FASHION

夏までにスカーフ達人になる!

室井由美子さんの"大人シック"なスカーフの選び方

2017.04.12

この記事をクリップする

着こなしの仕上げに、いつもの服を一気に華やかに見せてくれる主役小物といえばスカーフ!
その半面、自分に似合う柄や巻き方がわからない……という声も。LEE本誌ではもちろん、私服でもスカーフ使いが評判のスタイリスト、室井由美子さん&上村若菜さんのお2人に、初心者でも簡単な選び方&巻き方を教わりました!

まずは、大人シックな格上げワザの達人、室井由美子さんから、長く使えるスカーフの選び方をご紹介します。

 

スタイリスト室井由美子さんの選び方&使い方

「似合うスカーフがわからないという人は、お気に入りのセレクトショップで買うのがおすすめ。流行のブランドが把握できるうえ、ある程度選択肢が絞られているので選びやすいはず。着こなしを格上げしたいなら、ぜひシルク素材を。なめらかで抜群に巻きやすいですよ」(室井さん)

室井さんの私服スカーフ使い公開!

ベーシックカラーのさし色に重宝する赤
「愛用しているキンロック。赤は一見派手なようですが、多色使いではないので、アクセントにしやすく便利。ボーダーと合わせる大人マリンは私の定番スタイル」

大人カジュアルにはバンダナ柄こそシルク
「ベーシックカラーのバンダナ柄スカーフは、人気継続中! これはマニプリのシルク素材のもの。今年はライダースなど辛口アイテムに合わせるのが気分です」

夏は大胆に頭に巻いて一歩先行く洗練スタイル
「カーキ×ブラックの配色が絶妙なドリスヴァンノッテンのスカーフは、頭に巻いても目立ちすぎず、シンプルな服が一気に格上げされます。大好きな一枚です!」

ずっと使えるのは? 見極めPOINT3

1 一番使いやすいサイズは50×50㎝前後!

「大きすぎるものは華やかすぎて、普段使いには実は難しい。私は40~50㎝ぐらいのものを選んでいます。お店では全体を広げて、ちょうど上半身に収まるぐらいを目安に」

2 とにかく巻きやすいからシルクをおすすめします

「テクニックがなくても、簡単にきれいに巻けるのは、すべりのよいシルクだからこそ。シワになりにくく、シワになってもスチームですぐに取れるのでお手入れも楽ちんです」

3 フチありタイプは全体が引き締まって見えます

「最近増えているフチの色が違うデザインなら、顔がシャープに見えます」

(右)(41×41㎝)¥10000/デミルクス ビームス 新宿(キンロック)
(左)(66×66㎝)¥19000/ユナイテッドアローズ六本木ヒルズ店(キンロック)

スカーフの持つきちんと感を払拭。ラフな雰囲気で斜めに巻いて

顔映えのいいピンクが白いニットとなじんで春らしいムードに。スカーフがないと、シンプルすぎる着こなしも、アクセントができておしゃれ度が確実にアップします。

スカーフ/(41×41㎝)¥10000/デミルクス ビームス 新宿(キンロック) ニット¥21000/マルティニーク代官山(マルティニーク) デニム¥65000/ラヴァンチュール マルティニーク(ビーサイズ) ハット¥29000/エストネーション(ラ・スリーズ・シュ・ル・シャポー) バッグ¥190000/ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店(イニス) 靴¥19000/ハイブリッジ インターナショナル(ファビオ ルスコーニ)

 

HOW TO…

 全体を三角に折ったスカーフを、カウボーイ風に先端をフロントに垂らし、首の後ろで片結びに。

 三角の先端部分を少しサイドにずらします。このひと手間が、しゃれた雰囲気に見せるコツ!

 

スカーフの巻き方は、動画コーナー「LEEチャンネル」でもご紹介中。ぜひご覧ください。


後ろで結んで斜めにずらすだけ、そのラフさがこなれ感を引き出します。

撮影/遠藤優貴(MOUSTACHE)(人物) 佐藤 彩(物) ヘア&メイク/TOMIE(nude. ) スタイリスト/室井由美子 モデル/花楓 今井りか 取材・原文/坪田あさみ
※商品の価格は本体価格(税抜き:2017年4/7発売LEE5月号現在)で表示しています。
詳しくは2017年4/7発売LEE5月号に掲載しています。 [最新号] 試し読み・定期購読はこちら

この記事へのコメント( 0 )

※ コメントにはメンバー登録が必要です。

LEE公式SNSをフォローする

閉じる

閉じる