チームゆらぎ世代が婦人科医と考える
【“プレ更年期”の歩き方】今までと違う心と体。漠然としたモヤモヤに翻弄されてます!その対応策は?
2026.02.07
LEE読者「チームゆらぎ世代」が気になることを専門家に聞きました!
心と体のモヤモヤが晴れる“プレ更年期”の歩き方

女性ホルモンの変化に揺れるプレ更年期からのお悩みは、心身ともに大きな負担に。ゆらぎ症状を抱えているLEEキャラクター武藤乃子さん、LEE100人隊りーぬさんとちゅーこさんの3名で「チームゆらぎ世代」を結成。これから症状が出てくるかもしれないプレ更年期の人も、リアルな体験談やエキスパートたちからのアドバイスをぜひチェックして、ゆらぎ世代を健やかに歩んでいく“わたしケア”のヒントを見つけませんか?
理由もなく気持ちがザワザワ、モヤモヤ。自分じゃないみたい…
子どもに怒りすぎている自分に反省する日々。これって更年期なんでしょうか?
今日は元気!なんて日がほとんどなくて。体調が崩れやすく戻りにくいのが悩み(涙)
前よりも眠りが浅くなって、疲れも取れていない気がする
生理の経血がだんだん減ってきているし、周期も乱れてきました
武藤さんのモヤモヤ体験記
前と違う体、晴れない心。ゆらぎに悩む日々

仕事で群馬の自宅から東京に行くことが多いのですが、ここ数年は1回行き来するだけでどっと疲れてしまいます。友人と忘年会などでいつもより夜遅くなると体内時計が乱れてよく眠れなくなったり、回復にもすごく時間がかかるように。40歳前後から「あれ、なんか前と違うな」と思うことが増えて、肌もずっとカサカサ。生理前や排卵期の〝肉づき〞も明らかに変わり、むくみでウエストが一回り大きくなる感じです。同じボトムでも日によってはき心地が違うほど。生理痛も前より重くなり、もともと小さな筋腫があるとは婦人科で言われていたのですが、最近は「これも更年期の入口かも」と言われたりして。経血量も増えすぎて、通院して治療も受けました。それでも排卵期は下腹部がチクチクして、体がだるくずっと眠いんです。また、心も落ち着かず、理由がないのにずっとモヤモヤ。頭の中でずっとなにかを考えているような……気持ちが晴れない日が続いています。
気持ちが落ち着かないというか、モヤモヤしっぱなしです~

武藤乃子さん
LEEキャラクター
44歳のフリーアナウンサー。16歳と9歳の息子のママ。10年前に子宮頸がんを経験し、40歳頃からは子宮筋腫の拡大とともに女性ホルモンの変化を実感。更年期への不安を抱えている。
誰もが通る道ですから大丈夫! 日々を少し見つめ直しましょう

福山千代子先生
婦人科医師
MET BEAUTY CLINICと渋谷さくらステージ桜十字クリニックで婦人科診療を担当。フェムケアの普及に注力している。
すべてが下降ぎみ。髪質も変わり、手もこわばるように
娘につい強く言いすぎてしまいがち! 老化の加速にお手入れも追いつきません
チームゆらぎ世代の “不調あるある”座談会
漠然としたモヤモヤに翻弄されてます!

女性ホルモンが揺れ動き、不調が出てくるのがプレ更年期
福山先生(以下:福山) はじめまして。まずは、皆さんが今感じている体と心のゆらぎ、そして不安について教えてください。
武藤さん(以下:武藤) いろいろありますが、太りやすくなったり、以前より疲れやすくなったり、生理前の落ち込みも強くて……。最近は頭の中がずっとモヤっとしている感じもあります。
りーぬさん(以下:りーぬ) 私はイライラが増えて、子どもに強く当たってしまうことも……。それから、食後に汗が一気に噴き出るようになって、これがホットフラッシュなのかなと感じています。
ちゅーこさん(以下:ちゅーこ) 一昨年、仕事と家事・育児の両立に限界を感じ、フリーランスに転身しました。気持ちは楽になりましたが、最近は体重の増加や毛量の減少、髪質の変化に戸惑っています。手指がこわばって痛みも。
武藤 指のこわばりわかります!
福山 皆さん、それぞれに大変なことですよね。まず“更年期”というのは、閉経の前後5年ずつを指します。“プレ更年期”という言葉は医学用語ではありませんが、卵巣機能の低下で女性ホルモンが減り、心身に影響が出始める時期を指すことが多いんです。個人差があり、不調をあまり感じずに更年期が過ぎる人もいますが、ホルモンバランスが崩れると自律神経も不安定になりますので、ほてり、多汗、不眠、イライラ、落ち込み、肩こり、疲れ、免疫低下など、さまざまなゆらぎが現れる人も少なくありません。
女性のからだとエストロゲンの関係

自分をいたわり、基本の食事・運動・睡眠を見直すことから
りーぬ 温めたり、お香をたいたり、疲れたら休むなど、なるべく無理をしないようにしています。
ちゅーこ 私はピラティスでコアを鍛えるように。
福山 とてもいいですね。女性ホルモンが大きく揺れ動くことで、自律神経も体の調整力もフル稼働して、無理が響きやすくなっていますから。自分をいたわりながら、食事・運動・睡眠といった基本の生活習慣を整えることがいちばん効果的なんです。
更年期本番に向けて備えのとき。自分に合う整え方を模索して
武藤 今までにない変化に不安になりますし、できていたことができなくなる焦りもあって……。
福山 更年期うつになりやすいのは、責任感が強くまじめな方が多いといわれています。漠然とした不安はストレスになりますから、モヤモヤする場面を書き出してみるのもおすすめです。生理前だけに症状が強い場合は、PMSの可能性も。朝の日差しを浴びる、よく噛んで朝食をとる、リズム運動をするなど、セロトニンを増やす工夫も役立ちますよ。
武藤 なるほど、やってみます。
りーぬ 私は多汗や四十肩なども気になるので、そろそろ婦人科に行くべきか迷っています。
福山 ぜひ。更年期本番になると行動を起こすのが億劫になる方も多いので、早めにいろいろと悩みを相談できる先輩や“かかりつけの婦人科医”を見つけておくと安心です。
ちゅーこ 私はホルモン治療を試したのですが、合わなくて……。
福山 今は治療の選択肢も増えていますし、漢方に切り替える方法もあります。ホルモン治療で楽になる方も多いので、方針に納得できる産婦人科医を探して、まずは相談してみてください。プレ更年期は、更年期本番に向けて備える時期。自分の不調の引き金と、自分にとって心地よい体や心の整え方を見つけていきましょう。
Staff Credit
撮影/tAiki(モデル) ヘア&メイク/田中康世(cheek one) スタイリスト/小林真珠 イラストレーション/山本瑶奈 取材・文/中島 彩
こちらは2026年LEE3月号(2/6発売)「心と体のモヤモヤが晴れる“プレ更年期”の歩き方」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(掲載当時)です。
HEALTHの新着記事
この記事へのコメント( 0 )
※ コメントにはメンバー登録が必要です。


















