先日、娘の中学卒業式を迎えました
うれしいはずなのに胸の奥が少しだけきゅっとするような不思議な気持ち。ここまで本当にあっという間だったな、とか、ちゃんと見届けられていたかな、とか。いろんな思いが浮かんできて「今日は節目の日なんだ」と、あらためて感じた朝でした。
そんな節目には着物を着る。これが子どもたちが小さなころからの習慣。袖を通すだけで背筋が伸びる、あの感覚が好きなんです。
今回選んだのはシックなグレーの着物

主役はあくまで娘だから、少しだけ引き算をしたい。そんな気持ちで卒業式はグレーを選びました。そこに桜のようなやわらかなピンクの帯揚げと帯締めを合わせて、ほんの少しだけ春らしさと華やかさを添えて。控えめだけれど、季節を感じられる組み合わせに。

実際に式に出席してみると、着物姿の方は3人ほど。やっぱり洋服のほうが動きやすくてラクちんですよね。それでも、着物には着物ならではの良さがいくつかあって(コーディネートに迷いすぎることがなく、意外と準備がシンプルなこととか)。ほかの人とかぶりにくいのもうれしいポイントです。
なにより、その日を特別な一日として、自分の中でしっかり受け止められること。
だから私は、節目の日に和装を選びたくなるのかもしれません。慌ただしさも含めて、いつも通りの自分のまま。それでも、着物を着ることでほんの少しだけ気持ちが整う。そんな感覚をこれからも大切にしたいと思っています。
この春、卒園や卒業を迎えられた皆さまもおめでとうございます。
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川口ゆかり Yukari Kawaguchi
ライター
1977年生まれ。LEEでは私服コーデや収納企画など、登場するたび話題に。2児の母としてトレンドをプチプラと賢くMIXしたスタイルが大好評。
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