連載
犬と部屋と雅姫
vol. 02
わんこたちと冬の布づかい



mogura
トイプードル/17歳
別名・番長。体は不自由になろうとも犬チームのリーダーとして君臨

picasso
トイプードル/16歳
別名・ちっちゃい兄貴。犬チームのNo.2で驚異の童顔。コアラ似男子

wols
チョコラブ/10歳
いつまでも少年の心と若き食欲を忘れない。破天荒に見えて実はビビリ

koguma
トイプードル/1歳
森家で(犬では)初の女の子。末っ子のため、みんなに甘やかされる姫
「少し前、とうとうリビングのソファを修理したんです」と雅姫さん。
「清水の舞台から飛び降りる気持ちで手に入れてから23年。犬も人間もたくさん座って、カバーはもちろん、構造自体もかなり弱って」
さて、そんな大切に使い続ける布張りソファにおける悩ましい問題。それは、犬たちの抜け毛です。
「犬との暮らしは……特に抜け毛の多いラブラドールがいる場合、インテリアは毛との戦い。とりあえずあちこちを布でカバーすることで“布だけ洗えばいい状態”にしています。幸い私は布好きで、手持ちの数は人一倍! 好きな布を活用できるし、これはこれで楽しいんです」
通年愛用するのは、洗いやすいコットン素材のブランケット。例えば、韓国のイブルにアレンジを加えて「ハグ オー ワー」で商品化するなど、犬たちとの暮らしは雅姫さんのもの選びに影響を与え、さらにはもの作りのヒントにもなっています。ちなみに、今では人気アイテムとなった、犬たちの洋服。これは初の小型犬・もぐらを迎えたことがきっかけ。
「トイプードルは、抜け毛は少ないけれど寒がり。それまでは大型犬と暮らしていたので、『犬に服なんて』と思っていましたが、小さい犬たちにとっては実用品なんですね。せっかくならかわいくて着心地のいいニットの服を着せたくて、子ども服を作る感覚で、つい真剣に取り組むことになっちゃって」
ちなみにリビングの床に何枚か敷かれたラグは、単純なインテリアのアクセント、ではありません。
「大型犬は特に、フローリングだと足が滑って腰を痛めがち。床全体を滑りづらいコルクにする人もいるけれど、そこまではまだしなくていいかな?と思っていて。そこで、飛び降りたときの衝撃をやわらげ、同時に足の滑りを防げるようにソファの下に大きめのラグを敷いています。これもまた、掃除がしやすいように毛足を短く刈り込んだタイプを選んでいるんですよ」

タッセル付きのウールブランケットは、自由が丘の「ブロカント」で購入。やさしい肌触りでもぐらもリラックス

ソファに重ねる布は、少しずつ色合いと素材を変えてコーディネートを楽しむ。「お客さんが来るときはちょっと素敵な布をかけるけれど、家族だけのときは、ゴムで留めるベッドマットをかぶせていることも(笑)」

ソファにニュアンスの違う布を重ねていくだけで、空間に冬らしいぬくもりが漂う。「織りのちょっとした違いやトーンを少しずつ変えて楽しみながら、同系色を重ねるのが好き」

窓辺にはつい集まってしまう犬モチーフのグッズ。旅先で出会ったヴィンテージアイテムや、ジョン・デリアンのデコパージュ、愛犬グレゴリーと雅姫さんの写真も。キャンドルを灯して温かな雰囲気に

たくさんの白を重ねてかわいらしく温かに。「抜け毛の多いヴォルスは使用厳禁(というか、体が大きくて乗れない!)、こぐちゃんだけが特別待遇で使用」

「オルネ ド フォイユ」と「コーラル&タスク」がコラボしたオーバルイヌベッドは、雅姫さんちの愛犬たちも大のお気に入り。「ハグ オー ワー」でも販売中

こぐまはお兄ちゃんたちのお古を着用。「今年は、あたちだけのかわいいお洋服も増えるはず。にしても、おうちはあったかいから、早く脱ぎたい!」

玄関には、犬たちが家族をお見送りするための、通称「いってらっしゃいのソファ」が。ヴォルスそっくりの犬が描かれたクッションはイタリアの旅で購入

もぐらとピカソは衣装持ち。着心地のいいニットがたくさん! もちろん、「ハグ オー ワー」で作った服も。「これからは、こぐちゃんの女の子服も増えますね」

雅姫
モデル
自由が丘のショップ「ハグ オー ワー」「クロス&クロス」のデザイナーを務める。料理、インテリア、ファッション、さらに犬たちも登場するインスタグラム(mogurapicassowols)も人気を集めている
Staff Credit
撮影/砂原 文 取材・文/福山雅美 デザイン/pond inc.
こちらは2026年LEE1・2月合併号(12/5発売)「犬と部屋と雅姫」に掲載の記事です。
雅姫 Masaki
モデル&デザイナー
モデル。自由が丘のショップ「ハグ オー ワー」「クロス&クロス」のデザイナーを務める。料理、インテリア、ファッション、さらに犬たちも登場するインスタグラムも人気を集めている
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