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30代、40代からのキャリア・リスタート

転職のプロがアドバイス

【30代、40代の再就職】どんな職種なら働けるもの?資格は取ったほうがいい?最新の転職事情とリスタート先の選び方|2026

2026.03.31

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もう一度社会とつながりたい、挑戦したい!

30代、40代からのキャリア・リスタート

キャリアデザインセンター「女の転職type」編集長 小林佳代子さん/最新の転職事情とリスタート先の選び方

家事や育児にしっかりと向き合う時間を優先する〝今〞は大切な時間。でも、心のどこかで一歩踏み出したい、自分らしく働きたいと感じている人も。LEE世代女性が抱える葛藤を紐解きながら、再就職や転職でキャリアを再始動した人の実例や最新の働き方事情をたっぷり紹介します!

Index
  1. 30代、40代からのキャリア・リスタート
  2. 最新の転職事情とリスタート先の選び方
  3. 即戦力になるLEE世代。周りを巻き込むことがリスタートの近道に!
    1. 小林佳代子さん
  4. キャリア・リスタートにつながりやすい国のリスキング支援も
  5. ママ友のネットワークで情報収集するのも○身近な人に意思を伝えて
  6. イマドキ 転職キーワード
    1. リファラル採用・アルムナイ採用
    2. 副業・パラレルワーク
    3. ポータブルスキル
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Career restart

アドバイス編

\転職のプロがアドバイス/ これからのキャリアを築くために押さえておきたい

最新の転職事情とリスタート先の選び方

実際にキャリア・リスタートをするとしたら、どんな職種なら働けるもの? 資格は取ったほうがいい? LEE世代女性が知っておきたい転職の最新情報を、転職の専門家に伺いました。リスタートをする際に役立つ、実践的なアドバイスばかり!

即戦力になるLEE世代。周りを巻き込むことがリスタートの近道に!

キャリアデザインセンター「女の転職type」編集長 小林佳代子さん

小林佳代子さん

キャリアデザインセンター「女の転職type」編集長

これまでに1000社以上の企業の広告制作に携わり、働く女性のためのWebマガジン「Woman type」編集長を経て、’18年に「女の転職type」編集長に。著書に『働くわたしの仕事地図 長く幸せに働くために知っておきたい40のTOPICS』(ダイヤモンド社)。

小林佳代子『働くわたしの仕事地図 長く幸せに働くために知っておきたい40のTOPICS』(ダイヤモンド社)

キャリア・リスタートにつながりやすい国のリスキング支援も

これまで多くの女性の転職活動を支援してきた小林さん。LEE世代女性の最近の転職や、キャリア形成の傾向とは?

「昔に比べると、30代で一度女性の就業率がガクッと減る傾向は少なくなりましたが、正社員ではなくなり、非正規雇用となる女性は30代以降、右肩上がりで増えています。乳幼児期は何とか乗り切っても“小1の壁”で派遣に切り替えたり、バリバリ働くつもりでも職場の不要な配慮で補助的業務などを割り当てられる“マミートラック”に陥ったりすることで、順調にキャリアを重ねることができないんですね。夫の転勤で仕事を辞めざるを得ない人も多いです。ただ、少子高齢化で人材不足が続いており、男性や20代女性の就業率がこれ以上は伸びない中、30〜40代女性は即戦力として企業が注目しています。ブランクがあっても職種によっては売り手市場なので、女性のキャリア・リスタートがしやすい社会状況だと思います」

リスタートにつながる、学び直しにも国の支援が。

「今、空前のリスキリングブームで、経済産業省を中心としてリスキリングのキャリア支援が盛んに行われています。指定の講座を受けて転職した場合に、企業から受講料の最大7割が戻ってくることも。特にプログラミングやWEBデザインなど、IT系のスキル取得は推奨されているので、ぜひリサーチしてみて。ちなみに、IT業界は女性の就業者割合がまだ少なく、今後、女性管理職を増やしていくうえでも人材が必要なので、就職のチャンスも多いはずです」



ママ友のネットワークで情報収集するのも○身近な人に意思を伝えて

これから新たなスタートを切る女性が、意識すべきこととは?

「就職や転職について周りに相談する人は意外に少なく、皆さんひとりで抱え込みがちなんですね。でも、キャリアを再開する際に、友人・知人のネットワークで情報収集ができたり、紹介で仕事が決まったというケースもよく聞きます。ママ友など身近な人たちに『こんな仕事がしたいんだよね』などとやりたいことや希望の条件を伝えておくと、リスタートにつながる可能性があるのではないかと思います」

リスタート前に知っておきたい!

イマドキ 転職キーワード

キャリアデザインセンター「女の転職type」編集長 小林佳代子さん

採用方法や働き方もどんどん多様になっています

最近の転職業界で注目を集めているのが、採用方法の多様化。「特にリファラル採用(下を参照)は、求人サイト、人材紹介サービス、自社ホームページでの募集に次いで今4番目に多い採用方法に。会社にも個人にもメリットが多いので今後も増えていくはず。また働き方もさまざまで、ひとつの仕事を長く継続する働き方はどんどん少なく。副業やパラレルワークで仕事を複数持つ、先に副業で始めて本業に移行するなどさまざまなケースが」

最新の転職事情とリスタート先の選び方

社員の紹介・出戻りで採用

リファラル採用・アルムナイ採用

「リファラル」とは、ビジネス用語で「紹介」「推薦」を意味するもので、社員が人事に紹介する採用方法。慢性的な人手不足で採用が難しくなっているので、企業が社員に採用を手伝ってもらうケースが増加。人柄がわかり、会社に合う人材を見つけられるといわれています。「アルムナイ」は「退職」や「卒業」を意味する言葉で、退職した会社に再就職するケース。能力がわかっているので企業は採用しやすいメリットが。

複数の仕事や活動を並行

副業・パラレルワーク

転職活動で近年よく聞く2つのワード。本業での収入を補い、プラスで報酬が得られるものを「副業」、やりたい仕事や第2のキャリアの実現につながったり、社会貢献ができる活動を「パラレルワーク」ととらえることが多いよう。趣味や資格を生かして将来的にフリーランスで活動したい場合など、収入の軸となる仕事を持ちながら、まずは副業やパラレルワークでやりたいことを始めてみるのは、おすすめの働き方です。

どんな職種にも生かせる

ポータブルスキル

特定の業界や職種にだけ生かせる専門スキルではなく、コミュニケーション能力、課題解決能力、論理的思考力、プレゼン力、マネジメント力など、どんな仕事にも〝持ち運んで〞生かせるスキルのことを「ポータブルスキル」といいます。特別な学びが必要なわけではなく、本を読んだり、日常の人間関係からも習得することは可能なので、これからリスタートを切るLEE世代女性が意識して備えておけると役立つはず。

Staff Credit

イラストレーション/pum 取材・文/野々山 幸(TAPE)
こちらは2026年LEE4月号(3/6発売)「30代、40代からのキャリア・リスタート」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(掲載当時)です。

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