「オーバーリップ」が大人のキレイに効く理由【基本のやり方】使うのは「唇色のリップライナー」と「ロングラスティングな膜厚リップ」
2026.10.08
これくらい思いきって実はちょうどいい!
「オーバーリップ」で大人の顔は生き返る

大人はリップをただ塗るだけでは足りず、上唇の位置を高くしてボリューミィに描くことで印象が見違える、と人気ヘアメイク長井かおりさん。多幸感も華やかさも、そして若々しさまで、「オーバーリップ」で印象が格上げされます。
RECOMMENDED ITEMS
「オーバーリップ」が大人のキレイに効く理由
アイメイクや眉は頑張るのに、リップはただ塗るだけ……になっていませんか? 大人になったらぜひ見直してみてほしいのがリップメイク! ポイントは、色や質感にこだわるよりまず、輪郭が曖昧になり厚みも減った唇、特に上唇の〝形と大きさ〞をオーバーリップで少し丁寧に整えること。そうすると年齢とともに伸びて見えがちな人中(鼻の下~上唇まで)を短く見せることができて、顔全体のだらんと下がった印象がきゅっと上がって見えるんです。しぼんだ上唇のボリュームがアップすることで、いきいきとした生命感もよみがえってきます。
使うのは、〝唇色のリップライナー〞と〝ロングラスティングな膜厚リップ〞の2つ。口紅だけで仕上げようとせず、リップライナーを取り入れるのが肝心。ひと手間増えるようで、ぼやけてきた唇には実はこれがキレイへの近道なんです。最初は自分の唇より大きく描くのに抵抗があるかもしれませんが、そこは勇気を持って思いきってみて! 意外と人から見ると違和感なく、むしろ大人にとっては〝ちょうどいい〞仕上がりに。ぼやけて寂しくなった口元だけでなく、顔の印象までくっきりして多幸感も華やかさもおしゃれ感も、そして若見えも、全部ついてきますよ。

from
Hair & Makeup Artist
Kaori Nagai
OVERLINED LIPS USED ITEM
LIP LINER
唇色リップライナー
リップライナーの役割は、元からふっくらボリューミィな唇であるかのように理想のフォルムを自然に描き出し、後から塗る口紅がにじまないようにせき止めること。選ぶ決め手は、素の唇になじむ色。大人のくすみ唇にもフィットする、影を含んだローズ系が鉄板です。さらに、乾燥した唇にも描きやすく、落ちにくいことが必須。
M・A・C リップ ペンシル ワール

するすると描けるのにほどよい硬さがあり、輪郭に沿って描きやすい精度の高さが魅力。発色がクリアで濁らず、ヨレずに長時間ステイ。保湿力も◎。スモーキーなダスティローズカラー。
LIP-STICK
ロングラスティングな厚膜リップ
リップライナーでオーバーリップを描いたら、その上にピタッと密着するロングラスティングリップを選んで。さらに、気になる縦ジワやしぼみ感を払拭する、厚膜のボリューム感でふっくら仕上げれば、一気に若々しい口元に。色選びはあまり神経質にならず、好きな色、つけてみたい色を試してリップメイクを楽しんで。
カネボウ ルージュスタードラマ D203

唇の中央はふっくら、輪郭はキュッと引き締まった美フォルムを生み、表情を動かしても崩れない賢いリップ。顔色まで華やかに見せる大人映えローズレッド。
HOW TO MAKE UP
基本の「オーバーリップ」メイク
オーバーの度合いは、人中の長さや顔立ちなどによって変わってくるけれど、人中が長めの人は、まずはリップライナーの芯1本分くらいからトライしてみて。人中を短縮して重心を上げたいので、基本的に下唇はオーバーにしなくてOK。また、リップライナーは芯を寝かせてソフトタッチで描き、ラインをくっきりさせすぎないのも自然に仕上がる秘訣です。

BEFORE
輪郭の曖昧さ、厚みの変化、縦ジワの増加、くすみ感、ボリュームの減少が悩み
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1 山部分をオーバーに描き、人中を短縮
唇の山は輪郭よりオーバーに縁取ることからスタート。リップライナーを寝かせて、さわさわと小刻みにぼかし描くのがコツ。
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2 口角と山部分をオーバーにつなぐ
口角と1で描いた山をつなぐように、オーバーめにラインを重ねていく。一度にくっきりではなく、小刻みに描いて。
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3 上唇の輪郭はこんなにオーバーでOK
削げて見えていた口角までふっくらと、人中も自然に短く。迷ったら鼻先から約1.5㎝に唇の山のトップを描くぐらいを目安に。
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4 下唇は輪郭に沿ってラインを描く
輪郭を引き締めるように、自前のラインに沿ってリップライナーをふんわり引く。その後、上下の唇とも輪郭の内側を淡く埋めて。
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5 リップは輪郭ラインまで攻めない
厚膜のリップは上下唇ともに、描いた輪郭のラインまでいかず、内側部分のみ直に塗り広げていく。色がしっかりのるように。
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6 唇を重ねて、輪郭まで自然にぼかす
上下の唇を軽く重ね合わせ、輪郭までリップの色みをぼかすように広げていく。一度で一気にではなく、少しずつ約5〜7回。
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7 大人の唇悩みをまるっとカバー
オーバーリップで、BEFOREのさまざまな悩みがまるっと解消。鏡で見て輪郭が気になる場合は、綿棒で軽くなぞるようぼかして。
AFTER

Staff Credit
撮影/榊原裕一(人物) 橋口恵佑(物) ヘア&メイク/長井かおり(MAKEUPBOX) スタイリスト/小林真珠 取材・文/中島 彩
こちらは2026年LEE11月号(10/7発売)「「オーバーリップ」で大人の顔は生き返る」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(掲載当時)です。
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