ゴールデンウィーク直前に、山梨市にあるキャンプ場を探して出かけた我が家。前編では、キャンプの様子をお伝えしました。今回は、キャンプ2日目のハイキングの様子をレポートします。
森林セラピー基地にも認定されている西沢渓谷
笛吹川の源流部にある西沢渓谷は、「日本の滝百選」にも選ばれた名瀑・七ツ釜五段の滝のほか、いくつもの滝があり、清流を眺めながらマイナスイオンをたっぷり浴びて山歩きを楽しめます。癒し効果が期待できる森林セラピー基地にも認定されていそうです。
子連れなら、途中の二俣吊り橋までがちょうどいい
西沢渓谷のハイキングコースは10kmほどあり、大人の足で1周約3時間半~4時間ほどかかります。そこで、キャンプ場の方からのアドバイスにより、途中の二俣吊り橋まで歩くことにしました。ここまでなら、ゆっくり歩いても片道1時間もかかりません。
清流に手を浸したり、きれいなツツジを見たり
歩き始めてすぐ、河原に下りられるポイントがあったので、下りて行って手を浸してみました。冷たい! やっぱりまだこの時期は冷たかったです。
でも、見てください、この透明度。山から流れ出てきたばかりの川の水は、ほんとにきれいです。夏だったら靴を脱いで足を浸してみたい!
ハイキングコースのところどころに、ピンクの花がたくさん咲いていました。偶然通りかかった地元の方に聞いてみると「ミツバツツジ」というそうです。山の中に多いとか。
途中から道幅が狭くなり、上り下りが少しあったので、手をつないでゆっくり歩いていきました。そうこうしているうちに、吊り橋に到着。
幅1mほどの吊り橋を渡るドキドキ体験
吊り橋と聞いて、高いところが苦手な私は「渡れるかなあ…」と心配していましたが、着いてみると、やっぱりちょっと怖かった…。
山歩きが好きなのに、高いところが苦手なんです。でも、比較的しっかりとした吊り橋だったので、がんばって渡りました。
4歳児は、わりとすいすい歩いていました。私以外の登山者の方も、みんな真ん中で止まって写真を撮るくらいの余裕がある人がほとんどでした。つまり、怖がっているのは私だけ…。
吊り橋を渡ったところで少し休んで、また吊り橋を渡って戻りました。
車で約15分、公共浴場「笛吹の湯」へ
西沢渓谷ハイキングから戻り、すでにテントは片付けてあったので、そのまま車に乗り、少し山を下ったところにある「みとみ 笛吹の湯」へ。こちらは、どちらかというと地元の人が多く訪れる温泉のようで、連休中のこの日も、それほど混み合っていませんでした。しかも510円というお手頃価格。穴場と言えるかもしれません。
熱すぎないちょうどいい湯加減で、ゆっくり入ることができました。
帰りには、「道の駅みとみ」で、信玄餅クレープアイスを食べて帰りました。最近山梨に行った時にはこれです。
相馬由子 Yuko Soma
ライター
1976年、埼玉県生まれ。夫と7歳の娘との3人暮らし。編集プロダクション、広告系出版社を経て独立。ウェブ、雑誌、書籍などで編集、執筆を手がける。最近では、子育て、アウトドア、旅、食などのテーマを担当することが多い。合同会社ディライトフル代表。