

塩　1.5g

黒こしょう（あらびき）　適量

●作り方

１：鶏もも肉はひと口大に切り、塩（分量外）で下味をつけておく

２：玉ねぎは薄切りに、グリーンアスパラガスは斜め切り、にんにくは薄切りにする

３：スパゲッティは塩（湯に対して1%）を加えた湯でゆでる

４：フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて弱火にかけ、香りが出てきたら、鶏肉を皮目を下にして入れ、両面を焼く

５：玉ねぎ、グリーンアスパラガスを加えて炒め合わせる

６：トマト飲料、みりん、塩を加えて煮立たせ、５分程度煮る

７：ゆでたスパゲッティを加え、手早くあえてお皿に盛り、黒こしょうをふる

トマト飲料で具材を煮るだけでトマトソースのパスタが出来上がり！ホールトマトなどを使うより手軽ですし、このレシピなら、野菜もお肉も入っていて、この１皿でも十分満足できました。

この「デルモンテ リコピンリッチ トマト飲料」は、温めればそのままスープのように飲むことができます。おろししょうがを入れてレンジで加熱し、オリーブオイル、塩こしょうを入れれば、体の温まるホットスープに。夏は意外と体が冷えるので、冷え予防に良さそうです。

※レシピ提供：キッコーマン

朝食にぴったり、野菜たっぷりのトマトスープ

次は、キャベツと玉ねぎ、卵がたっぷり入ったスープをご紹介します。栄養も摂れて、満足感も高く、朝食にぴったりです。

＜卵とじ野菜スープ＞

●材料（４人分）

玉ねぎ　1/4個

キャベツ　2枚

卵　２個

バター　大さじ１

カゴメトマトジュース　１と1/2カップ

スープ（水＋固形スープの素１個）　１と1/2カップ

塩　小さじ1/2

こしょう　少々

粉チーズ　小さじ２

●作り方

１：玉ねぎは薄切り、キャベツは１cm幅に切る

２：鍋にバターを溶かし、玉ねぎを炒め、しんなりしたらキャベツを入れてさらに炒める

３：スープを加えて３～４分煮、トマトジュースを加える。沸騰したら塩・こしょうで味を整える

４：溶き卵をまわし入れてひと煮し、器に盛り粉チーズをふる

これなら時間がない時もすぐに作れます。このスープとトーストやおにぎりがあれば、それだけでバランスのいい朝食になりそうですね。なお、上のレシピは食塩入りのトマトジュースを使った分量なので、食塩不使用のトマトジュースを使う時には、もう少し塩を多めに入れるなど、自分好みにアレンジしましょう。

最後にもう１つ、超簡単のトマトジュースアレンジをご紹介します。トマトジュースが苦手な私でも美味しく飲めたのが、トマトジュースを同量のオレンジジュースで割るというアレンジ。甘いのがお好みの方なら、オレンジをやや多めにしてもいいかもしれません。

＜トマト×オレンジジュース＞

※レシピ提供：カゴメ

これからの暑い夏、トマトでリコピンやビタミンをたっぷり摂って、元気に乗り切りましょう。