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今度こそ挫折しない!親子で始めるデジタルデトックス

今日から始める【デジタルデトックス術】無理にがまんするのではなく、適度な距離を自然にとれるのが理想

2026.02.20

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今度こそ挫折しない!

親子で始めるデジタルデトックス

親子で始めるデジタルデトックス

今やインフラとも呼べるスマホやPC。でも使いすぎやその弊害も気になる今こそ、“あえて”距離をとる生活してみませんか? 自分にとって適切な使用時間や使い方を身につけることで、人生がさらに豊かに、充実する可能性大!

Index
  1. 親子で始めるデジタルデトックス
  2. 今日から始めるデジタルデトックス術
  3. 読者の悩みに、デジタルデトックスの専門家が回答!
  4. デジタルデトックスしたいと思いつつ、仕事や人間関係の都合もあるため、長時間手放すことは難しいです。どうしたらいいですか?
  5. スマホに依存しない生活習慣の作り方が知りたいです。
  6. SNSをつい見すぎてしまいます…。うまく距離をとるコツは?
  7. 子どもが退屈そうにしていると、ついタブレットなどを与え…これってよくないですよね?
  8. デジタルデトックスできる、おすすめのイベントはありますか?
  9. LEE100人隊が実践している! 私流デジタルデトックス術
  10. LEE100人隊がデジタルデトックス術を実践してみた!
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まずはここから!

今日から始めるデジタルデトックス術

スマホ使用は無理にがまんするのではなく、適度な距離を自然にとれるのが理想。取り入れやすい実践方法を、デジタルデトックスの専門家が提案!

読者の悩みに、デジタルデトックスの専門家が回答!

毎日の生活の中でどうデジタルデトックスすれば? ご自身がやってみて効果があったアクションを中心に、考え方と実践法を森下さんがレクチャー。

森下彰大さん

教えてくれたのは…

森下彰大さん

デジタルデトックス協会理事

中京大学国際英語学科卒業。在学中に米へ留学、マーケティングや心理学を学ぶ中で「デジタルデトックス」の概念に出会う。以降、休み方に関する研究や発信を続ける。著書に『戦略的暇─人生を変える「新しい休み方」─』(飛鳥新社)。

便利に使っているつもりがスマホに忙しくさせられている

「『自分が主導権を持って選択すること』は、人生の幸福度を上げるカギ。逆もまた然りです。スマホを敵対視する必要はありませんが、必要に応じてスマホから離れる時間を自分自身でコントロールする感覚を少しずつ身につけることで、暮らしそのものの満足感が上がると思います。スマホが危ういのは、自分の意思で使っているように見えて、実は主導権を奪われているところ。本来、効率的に用事を終わらせて時間的余裕を生むはずのスマホですが、その手軽さゆえに、次から次へとやることが増えてしまいます。結果、かえって時間が奪われて忙しくさせられている気がします。
スマホの使用を減らす方法として私たちが提案しているのは、疲れているときにはあえて非効率なモノ・コトを愛でるということ。すべてに効率や生産性を求めないということです。多少時間が余分にかかったとしても、頭や心、体を使って目の前の物事に集中して向き合うことで『時間を大切に使った』という実感が得られるはずです」

デジタルデトックスしたいと思いつつ、仕事や人間関係の都合もあるため、長時間手放すことは難しいです。どうしたらいいですか?

まずはトイレに持っていくのをやめるところから。「自分から遠ざかる」のがおすすめ

スマホをトイレに持っていくのをやめる

「1日まるっとスマホから離れなくてもいいので、トイレに行くとき、散歩に出かけるときなど、自分でトライしやすい時間やタイミングを限定して、スマホを持たずに行動してみることから始めてみてはどうでしょうか。タイムロック機能がついたコンテナなどもありますが、不便が生じたり触れないストレスなどもあるので、あまりおすすめしません。スマホを遠ざけるのではなく『自分が遠ざかる』ほうが自由度が高く、ストレスがたまりにくいと思いますよ」



スマホに依存しない生活習慣の作り方が知りたいです。

自分がハマれる、“時間をかけて五感を使う”習慣を見つけて

アロマキャンドルをたいて入浴を楽しむ

「五感を意識的に使い、自分の手を動かして作業したり行動することで、集中力や創造性が高まり、リラックス効果も得られると言われます。例えば、お風呂の中ではスマホ動画を見るのではなくアロマキャンドルをたいて入浴を楽しんだり、自分で選んだ豆からひいてコーヒーを丁寧にいれるなど、自分が『好き』『心地いい』と感じられて、五感をフル活動させる作業や行動を日常の中で見つけましょう。それが習慣化すれば、自然とスマホから離れる時間が増えるはずです」

SNSをつい見すぎてしまいます…。うまく距離をとるコツは?

ホーム画面のタップしやすい場所にSNSのアイコンがあるのは、リビングのテーブルに常にお菓子の山があるようなもの。タップするハードルを設けましょう

タップするハードルを設ける

「例えばよく見るSNS、動画サイトなどのアプリアイコンを、トップ画面の利き手・手前側に置いていませんか? 『アクセスが容易』というのは依存度を上げる1つの要因。スワイプしないと出てこない画面に、かつフォルダ内にまとめて入れるなど、アクセスまでの手間を1つでも2つでも増やしてみてください。そのひと手間の最中に『なんで今これ見る必要があるんだっけ?』と自分をかえりみることができます」

子どもが退屈そうにしていると、ついタブレットなどを与え…これってよくないですよね?

スマホやタブレットは「体験ブロッカー」。子どもにとって退屈はむしろチャンスです

自発的に遊びを作り出す

「退屈しのぎにオンライン、は裏を返せば子どもがほかの体験をする機会を奪うことにもなり得ます。初めのうちは『ゲームも動画もなしで、どう過ごさせればいいの?』と戸惑うかもしれませんが、そのうちしりとりをやりだしたり、道中の景色の中から興味のあるものを見つけ出したり……と自発的に遊びを作り出すでしょう。それは子どもの創造性にもつながります。退屈はむしろチャンスととらえてみては」

デジタルデトックスできる、おすすめのイベントはありますか?

LINEのオープンチャットで気軽に参加できる、「脱スマホチャレンジ」にぜひ参加を!

LINEのオープンチャットで気軽に参加できる「脱スマホチャレンジ」

「私たちの協会では、LINEのオープンチャットで誰でも無料で参加できる『1週間で脱スマホチャレンジ』というイベントを開催しています。月〜日曜日まで1日1つ、『プッシュ通知をオフに』『SNSを見ない・投稿しない』など、スマホから距離をとるためのアクションを提案し、参加者は実践してみるというものです。同じ悩みを持つ参加者同士が交流し、励まし合いながらチャレンジできるのも特徴です。詳しくはこちら(digitaldetox.jp)で紹介しています」

LEE100人隊が実践している! 私流デジタルデトックス術

小さな一歩が脳を守り、人生の充実度を高める! 身近な読者のアイデアなら、マネできそうなことが見つかりやすいはず。

時には、わざと機内モードに

TB さとささん

子どもがYouTubeばかり見ていた時期には、家族でボードゲームをしてみたり、住んでいる市がやっている農業や遺跡発掘の体験活動などに参加し、物理的に家にいない時間を作るようにしていました

No.091 hiroさん

寝る前になるべくスマホを触らないようにするため、ブックライトを購入してベッドでの読書を習慣に

TB いちこさん

ベッドでの読書を習慣に

外に遊びに出かけたら、カメラ以外のアプリには触らない!と決めています

No.011 MARINAさん

オフの時間になったら、スマホの画面をグレースケールにする設定をしています

No.029 Yukapoさん

車の運転中はスマホを使えないので、休みの日に「スマホばかり見てしまうな」と思ったときは、ドライブに出かけて強制的にデジタルデトックスするようにしています

No.040 きなさん

寝室にスマホは持ち込まないようにしています

TB キッキさん

iPhoneで休止時間を設定し、22時〜6時は通知が来ないようにしています

No.010 アイコさん

休止時間を設定し、通知が来ないように

編み物時間がデジタルデトックスになっています。両手が塞がるのでスマホを触ることもできないし、編み目を見ながら編む必要があるのでテレビを見ることもできません

No.049 yaeさん

LEE100人隊がデジタルデトックス術を実践してみた!

スマホとの付き合い方に悩む2人が、デジタルデトックスに2週間チャレンジ! 心身ともにポジティブな変化があったよう。

LEE100人隊 No.073 しえさん

No.073 しえさんの場合

「ほぼ惰性でSNSやニュースを見てしまい、お風呂やベッドの中では動画を。うつむき姿勢が多いせいか二重あごがくせになり、せっかち&常にイライラ。娘(10歳)もYouTubeが大好きで、寝る直前まで見ていることも」

デジタルデトックス術を実践!

オフライン時間が増えたら1日が長くなり気持ちと時間に余裕が生まれた♪

オフライン時間が増えたら1日が長くなり気持ちと時間に余裕が生まれた♪

「アプリで管理していたToDoを手書きに変更したり、入浴中は動画をやめ、頭の整理をしながら二重あごケアを実践。娘とは一緒にボードゲームをして、ひととき動画から離れさせ、楽しい時間を過ごせました。デジタルデバイスから離れる時間が増えると1日が長く感じられ、せかせかした気持ちが鎮まったのを実感」

TB しょこみさん

TB しょこみさんの場合

「最大のネックはSNS。他人と自分を比較して落ち込んだり、やりたいことがいろいろあるのに見続けてしまい何もできなかったり。寝つきが悪く、首や肩の痛みも慢性化。見なければいいとわかってはいるけど……」

デジタルデトックス術を実践!

思いきってSNSをアンインストール。支障どころかメリットしかなかった!

思いきってSNSをアンインストール。支障どころかメリットしかなかった!

「SNSのアプリアイコンを削除。一大決心のような気がしましたが、消してみればなんの支障もないどころかプラスだらけでした。久しぶりに読書を再開でき、自然な眠気が訪れて驚き! 子どもと触れ合う時間も増え、人と比べることなく自分の生活にフォーカスできている感覚を得られたのが最大の収穫です」

Staff Credit

イラストレーション/akisa yagi 取材・文/遊佐信子
こちらは2026年LEE3月号(2/6発売)「親子で始めるデジタルデトックス」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(掲載当時)です。

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