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【帝国ホテル 京都】宿泊者限定プールやルーフトップが素敵!レストランやラウンジ、アメニティまで徹底レビュー

2026.03.08

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2026年3月5日(木)に「帝国ホテル 京都」がオープンしました。帝国ホテルが新規開業したのは、1996年の「帝国ホテル 大阪」のオープン以来、なんと30年ぶり。

祇園の地に佇む国の登録有形文化財「弥栄会館」の建築意匠を継承したホテルは、客室の他、レストランやバー、スパトリートメント、プール、フィットネスジムといった館内施設も充実しています。

この記事では、プレス向けに行われた内覧会に参加したライター矢野が、ホテルの魅力やアメニティなどの設備について詳しくご紹介します。

Index
  1. 「帝国ホテル 京都」はどんなホテル?
    1. アクセスは?
  2. 思わず背筋が伸びる、伝統を感じる洗練空間
    1. チェックインなどの手続きは宿泊者ラウンジで
    2. ラウンジではドリンクやスナックを好きなだけ
  3. 客室は全55室、3タイプ5カテゴリーで構成
    1. 本棟と本棟保存、北棟の違いとは?
    2. 本棟保存「弥栄スイート」にフォーカス!
    3. 冷蔵庫のドリンクはインクルーシブで自由に飲める
    4. アメニティについて詳しく紹介
  4. 絶対に利用すべき2つの宿泊者限定施設
    1. 幻想的なプールが無料で利用可能!
    2. 贅沢な眺めにうっとり。ループトップバー
  5. ビジター利用もOK!個性が光る3つのレストラン・バー
    1. 朝食は宿泊者限定!オールデイダイニング「弥栄」
    2. 初のカウンタースタイル! フランス料理「練」
    3. ナイトタイムに格別のカクテルを「オールドインペリアルバー」
  6. いつか泊まりたい憧れホテル
    1. 帝国ホテル 京都
  7. あわせて読みたい「ホテル」関連記事

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「帝国ホテル 京都」はどんなホテル?

京都「弥栄会館」入口

「帝国ホテル 京都」は、京都の歴史や風情と響き合う新しい時代のスモールラグジュアリーホテル。地上7階地下2階建て、高さ31.5メートルの建物です。

「帝国ホテル 京都」外観

最大の魅力は、国の登録有形文化財である弥栄会館の建築デザインを受け継いでいること。建物のシルエットは、増改築を重ねながらも大切に守られてきたもので、祇園の街並みに自然と溶け込んできた姿がそのまま生かされています。

「弥栄会館」とは?

1936年に施工された祇園を代表するランドマーク。当時は演劇や人間浄瑠璃、ダンスホールなど多岐にわたる興行に利用されていました。

「帝国ホテル京都:「歌」の文字が印象的な「銅板屋根」
「歌」の文字が印象的な「銅板瓦葺屋根」は、1936年当時のものを忠実に再現
「帝国ホテル京都」エントランスの車寄せ屋根
エントランスの車寄せの屋根模様は、「弥栄会館」時代ホールの緞帳上部の壁に使用されていた麻の葉のデザインをアレンジ。

伝統的な和の意匠も、丁寧に修復・復元し、必要な補強を加えながら、かつての面影を感じられるかたちで「帝国ホテル 京都」へと受け継がれました。祇園の景観にしっとりと馴染みながら、この町の文化や日常を今に伝える存在として確かな存在感を放っています。

「帝国ホテル 京都」登録有形文化財の証とホテル看板

アクセスは?

「帝国ホテル 京都」へのアクセスは、各方法で以下の通り。

-JR「京都」駅から約3.5km、タクシーで約15分
-市バス 206号「祇園」下車徒歩5分
-京阪本線「祇園四条」駅から徒歩8分
-阪急京都線「京都河原町」駅から徒歩10分
住所:京都市東山区祇園町南側570-289

八坂神社や建仁寺などの社寺、京都のメインストリートである四条通なども徒歩圏内であるほか、高台寺や清水寺などの東山散策にも便利な場所に位置しています。

思わず背筋が伸びる、伝統を感じる洗練空間

「帝国ホテル京都」ロビーの様子

館内に足を踏み入れると、歴史を感じさせる意匠と洗練されたモダンデザインが驚くほど自然に溶け合っています。ひと言で表すなら、“ホテルだけれど、思わず背筋が伸びる場所”。やわらかな雰囲気でくつろげる空間でありながらも、ラグジュアリーな空気が漂っています。

チェックインなどの手続きは宿泊者ラウンジで

「帝国ホテル京都」手続きカウンター

チェックインやアウトの手続きは、宿泊者ラウンジで行います。

「帝国ホテル京都」ラウンジ

ラウンジの床や柱には、鹿児島県沖永良部島産の田皆石を使用。田皆石は、サンゴなど海の生き物からできた大理石。そのため、よく見ると貝殻や海の生物の化石を見つけることができるのがおもしろいポイントです。

ラウンジではドリンクやスナックを好きなだけ

帝国ホテル京都 ラウンジ ドリンクサービス

ラウンジでは、アルコールやジュースなどのドリンクサービスをはじめ、昼は焼き菓子、夜はスナック、朝はフルーツなど、時間帯に合わせた軽食も楽しめます。

「帝国ホテル京都」ラウンジでのドリンク一覧

客室は全55室、3タイプ5カテゴリーで構成

客室は、シグネチャースイート、スイート、ジュニアスイート、グランドプレミア、プレミアの5カテゴリーで、全55室の用意。本棟・本棟保存・北棟という異なる建築構造を持つ3タイプで展開されています。

本棟と本棟保存、北棟の違いとは?

本棟は、弥栄会館の歴史的なシルエットと建築様式を継承し、現代にその美しさを伝える建物です。特に、同棟南西面に位置する本棟保存の客室は、弥栄会館時代の柱や窓枠など、当時の面影が色濃く残されています。

「帝国ホテル京都」北棟「グランドプレミア」ルーム
北棟「グランドプレミア」

一方、開業のために新たに増設された北棟は、祇園の伝統的な町並みにそっと寄り添うように新たに設けられたエリアです。外観は周囲の景観と美しく調和しながら、内部には現代的な快適さが息づいています。

最大の特徴は、意外にも「帝国ホテル」として初めて客室に畳をしつらえていること。やわらかな空間が広がり、日本建築の精神を今の感性で表現。素足で過ごす心地よさ、低めに整えられた設え、落ち着いた色合い——どれもが気持ちを自然とゆるめてくれます。

本棟保存「弥栄スイート」にフォーカス!

内覧会では、いくつかの部屋タイプを見ることができました。その中で、ライター矢野が最も素敵だと思ったお部屋「弥栄スイート」を詳しくご紹介します。

「帝国ホテル京都」本棟保存客室「弥栄スイート」寝室
「帝国ホテル京都」本棟保存客室「弥栄スイート」リビングルーム
「帝国ホテル京都」本棟保存客室「弥栄スイート」バスルーム

「弥栄スイート」は、本棟保存に位置し、弥栄会館の歴史と息遣いを濃く感じられる、唯一無二の空間が魅力。柱や梁、窓枠には昔の面影が残り、やさしい木の質感が心をほっと落ち着かせてくれます。まるで、ていねいに受け継がれてきた大切な家に招かれたような感覚に。

「帝国ホテル京都」本棟保存客室「弥栄スイート」バルコニー
「帝国ホテル京都」本棟保存客室「弥栄スイート」バルコニーからの眺め

バルコニーに出られるつくりも、なんともリッチな気分にさせてくれます。華やかな舞台で知られる祇園甲部歌舞練場や、風情あふれる花見小路の街並みをお部屋から眺められるなんて、本当に贅沢。きっと記憶に残るひとときになるはずです。

冷蔵庫のドリンクはインクルーシブで自由に飲める

「帝国ホテル京都」客室で飲めるドリンク
「帝国ホテル京都」客室で飲めるアルコール

お部屋のドリンクやスナックは無料で楽しめる、うれしいインクルーシブスタイル。
アサヒビールのビールや、エノテカセレクトのワイン、ホテルオリジナルのフルーツジュースなどが用意されています。パックのミネラルウォーターやティーパックも揃っていて、種類豊富なドリンクを自由に楽しめます。

「帝国ホテル京都」客室設備

アメニティについて詳しく紹介

どのホテルに泊まるときも、事前にきちんとチェックしておきたいのがアメニティですよね。

「帝国ホテル京都」アメニティ

「帝国ホテル 京都」では、バスアメニティに英国王室御用達のフレグランスブランドとして知られるペンハリガンを採用。シャンプー、コンディショナー、シャワージェル、ボディローション、ソープが揃い、さらにホテルオリジナルのバスソルトも用意されています。

スキンケアは、ミキモト コスメティックスの「ムーンパール」ラインから、クレンジングクリーム、クレンジングフォーム、リッチローション、クリームを完備。

「帝国ホテル京都」アメニティ

そのほか、シャワーキャップ、カミソリ、シェービングジェル、歯ブラシ、綿棒、ヘアブラシ、ボディタオル、ヴァニティキットなど、細やかな備品も揃っています。ヘアドライヤーはパナソニック製で、体重計も備えられており、快適な滞在をサポートしてくれます。



絶対に利用すべき2つの宿泊者限定施設

「帝国ホテル 京都」に泊まったら、絶対に利用してほしい宿泊者限定施設が2つあります。

幻想的なプールが無料で利用可能!

「帝国ホテル京都」プール

ひとつめは、地下に広がるウェルネスエリアです。ウェルネスエリアは、プール、フィットネス、温浴、スパトリートメントの4つのゾーンから構成。宿泊者は、スパトリートメント以外の3つのゾーンを追加料金なしで利用することができます。

「帝国ホテル京都」プール別角度
「帝国ホテル京都」プール備品

幻想的なプールは、京都にいることを忘れてしまうほどの特別な空間で、まるで海外のホテルに来たかのような気分を味わえます。水着は無料でレンタルできるので、自分の水着を忘れてしまっても安心です。

贅沢な眺めにうっとり。ループトップバー

ふたつめは、本棟屋上にある宿泊者専用ルーフトップバー「ザ ルーフトップ」です。

かつて弥栄会館時代にはビアホールとして親しまれた屋上を活かし、屋上テラスを使った特別な空間として生まれ変わりました。眼下に広がる祇園の街並みと、遠く東山の景色を望みながら、古都・京都の風情を感じつつ、開放的でありながらも落ち着いたひとときを過ごせます。

ここでのドリンクや軽食は、メニューごとに追加料金が必要。また、雨天の場合の営業はありません。

ビジター利用もOK!個性が光る3つのレストラン・バー

滞在中の楽しみとして、多くの人が上位に挙げるのが食事です。「帝国ホテル 京都」では、食の魅力を存分に味わえる3つのレストラン・バーがあります。

本棟2階には、薪窯の炎が温もりを添えるオールデイダイニング「弥栄」と、「帝国ホテル」として初めてカウンタースタイルを導入したフランス料理「練」の2店舗が。さらに本棟7階には、帝国ホテル2代目本館の意匠を受け継ぐメインバー「オールドインペリアルバー」があり、それぞれの場所で異なる食体験を味わえます。

これらの店舗は、ビジターも利用可能です。

朝食は宿泊者限定!オールデイダイニング「弥栄」

歴史ある「弥栄会館」の意匠を受け継いだオールデイダイニング「弥栄(やさか)」。朝食付きプランの場合は、ここか客室で食べることができます。

店内には薪や炭を使ったオープンキッチンがあり、薪窯の炎のゆらぎと香ばしい香りが、温もりと特別感あふれる空間を演出します。薪窯で仕上げる「弥栄バーガー」や「弥栄カレー」に加え、帝国ホテル伝統のパンケーキなども味わえるので、宿泊時はもちろん、京都へお出かけの際にもぜひ立ち寄りたい一軒です。

オールデイダイニング「弥栄」(やさか)
場所:帝国ホテル 京都 本棟2階
営業時間:朝食(宿泊者限定) 6:30~10:30(L.O.10:00)
※和朝食は7:00からのご案内
ランチ 11:30~14:30
ティータイム 14:30~17:30
ディナー 17:30~22:00(L.O.21:30)
定休日:無休
料金:朝食(宿泊者限定)洋朝食・和朝食 各7500円~
ランチ ランチセット 7800円~
ティータイム ドリンク 1400円~
ディナー ディナーコース 9700円~
※アラカルトメニュー(1400円~)

初のカウンタースタイル! フランス料理「練」

祇園甲部歌舞練場の敷地内にあることに由来し、その名を冠したフランス料理「練」。

「帝国ホテル」のフランス料理レストランとしては初めて、カウンタースタイルを取り入れ、目の前で仕上げられる料理の臨場感を存分に楽しめます。伝統ある帝国ホテルのフランス料理を礎に、二十四節気の移ろいを感じられる味わいがコースで表現されており、季節ごとに変わる旬の素材とシェフの技が五感を満たしてくれます。

フランス料理「練」
場所:帝国ホテル 京都 本棟2階
全18席 1回転のみ
営業時間:17:30~22:30(L.O.20:30)
定休日:日曜(月曜が祝日の場合、日曜営業翌月曜休/2026年5月4日(月・祝)、9月21日(月・祝)は営業)
料金:コース1名 38000円~

ナイトタイムに格別のカクテルを「オールドインペリアルバー」

「オールドインペリアルバー」は、帝国ホテルの伝統を受け継ぐクラシカルなバーです。帝国ホテル二代目本館「ライト館」に使用されていた大谷石の柱があり、歴史の重みを感じながらも落ち着いて過ごせる空間になっています。

バーテンダーが一杯ずつ丁寧に仕上げるカクテルは格別。定番の帝国ホテルオリジナルカクテルに加え、100年以上前に誕生した「マウント フジ」に抹茶などを加え再構築した「マウント 比叡」など、ここだけで味わえる限定カクテルも楽しめます。静かに時間を過ごしながら、京都ならではの特別な夜を堪能できる一軒です。

オールドインペリアルバー
場所:帝国ホテル 京都 本棟7階
営業時間:17:00~24:00(L.O.23:30)
定休日:無休
料金:カクテル 3000円~ ※宿泊者以外のゲストはチャージ料2200円が別途要

いつか泊まりたい憧れホテル

歴史を慈しみ、現代の感性で磨き上げられた空間とおもてなしが息づく「帝国ホテル 京都」。ここは、ただ眠るだけの場所ではなく、ホテルで過ごす時間そのものを存分に楽しむための場所。祇園の時間に寄り添いながら、非日常の心地よさと贅沢な体験を届けてくれる、京都ステイの新しい魅力あふれる特別な空間です。

値が張るは事実ですが、その分、五感に響く素晴らしい京都での滞在が叶います。ぜひ「いつか泊まりたい憧れのホテルリスト」に加えて、ご自身にとって絶好のタイミングで訪れてみてください。

帝国ホテル 京都

開業時期:2026年3月5日(木)
所在地:京都市東山区祇園町南側570-289
階数:地上7階、地下2階
施設構成:客室(55室)、レストラン、 バー、ザペストリーショップ、ウェルネス施設(スパトリートメント、プール、フィットネスジム)


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Staff Credit

取材・文/矢野愛

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