辺見えみりさんと考えるトレンド季節連載、7月号にてクローズアップするのは、ピアスやイヤリングといった「ボリュームアクセ」。
薄着の季節だからこそ、顔まわりに華やかさをひとさじ加えてくれる、大胆なアイテムが映えるもの。夏スタイルの印象が変わる使いこなしをお届けします。
同色異素材ピアス × ワントーンコーデ
色はまとめつつ、透けるピアスで抜け感を。髪になじませるのも気分
「ベージュ~茶系のコーディネートは、今季も変わらず好き。身につけるだけで清潔感や女っぽさなど、私たち世代に必要な要素がすべてそろうと思うから。耳元までブラウンで統一するときは、重たくならないよう、透明感のあるプラスチック素材のピアスをセレクト。シックな雰囲気を保ちながらも、軽さが出て、スタイリングがぐっと夏っぽくなるんです。髪の毛になじむ色だと、ボリュームのあるものでも悪目立ちしないのがいいところ」
ピアスはレイチェル コーミー、バングルはインポート、カーディガン、リブセットアップはプラージュ。
最近お気に入りのピアスブランドは遊び心あふれる「レイチェル コーミー」
「デヴィッド・ボウイなどの舞台衣装を手がけた気鋭のデザイナー、レイチェル コーミーのピアスは、レトロ感のあるパーツを組み合わせたユニークなデザインが特徴。一点物も多く、プラージュでもすぐ売れてしまう人気者です」 (右から)丸パーツピアス¥14000・三角ピアス¥18000/プラージュ 代官山店(レイチェル コーミー) 白フープは辺見さん私物
個性派イヤリング × ジャケット
主張のあるデザインにかっちり服を合わせ、大人の余裕を漂わせたい
「ゴールドのフリンジがたっぷりとあしらわれたインパクトのあるイヤリングは、ヴィンテージパーツを使ったデザインが人気のザ・ダラスのプラージュ別注アイテム。デザイナーさんがプラージュのブランドイメージを表現してくださったもので、トレンドのアフリカンテイストを取り入れつつ、女性らしい繊細さも感じさせるたたずまいがとても気に入っています。例えば、かちっとしたノーカラージャケットも、目を引くイヤリングで少し崩すことで、肩の力が抜けた自分らしい着こなしに」
ジャケットはジェーンスミス、オールインワンはプラージュ。
黒フリンジピアス × カットソーワンピ
カジュアルな服を黒で引き締め。揺れるビーズでニュアンスもオン
「年を重ねるほど、カジュアルなアイテムは、素敵に着こなすのが難しくなりますよね。そんなときこそ、アクセサリーの力を借りるのが正解。イエローのカットソー素材のワンピースは、そのままだとラフかつ子供っぽくなってしまうので、耳元にピリッと辛口のブラックをさして。ビーズをつないだフリンジ状だから、揺れて大人っぽい余韻もプラスできます。引き締めカラーの黒ピアスは、ロゴTなどを大人っぽく見せるのにも有効」
ピアスはR.ALAGAN、ワンピースはエムエムアタッチメント。
耳元で印象自在。夏こそ大胆なアイテムを選んで!
撮影/YUJI TAKEUCH(I BALLPARK) 魚地武大(物) ヘア/masato(marr) メイク/早坂香須子(W)スタイリング協力/高橋美帆 取材・原文/栗田瑞穂
※商品の価格は本体価格(税抜き:2017年6/7発売LEE7月号現在)で表示しています。
※クレジットのない商品はすべて本人私物で、現在購入できないものも含まれています。
詳しくは2017年6/7発売LEE7月号に掲載しています。 [最新号] 試し読み・定期購読はこちら
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