LEE Cover Interview 有村架純さん「あきらめない」ココロと「ま、いっか」マインド
日曜劇場『GIFT』に出演
【有村架純さんインタビュー】「あきらめない」ココロと「ま、いっか」マインド。絶妙バランスに迫ります!
2026.04.11
LEEカバーインタビュー
有村架純さん 「あきらめない」ココロと「ま、いっか」マインド

インタビュー中、時折そのお茶目な発言に笑いが巻き起こる場面も。凛とした美しさとブレない芯を持ちながら、ふんわりとやわらかな空気を身にまとう人。多くの人に愛され、輝き続ける有村さんの「まあ、いっか」と「諦めない」の絶妙なバランスに迫ります。

Cover Interview
有村架純さん
ありむら・かすみ●1993年2月13日生まれ。2010年『ハガネの女』でドラマ初出演を果たし、その後、数々の話題作に出演。昨年は映画『花まんま』や『ブラック・ショーマン』が話題に。出演映画『マジカル・シークレット・ツアー』が6月19日に公開予定。
有村架純さんの「あきらめない」ココロとは?
撮影現場では一筋縄ではいかないことも多々あります。でも、気持ち的にも体力的にも“しんどいから”と諦めてしまったら、その程度の表現しか残せないので。最後まで走り抜けるために、いつも自分のお尻を叩くんです。いろんな方法があるぞ、考えるのをやめるな、諦めるなって。
有村架純さん

有村架純さんの「ま、いっか」マインドとは?
欲しいものを何がなんでも手に入れようとすると自分の中に余白がなくなり、視野が狭くなってしまう気がするんです。だからこそ、手に入らないときは「まあ、いっか」。時に潔く諦め、時に潔く手放す、そんな柔軟さも大切だと思っています。
有村架純さん

「まあ、いっか」も大切だけど「諦めない」もやっぱり大切
普段から「まあ、いっか」を大切にしているという有村さん。
「例えば、欲しいなと思うものを見つけて、それが売り切れてしまったとき。何がなんでも手に入れようとするタイプと潔く諦めるタイプに分かれると思うのですが、私は完全に後者。すべてにアンテナを張り詰めると、視野が狭くなる気がすると言いますか。これを絶対に手に入れなきゃいけない、こうじゃなきゃいけないって、余白がなくなる気がするんです。特に私は頑固な一面もあるので、自分だけの考えに偏らず、フレキシブルであることを心がけています」
ひとつの考えに固執せず、手放す柔軟さも大切にする。それは仕事においても同じです。ただ、作品や役柄と向き合うときは「諦めない」を徹底しているそう。
「やはり、私にとってはひとつひとつの作品が名刺のような存在になるので。今も昔もずっと、オーディションを受け続けているような感覚なんです。世の中に出ていった作品が見てくださる方々に評価されていく、その審査に受かるためには、全力で挑まないといけないなって思いますし。そこを中途半端にしてしまうと、よかったです、心に残っています、と声をかけていただいたときも心から喜べない。それはすごく嫌だから。どんなにしんどくても、後悔のないように、やり遂げたって思えるように、今できることを精いっぱい、諦めずに残したいなって思うんです」

迷ったときや、答えが出ないときは、もう一度、一からスタートします。台本を先入観なしに最初から読み返したり。すると「あ、こういうふうに考えればいいんだ」って、ふいにヒントが舞い降りてきたりして。その瞬間に出会うために、私は諦めずに台本と向き合い続けるんです。1周、2周、3周、4周、5周って、何度も、何度も。
有村架純さん
好きなものに関してはいつも全力でありたいし、中途半端な自分が許せない。「自分に対して、私は負けず嫌いなのだと思います」と有村さんは微笑みます。
「高校生になりアルバイトを始めてからは、途中でやめることなく、上京するまでひとつのお店で働き続けたり。振り返ると、一度決めたことは最後までやり通すことが多かった気がします。“諦めない”の素質はもともと持っていたのかもしれませんが、それを育ててくれたのは、きっと母なのだと思います。わが家はあまり、あれをやりなさい、これをやりなさい、頑張りなさいと言われる家庭ではなくて、比較的のびのびと育ったのですが。宿題をやる、学校に行く、そういう私がやるべきことに関して母はとても厳しくて。ズル休みとかは絶対に許されませんでした。また、母自身がまさに決めたことを貫く人だったんですよね。毎朝、欠かさず掃除機と床掃除をしていましたし、働いていて忙しかったはずなのに、朝昼晩と家族の食事を必ず用意してくれた。その背中を見て育ったのも、大きいのかもしれませんね」
そんな有村さんが最近夢中になっているのが水回りの掃除です。
「顔を洗った流れでそのまま洗面台を磨いたり、気になったときに掃除をするように。水回りはピカピカのほうが気持ちいいですし、一度諦めてしまったらどんどん汚れていく気がして……。なんだか、母と似ていますね(笑)」

20代前半、私の部屋はいつも散らかっていました。20代後半、「忙しいから無理だ」と諦めず、掃除して、洗濯して、料理を作って、生活の基盤を整え、その行動に達成感を得ることで自然と気持ちが前を向くようになりました。30代の今、私は水回りの掃除にハマっています。汚れを見ないふりしない、放置しない、諦めない。ピカピカの洗面台を見ながら「よくできました!」と、今日も私は気持ちよく家を出るんです(笑)。
有村架純さん
日々、遭遇する“神隠し”。忘れっぽい自分を克服したい
4月からはドラマ『GIFT』がスタート。宇宙物理学者が車いすラグビーの弱小チームのヘッドコーチに就任。勝負の世界と向き合いながら仲間や家族の大切さを描くヒューマンドラマで、有村さんはチームを取材する記者・霧山人香を演じています。
「勝ち負けを意識するのはスポーツ観戦をするときくらい、普段はまったく意識していないかも」
そう語る有村さんに「今、勝ちたいものはありますか」と尋ねると「忘れっぽい自分」という答えが返ってきました。
「アクセサリーもどこに置いたかいつも忘れてしまって。『また、神隠しにあった!!』と思うことがよくあるんです。一応、アクセ置き場は作っているんですけど。たまに『後でしまおう』と机の上にポンと放置。すると、たいていどこかに消えてしまうから。ね、これって神隠しですよね?(笑)」
勝負をかけるのはテーマパークに遊びにいくとき。「150分待ちとか普通にあるから。どう楽しく過ごせるか、考えるだけで気合いが入る」と笑います。有村さんはしっかりとした芯を持ちながら、やわらかい空気を身にまとう人です。
「この人には勝てないなと感じる瞬間は多々あります。でも、それは必ず自分に何かしらの影響を届けてくれるから、決して悪いことではないと思うんです。何事もポジティブな面に目を向ける、それも私が大切にしていることかもしれません。ネガティブ思考は負のループを生み出してしまうので。自分のためが誰かのためになり、誰かのためが自分のために。作品のためが現場のためになり、現場のためが作品のためになる……。すべてがつながっているからこそ、自分だけでなく全員のために、前を向ける自分でありたいなって」『GIFT』というタイトルには「誰かの言葉や行動が人生を変えることがある」というメッセージも込められているそうです。
「周りからもらったものを自分で咀嚼して、消化して、次につなげていく……。私自身、人生はその連続だと感じています。一人では絶対に生きていけないし、周りに常に生かされているからこそ、思うんですよね。皆と手をつなぐための“まあ、いっか”も、逃げずに向き合い続けるための“諦めない”も、やっぱり大切なんだなって」(有村架純さん)
日曜劇場『GIFT』

宇宙物理学者の伍鉄(堤真一)は車いすラグビーチームのヘッドコーチを務めることに。新たな視点で、問題だらけの最弱チームを勝利へと導いていく。「勝ち負けだけでなく、好きなものに打ち込む情熱や周りとの絆など、シンプルで大切なことを教えてくれる作品。私たちと一緒に胸を熱くしてもらえたらうれしいです」(有村さん)。毎週日曜21時〜TBS系列にて4月より放送開始。
Staff Credit
撮影/菊地泰久(val e.) ヘア&メイク/尾曲いずみ(STORM) スタイリスト/瀬川結美子 取材・原文/石井美輪 撮影協力/バックグラウンズファクトリー
こちらは2026年4月号(3/6発売)LEE Cover Interview「有村架純さん『あきらめない』ココロと『ま、いっか』マインド」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(2026年4月号)です。
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