辛口派スタイリスト兵藤千尋さんが“照れずに楽しむ”選び方と着こなしを提案!
カジュアル好きな大人のための「甘さ」のトリセツ

私たちの定番といえば地味色やベーシックなアイテムたち。でも最近、それだけだと何か物足りない……そんな声をよく聞きます。そこで今回、辛口カジュアルの名手・兵藤さんが提案するのは、意外にも「甘口アイテム」を取り入れる着こなし! 春の新作が店頭に並び、ときめく出会いも増えるこの時季。カジュアル派の大人が照れずに挑戦できる、「甘さ」の新しい楽しみ方をご紹介します!
甘いもの選びTips
- デザインはしっかり甘いけど ベーシックカラーのもの
- シルエットやサイズ感を “今”に更新する
- カジュアル服のタフさに負けない 存在感やボリュームのある素材

「振り切った甘さ」の投入でカジュアルがまた新鮮に!
昔から辛口でカジュアル、ベーシックな装いが大好きですが、その安心感に身を委ねすぎていると“ただの地味な人”に映る恐れが。そこで有効なのが「甘さ」。辛口派にとっては対極にある甘いアイテムを、あえて取り入れることで意外性や抜け感が生まれ、洗練された着こなしに仕上がるんです。
そんな甘いもの選びのポイントは、まずフリルやレース、花柄などデザイン自体にしっかり甘さのあるものを選ぶこと。辛口カジュアルのはずし役としてきかせたいので、例えば色だけが甘いピンクのパーカなど中途半端な甘さより、いっそ振り切った選択を。むしろ色は大人っぽく着られるベーシックカラーがマスト。また、軸となるカジュアルアイテムにはタフな素材が多いので、それに負けない存在感のある素材を選びます。さらに、今の自分の体型やトレンドに合った、ゆとりあるシルエット&サイズ選びも重要です。
甘いアイテムは重ね着したほうがなじみやすいので、まさにこの季節が挑戦しどき。取り入れることでおしゃれの可能性が広がり、毎日がちょっと楽しくなるはず!

兵藤千尋さん
Chihiro Hyodo
STYLIST
ほどよくトレンド感が光るハンサムベーシックなスタイリングに、LEE読者のみならず、スタッフにもファン多数。8カ月の娘と夫と海辺で暮らす、穏やかなライフスタイルも注目の的!
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01
絶妙に甘さをきかせたヴィンテージムードが新鮮
水玉模様のフリルキャミ Dot Camisole

キャミソールの地色とウォッシュのかかったデニム、ともに黄みの入ったトーンを選ぶことで統一感のある印象に。さらにTシャツ、ジャケット、パンプスでドットの黒をリフレイン。華やかでシック、を難なく両立!
シャーリングのたっぷり入ったポルカドットのキャミソールを主役に。しなやかでいてコシのあるコットン素材だから、“衣装っぽく”ならず、カジュアルと相性がいいんです。色落ちデニムに合わせたヴィンテージライクな着こなしを、レザー調のジャケットのツヤで引き締めて、都会的に仕上げます
by Hyodo
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02
シフォン素材の花柄ワンピは真逆のキャラでやんちゃに振って
花柄のワンピース Floral One-piece

よそゆき顔のシフォンティアードワンピースを、“スカート使い”した新鮮レイヤードで日常着にシフト。例えば繊細な小花柄だと、カジュアルアイテムのタフさに負けてしまいアンバランスですが、適度にインパクトのある花柄を選ぶことで、ドレスダウンの妙がきわだち、コーディネートの精度が上がります。
丈もシルエットもたっぷりとした花柄ワンピースは、存在感がすでにキャッチー! オーバーサイズのグレーニットやくるぶし丈ソックスであえて“適当に着た”感を出すとこなれて見えます。地色がアイボリーなので肌なじみがいいのも推しポイント
by Hyodo
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03
後ろ姿でチャーミングを語る甘辛MIXの新アプローチ
セーラー衿のカーディガン Sailor-collar Cardigan

私たちのワードローブに欠かせないカーディガンですが、ベーシックなものをシンプルに着ると地味に転びがちで、意外と着こなしに気を使うもの。その点セーラー風デザインはトレンド感もあり、羽織るだけで後ろ姿までサマになる心強い存在です。ノスタルジックな甘さが香るので、ロゴTやシルバーアクセなど、どこかハードなアイテムをかけ合わせて、大人っぽく着地させて。


古着っぽいプリントTシャツや、あえてサイズを上げて腰ではいたコーデュロイパンツ。とことんボーイッシュな装いにセーラーカラーの愛らしさが小粋なギャップをもたらします。ブラウンベースにたまご色、のカラーリングでビター&スイートな可愛げを
by Hyodo
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04
分量や配色をひと工夫してダブルの甘さをものにする
ギンガムチェックとフリル Gingham Check Coat &Frill Blouse

ギンガムチェックのコートは、くすんだ色みとシャカシャカした質感が軽やか。服のトーンが控えめなので、カラフルなスカーフで盛ってもトゥーマッチになりません。スカーフから色を拾ったソックスで遊び心をきかせつつ、靴とバッグはミニマルがベストバランス。
重ね着できる今の季節なら「甘さのダブル使い」もあり! ニットの首元と袖口から白いフリルブラウスをのぞかせてギンガムチェックのシングルコートをバサッと。ネイビーのハイゲージニットにインディゴデニム、ベルトでウエストマークしてシャープさを加えつつ、合わせはプレーンなもので統一するのが成功のコツです
by Hyodo
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05
クリアなホワイトをワークな味つけで気負いなく
白いレーススカート Cutwork Lace Skirt

重ねたトップスもすべて白でつなげて品よく。スカートをなじませつつ、ユーズド風のジャケットは引き立てる絶妙なバランスです。
レーススカートとひと口に言ってもいろいろありますが、これはクラフト感のあるカットワークレースとハリのあるコットン生地でカジュアルとの相性が抜群! 白のワントーンでつなげてスカートだけを目立たせず、自然なダメージ加工に惹かれるメンズのジャケットや黒いワークブーツなど、無骨なアイテムで自分に引き寄せます
by Hyodo
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06
着慣れた黒タートル感覚で「甘さ」と仲よしに!
かぎ針編みニット Crochet Knit

ナチュラルな甘さが漂うクロシェニットも、黒を選べばモダンな表情。白シャツにジャケット、ベルトでキレよく仕上げて大人仕様に。抜け感漂うキャンバストートとリッチなファーポシェットを2個持ちしたり、ノーブルなパールブレスレットをさりげなくきかせたり……意外性のある小物使いも、ワクワク感の秘訣です。
いつもなら白シャツにシンプルな黒タートルを合わせるところをクロシェニットにチェンジ。それだけで、奥行きと洒落感がぐっと増して上級者な雰囲気に。ユニセックスのカーゴパンツは大きめサイズを選んでメンズ感を強調。クロシェニットの甘さと心地よく引き立て合います
by Hyodo
Staff Credit
撮影/倉本侑磨(Pygmy Company) ヘア&メイク/MAKI スタイリスト/兵藤千尋 モデル/竹下玲奈 取材・文/今村紗代子
こちらは2026年LEE4月号(3/6発売)「カジュアル好きな大人のための「甘さ」のトリセツ」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(掲載当時)です。
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