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自転車に乗る人は要注意!2026年4月から交通違反に対して「青切符」制度が導入に。その対象は?反則金は?
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松崎のり子
2026.03.10
16歳以上の自転車運転者にも「青切符」制度が導入!

近所に買い物に行く時は自転車を使っている主婦や、高校生の子どもが自転車通学している家庭は少なくないはず。そういう場合は、4月からの新しい制度に注意が必要です。
自転車による交通違反が「交通反則通告制度」の対象になるからです。交通反則通告制度とは、違反をした場合の手続を簡略化するための仕組みで、一定期間内に反則金を納めれば、刑事裁判や家庭裁判所の審判を経ずに処理されます。
よく、自動車の駐車違反の際に「青切符を切られた」などと聞いたことがあるでしょう。違反時に発行される交通反則通告書を青切符と呼び、それが交付されてから7日以内に反則金を支払う必要があります。この制度の導入により、4月からは自転車で交通違反をして取り締まりにあった場合、青切符が切られることになります
自転車も交通ルールを守る義務があることを徹底
この背景には、自転車での交通違反が増えている現状があります。
警察庁によると交通事故件数の総数が減少傾向にある中、自転車関連事故は横ばいで推移しており、交通違反の検挙件数は近年増加している現状があります。

道路交通法では自転車は軽車両に当たり、自動車と同じ「車両」なのですが、歩行者感覚で交通ルールを無視した運転を見かけることも多いですよね。
そこで、自転車運転者にも交通ルールを徹底し、一定の交通違反に対してきちんと責任を追及するために青切符を導入することにしたのです。なお、青切符の対象は16歳以上の運転者。未成年者も含まれるので、親子で共有しておきましょう。
どんな違反行為が青切符の対象になるかを改めて確認しておきましょう。
例えば、一方通行道路の逆走や信号無視、一時停止違反、踏切の遮断機が閉じようとしている時に無理に侵入した場合などは、反則金5000~7000円の対象になります。
最も高額な反則金は1万2000円ですが、どんな違反だと思いますか?
自転車の運転中はスマートフォン等で通話したり、画像を注視することが禁止されていますが、ついしてしまう人もいるのではないでしょうか。通話しながらや画面を見ながらの運転は集中力が散漫になり、信号や歩行者に気づきにくくなる危険な行為です。
実際に携帯電話等使用の死亡・重傷事故件数は増加傾向に。そうした重大事故を防ぐために、運転中にスマホを手に持って通話したり画面を注視した時には1万2000円の違反金が課せられるのです。青切符導入をきっかけに、家族で改めて自転車の交通ルールについて話し合うようにしたいものです。
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松崎のり子 Noriko Matsuzaki
消費経済ジャーナリスト
消費経済ジャーナリスト。雑誌編集者として20年以上、貯まる家計・貯まらない家計を取材。「消費者にとって有意義で幸せなお金の使い方」をテーマに、各メディアで情報発信を行っている。
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