本日発売のLEE7月号。
編集部スタッフぷーすけ氏が入社以来もっとも忙しかったという(魔の)2ヶ月を経て完成した渾身の特集、「『感動の食パン』2017」が掲載されています。
ページ数を確認するとなんと40ページ。単行本がまるごと女性誌の中に入ってしまいました、的な域。雑誌を買ったら中に書籍が入っていたよというお得感。
そんな感動も味わえる、7月号です。
さて、今日の「暮らしのヒント」では、そんな感動特集内でも紹介されている、“わんぱくサンド”の話題を。
器大好き、食べることも好き。料理も嫌いではないけれど、手先が不器用で、作る料理の見てくれが悪くなってしまうのが小悩みの一つの自分。
他人様に見せたり、振舞えるようなメニューなど、作れるはずもなく。
インスタ映えする見目麗しい料理がもてはやされる昨今、さらに料理への苦手意識を持ちつつありましたが、
切り口が美しいフォトジェニックなサンドイッチ、わんぱくサンドが簡単に作れるようになる講習イベントがあるとのことで、恐る恐る足を運んできました。
わんぱくサンド作りに挑戦!!
向かった先は、「アフターヌーンティー・リビング」のイベント。
わんぱくサンドとは、先程の感動食パン特集でも紹介されている話題のサンドイッチ。
断面の美しさが特徴的で、昨年頃からSNS界隈でブームとなっているそうです。
(※LEEの感動食パン特集では、料理家の渡辺麻紀さんによるおしゃれわんぱくサンド4種類のレシピが紹介されています)
「アフターヌーンティー・リビング」のイベントでは、料理研究家の寺田真二郎さんが「シーザーサラダのわんぱくサンド」の作り方をレクチャーしてくださいました。
そのレシピと、作ってみた感想をお伝えしていきます。
シーザーサラダのわんぱくサンド(1個分)
◆材料
グリーンリーフ約1枚半(手でちぎる)
パプリカ大(黄)約1/5個(細切り)
にんじん約1/4本(細切り)
紫キャベツ10g(千切り)
卵1個
アボカド1/4個(5mm幅にスライス)
トマトスライス(5mm幅にスライス)2枚
パストラミビーフまたはハム20g
ライ麦食パン(6枚切り)2枚
ラップ
A:塩小さじ1/8、米酢小さじ1/2
B:クリームチーズ大さじ1(20g)、マヨネーズ大さじ1と1/2(20g)、
にんにくすりおろし小さじ1/8(0.5g)、砂糖小さじ1/8(0.5g)、黒こしょう少々
■作り方
<材料の準備>
1.にんじんとパプリカを細切りにし、サッと水洗いをしたらボウルにいれて、Aの調味料を加えて和えたら15分ほど置き、絞って水気をしっかりととる。
2.フライパンにサラダ油を少量(分量外)入れて弱火で熱し、卵を割りいれ、塩、黒こしょう少々をふって、両面焼きの目玉焼きを作る。
3.ボウルにBを混ぜ、ソースを作る。
<いよいよ本番! わんぱくサンドの仕上げ>
4.パン2枚の片面に3のソースを塗ります。
5. 食パン4~5枚分ほどの大きさに切ったラップを2枚用意します。ラップ1枚の上にパン1枚を乗せ、具材をこんもりと乗せていき、もう1枚のパンで挟みます。
上にもう1枚ラップをかぶせます。
6.ラップで全体をきつめに何重にも包んだら、ラップごとナイフでカットして完成。
最後は、包帯でぐるぐる巻きにするような感覚で、強めに巻きました。
中身は大丈夫だろうか? 潰れて悲惨なことに……? ひょっとしたら今回撮影は無理かも……?
と、断面を見るのが怖かったのですが、自分でも驚くほどよい感じに仕上がっていました。
おそらく、潰れて困るような中身を入れないように計算されたレシピなのだと思われます。
そして味もよい! 人にドヤ顔でふるまえること間違いなしの、おしゃれカフェ風味です。
不器用でも見た目よし、味よし、のサンド作りに成功した秘訣をおさらいしますと、
1:はさむ野菜の下味は薄めなので、パンに塗るソースは可能な限りたっぷりめに。
2:具材はとにかく多めに。
の2つだったように思います。
レシピを見ながら材料を用意するのが面倒という方は、気軽に手に入る野菜や、卵、ハムなどをカラフルになるよう意識しながら刻んだりして用意し、寺田さんオススメの調味料の配合(A、B)でトライしてもうまくいくかもしれません。
ボリューミーな野菜を、おいしくいただけるありがたいレシピでした。
※ちなみに、LEE7月号掲載のわんぱくサンドは、挟む具材に下味をつけずに、食べる時に味付けをするレシピ。
それぞれの先生の作り方を試して、好みの味や作り方を見つけるのもよいですね!
こちらもフォトジェニック! アフターヌーンティーのエプロンを試着
ちなみに、この日はアフターヌーンティーとABCクッキングスタジオのコラボエプロンの新作披露もあり、可愛らしいエプロンを試着させていただきました。
普段は麻素材の黒、ベージュの地味目なエプロンを使用している私ですが、色とりどりのエプロンを前に、気分が高揚。
カラフルなエプロンをまとって、フォトジェニックなわんぱくサンドを作る……色鮮やかで、印象に残る体験でした。
きれい色や、柄物のエプロンもお迎えして、その日の気分で選べるようにしておけば、「今日は料理を休みたい」的な低い家事テンションも吹っ飛ばすことができるかもしれません。
※アフタヌーンティー・リビング店舗のほか、アフタヌーンティーオンラインショップ、オンラインストアABCクッキングマーケットにて販売。
カラフルなサンド&エプロン、気になった方はぜひ参考にしてみてください。
高見澤恵美 Emi Takamizawa
LEEwebエディター・ライター
1978年、埼玉県生まれ。女性誌を中心に女性の性質や人間関係の悩みに迫り、有名無名千人超を取材。関心あるキーワードは「育児」「健康」「DIY」「観劇」など。家族は夫と4歳の息子。