夫婦対談【高山 都さん＆安井達郎さん】結婚後、2人でおしゃれをするようになって変わったこととは？

特集を組むたびに大反響を呼ぶ、高山都さんの私服スタイル。2人だからこそ楽しめるリンクコーデやシェアコーデには、私たちがお手本にしたいセオリーとアイデアがあふれていました。２人一緒の私服撮影を終えてのアフタートークをたっぷりとお届けします！

高山 都さん

モデル

1982年、大阪府生まれ。LEEをはじめ、多くの雑誌や広告でモデルとして活躍する一方で、エッセイの執筆や人気ブランドとのコラボで多彩な才能を発揮。センスあふれるライフスタイルに注目が集まる。

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安井達郎さん

モデル

1988年、愛知県生まれ。学生時代からモデル業を始め、雑誌や広告等で活躍。写真家や映像作家としての顔も持ち、多くの作品で監督を務める。日々の暮らしを切り取った自身のYouTubeも話題！

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都さん　二人一緒の私服撮影、準備も含めてすごく楽しかったね！

達郎さん　あらためて自分たちのワードローブを見直すきっかけにもなったし、いつも以上に意見の交換をすることで、おしゃれの可能性やコーディネートの楽しさをより感じることができた気がする。

夫婦ってチームだから、おしゃれもチーム感を出していきたい。毎日がスポーツテイストだった僕のおしゃれの扉を開けてくれた都さんに、すごく感謝しています。

by TATSURO

都さん　結婚して3年がたって、達郎くんは、ファッションテイストがガラッと変わったよね！　以前はスポーツテイストやアウトドアテイストが好きだったから。

達郎さん　そうだね。モデルになってからはミニマル主義で、最低限の服しか持っていなかったから。結婚してから二人でおしゃれをするようになって、〝そういえば俺って服が好きだったんだ〟って、自分の原点に戻れたのも、都さんのおかげ。折に触れて服や小物をプレゼントしてくれるのも、すごくうれしい。この服にふさわしい男になろうって、気合いが入るから。

都さん　達郎くんって、私が新しい服を家で試着してたりすると、〝いいね！　その服着てどこかお出かけしようよ〟って言ってくれるじゃない。それって本当にうれしいの。誕生日や記念日だけじゃなくて、二人でおしゃれして出かける予定を作ることで、楽しい思い出がさらに増えるから！

達郎さん　そんなとき、二人でおしゃれのトーンを合わせるのって重要だよね。都さんがせっかくおしゃれしてるのに、僕だけ頑固にスポーツテイスト好きを通しても、ちぐはぐだし楽しくないんだよね。

都さん　私は達郎くんと結婚してから、肩の力が抜けた気がする。それまでは一人で生きていたから、やっぱり他人の目を気にするじゃない。でも今は、お出かけする日もしない日も、最初に会う人は達郎くんだから、〝達郎くんに気に入ってもらえたらOK！〟みたいなところがあって。それがすごく心地いい。昨日は、前夜にオアシスのライブに行った達郎くんがブリティッシュテイストの格好してて。それに合わせて私もロンドンっぽいコーディネートをしてお出かけしたのも楽しかった！

達郎さん　おっ。意外と僕が影響を及ぼすこともあるんだね（笑）。

都さん　あるある！　メンズの老舗系ブランドは達郎くんのほうが全然詳しいし。逆にトレンドとか今の空気感とかが私の担当かな。

達郎さん　夫婦ってせっかくのチームなんだから、会う人にもチーム感を感じてもらいたいよね。

二人の印象がちぐはぐだと、会う人に余計な気を使わせちゃう。仲がよくて、感じがいいって思ってもらうのって、実はすごく大事な気がしています。

by MIYAKO

都さん　そう思う。私、服って、〝印象〟だと思うのね。二人の印象がちぐはぐしていたら、会う人もなんだか気を使うじゃない。二人のトーンが合っていて、〝仲がよさそうで、印象がいい〟って感じてもらうのって、すごく大切だと思うんだ。どちらかが無理に合わせるというよりも、結婚生活と一緒で、おしゃれだって〝歩み寄り〟。お互いがお互いを見ながら、これからも楽しんでいきたいね。

達郎さん　はい。結婚4年目も、よろしくお願いします！