最近、各地の自治体で実施されている「オーブンガーデン」をご存知ですか?
個人宅や店舗の庭を、その期間中に一般公開するイベントで、イギリスから広まってきたとか。さいたま市でも先日見沼区で開催されていたので、行ってきました。
個人宅だけでなく、花農家やショップも参加
さいたま市見沼区は、全国的に見てもお花や植木の栽培が盛んな地域として知られています。この日は見沼区内の19の個人宅やお店、公園の花壇などがオーブンガーデンの対象となっていました。また、お花を栽培している農家さんのハウスの中を公開するイベントも同時に行われていました。
今回お邪魔したのは、先日、とあるお仕事で取材させていただいた菓子工房まーぶるさんのお庭。
こちらは、お店の隣にお庭があり、季節ごとのお花が植えられています。今回お邪魔してみると、菜の花がたくさん咲いていました。
ブロッコリー、ほうれん草など野菜のお花も
ご主人の松林さんに伺ったところ、今回は野菜の花をメインにしたとか。遠くから見ると同じ菜の花に見えましたが、ブロッコリーやほうれん草、小松菜など、色や形も少しずつ違う様々な野菜のお花が咲いていました。野菜の花がこんなにきれいだなんて驚きです。
野菜は通常、花が咲く前に収穫されてしまいますが、そのまま置いておくと花が咲くのだそうです。初めて知りました!
野菜は花が咲いた後でも食べられるそうで、オープンガーデンが終わったら食べるとおっしゃっていました。花も楽しんで、その後食べられるなんて、無駄がない!
そのほかにも、パンジーや芝桜などの季節のお花やミントなどのハーブも植えられていました。ハーブはケーキに使うものもあるそう。
庭のあちこちには、動物のオブジェなども置かれていたりして、庭の楽しみ方の参考にもなります。
植木農家さんでは植木やお花を買うこともできる
この日にもう1軒伺ったのは、ハナミズキを中心に植木を生産する石井実生園さん。広大な園内にはハナミズキ以外にも、ハンカチノキなど、さまざまな植木が植えられていています。しかも、こちらでは植木や花の鉢植えの販売も行われていました。
私も花の鉢植えを購入。通称「アッツ桜」と呼ばれる、可憐な花を咲かせる「ロードヒポキシス」のピンクと白を買って、ベランダの植木鉢に植えました。鉢植え1つでも、植物を育てるのは楽しいものですね。
外で過ごすのに気持ちいい季節。色んなお宅のお庭を見せていただくのは楽しいものです。さいたま市見沼区では、5/13(土)14(日)も、オープンガーデンが行われる予定だそう。参加するお宅が4月とは変わるので、さいたま市のホームページでご確認の上、お近くの方は出かけてみてはいかがでしょうか?
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相馬由子 Yuko Soma
ライター
1976年、埼玉県生まれ。夫と7歳の娘との3人暮らし。編集プロダクション、広告系出版社を経て独立。ウェブ、雑誌、書籍などで編集、執筆を手がける。最近では、子育て、アウトドア、旅、食などのテーマを担当することが多い。合同会社ディライトフル代表。