薄着の季節ほど重要になるのが、おしゃれ鮮度を瞬時に上げてくれるアクセサリーの存在。
辺見えみりさんと考えるトレンド季節連載、vol.2の今回は、えみりさんの夏スタイルに欠かせない、大ぶりピアス&イヤリングの使いこなし術にクローズアップ!この夏は耳元から印象をチェンジしてみて。
以前は“いい女風”に仕上げてくれる華奢なゴールドのフープピアスが好きで、毎日のようにつけていたことも。でも、ここ一年くらいは、どこかゆるめたり、ハズすおしゃれがマイブームに。
昔から耳元のアクセサリーは私のファッションに欠かせない要素のひとつでしたが、特にこの夏は、よりボリューム感のあるものや、色がきいたパンチのあるデザインのピアスを合わせることで、シンプルな着こなしに変化をつけることに凝っています。
派手な色や柄の服をいきなり取り入れるのはハードルが高いけれど、分量が少ないアクセサリーなら、ちょっと大胆なものにもトライしやすい。特に夏場はTシャツやノースリーブをトップスにしたワンツーコーデが増えるから、少し強めのピアスやイヤリングで、華やぎやリズムを加えてあげるくらいがちょうどいいと思うんです。
思い返せば、私がまだ幼かった頃、母はいつも大ぶりのイヤリングをつけていた記憶が。私がレトロなボリュームアクセサリーに惹かれるのは、もしかしたらそんな母からの影響もあるのかもしれません。
今季は、ヴィンテージ調や変わり素材のボリューム系が気分
4・9 樹脂素材の50’s風ピアス「ヴィンテージ風パーツを使い、おもちゃのような可愛らしさを持つプラスチックピアス。コーディネートのハズしに最適です。4はSTキャット、9はレイチェル コーミー」
6・7・8 ゴールドの大ボリューム系「以前は細いフープを愛用していましたが、今年はゴールドなら大きめ一択。8 はファヤンドラダのもの」6 太フープピアス¥14000(ローラ ロンバルディ)・7 プレート
1・6 デッドストックのヴィンテージピアス「パリで数年前に見つけたゴールドとシルバーの揺れピアス。私のヴィンテージ好きは、このアクセサリーとの出会いから始まりました」
2・3 レザーやウッドなど変わり素材のもの「ヘチゾーのレザーフリンジ(2)は、引き締め色のブラックだから、主役としてもコーデの甘さの調整役としても重宝。レトロ感漂うウッドのリング状ピアス(3)は、’80年代をベースにしたデザインが充実するグーセンス パリのもの」
シルバーピアス × 肌見せトップス
ゴールドより女っぽさ控えめ。曲線デザインなら上品に
「ノースリーブなど肌の露出が多いトップスにゴールドのアクセサリーを合わせると、ちょっぴりフェミニンすぎる気がして。そんなときは、甘さを引き算してくれるシルバーのアクセサリーで、ほどよい女らしさに調整を。このピアスは、ヴィンテージならではの味わいとエレガントな丸みのあるデザインが魅力。シルバーアクセというとハードなイメージを持たれがちですが、これなら大人でも楽しめます」
バングルはインポート、トップスはプラージュ、スカートはミュラー オブ ヨシオクボ。
撮影/YUJI TAKEUCH(I BALLPARK) 魚地武大(物) ヘア/masato(marr) メイク/早坂香須子(W) スタイリング協力/高橋美帆 取材・原文/栗田瑞穂
※商品の価格は本体価格(税抜き:2017年6/7発売LEE7月号現在)で表示しています。
※クレジットのない商品はすべて本人私物で、現在購入できないものも含まれています。
詳しくは2017年6/7発売LEE7月号に掲載しています。 [最新号] 試し読み・定期購読はこちら
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