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LIFE

藤原千秋

キラーワードは「あぶら身」!アラフォーママの運動、どうしてる?

  • 藤原千秋

2017.06.28

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ジムへのお布施は止めたものの

1年半ほど籍を置いていたジムを4月いっぱいで退会し、早3か月弱が経過しました。じつは、退会前すでに「ほぼ、お布施を支払い状態」に陥っていたジムは致し方ないとして、末っ子の就学と同時に「保育園への送り迎え(2往復、計4Km)」がなくなった私の運動量は4月以降、激減。たいへんまずい状態になっていました。

ほぼほぼ正確なiPhoneによる計測。

ほぼほぼ正確なiPhoneによる計測。

それでなくても私の仕事は職業ライター、基本的にデスクワーク。〆切の重なる繁忙期は「座りッパ」です。自宅事務所ですから朝、子どもたちを仕事机から見送り、子どもたちが三三五五帰宅したとき「朝と同じ状態だね……」と言われるありようが身体に良いわけありません。

果たしてどうしたものか。

そんなこんなの先日、私の積ん読コレクションの一角のワードが不意に目に飛び込んで来ました。「あぶら身」。……サクッと音立てて射抜かれた私。「あぶら身」……あ、「あぶら身」?!

『あぶら身がすっきり取れるきくち体操』 (角川マガジンズ)

『あぶら身がすっきり取れるきくち体操』 (菊池 和子 監修/¥994/角川マガジンズ)

この書物、ブタの妖精「あぶらみちゃん」と、自称痩せてるのにあちこちたるんでいる女性「あたしちゃん」のかけあいで進んでいくコミックエッセイで「きくち体操」なる体操術が提示されていくのですが、いちいちこのブタの妖精「あぶらみちゃん」の指摘が痛い。

 

「その体でこれからも生きていくんでしょう?」

「あなたのこのあぶら身はね… 命をはぐくむ筋肉が育ってない証拠なのよ!」

「そうよ ギットギトのあぶら身よ」

ギットギトの……。

そういえば、子どもと一緒に最後に「プール」に行ったのは、私、第二子がおなかにいた夏(なんと2006年)が最後。水着なんてもう恐ろしくて着れません。ラッシュガードがあれば良いとか言っているレベルではない。なぜかといえば……。

「はみ出る背中の肉!!」

「二の腕のブルブル!!」

「おなかのたるみ!!」

「おしりのセルライト!!」

「ヒザの内側!!」

「このあぶら身の状態だと 肩こり… 頭痛… それに生理痛もあるでしょうね」

 

あぶらみちゃん、もうやめて!! 私のライフはもうゼロよ!!

心の中で叫びながら読み進めつつ、「こりゃーただ読んで“刺さるー!”とか言ってる場合じゃないな……」と深刻に受け止めた私。

実際問題、子育てだの仕事だの家事だのにめいっぱい時間とパワーを割いている(割かれている)「ママ」である私たちの、「自分のための運動」って、送迎や何やらの強制力のないところで一体どれほど可能なんだろうか? とも考え込んでしまったのです。

まあ、考え込んでいるヒマがあったら、ちょっと足首でも回しておけというのが書物の趣旨なんですけれども!!

公言&有言実行。始めたばかりの私の「きくち体操」で、私のあぶら身がどう変容していくか。あまりにも難なので写真掲載はしませんが、時折ご報告していきたいと思います。

 

※「私はこんな運動してます!」「おすすめ!」など、ありましたら、ぜひメールくださいませ! 藤原と一緒に「きくち体操」を実行してみるという方も、いらっしゃったらお声がけください!

 

 

 

 

藤原千秋 Chiaki Fujiwara

住宅アドバイザー・コラムニスト

掃除、暮らしまわりの記事を執筆。企業のアドバイザー、広告などにも携わる。3女の母。著監修書に『この一冊ですべてがわかる! 家事のきほん新事典』(朝日新聞出版)など多数。LEEweb「暮らしのヒント」でも育児や趣味のコラムを公開。

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