2026年【開運インテリア実例】「吉方位」ごとの開運キーワードを、センスよく部屋に取り入れるなら？

新しい年は、お部屋にもいい運気を取り込んでハッピーを招きたいもの。実は占い好きのスタイリスト石井佳苗さんが、占術研究家の水晶玉子さんと初コラボ！　吉方位をベースとした風水を、センスよくまねしやすいインテリア実例に落とし込んで提案します。９つの「本命星」の基本性格と2026年の運勢も！

吉方位ごとの開運キーワードを、センスよく取り入れるなら？　スタイリスト石井さんが「私ならこうする」という視点で提案。

占いは大好き！でも好きなじゃない物を部屋に置くのは？

石井佳苗さん

Kanae Ishii

スタイリスト

雑誌や書籍、広告などで活躍中のインテリアスタイリスト。住まい作りの感覚を磨くヒントが詰まった著書『Heima』（扶桑社）も好評。本誌連載でもインテリア名品を紹介中。

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2026年前半はインテリアを整えるのに絶好の時期

水晶玉子さん

Tamako Suisho

占術研究家

東洋・西洋の枠を超えて占術を幅広く研究。シリーズ累計76万部の『水晶玉子のオリエンタル占星術 開運暦2026』（集英社インターナショナル）が発売中。日本古来の暦や季節の言葉を解説するSNSも人気。

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まずは本命星＆2026年の吉方位を確認。方角ごとの開運キーワードを部屋に取り入れて。

1　生まれ年から、九星気学の本命星を特定する

※誕生日が立春以前（1月1日～2月3日）の人は、実際の生年より、一つ前の年で確認すること。

2　本命星ごとに下図で2026年の吉方位を確認（2026年の凶方位は真北と真南）

※2026年2月4日以降

3　2の方角に、それぞれの開運のモチーフや色を取り入れると◎

※自分の吉方位でなくても、各方位をこのように整えれば運気は上がります。

楽しいことや金運を招く方位。強い質感を、木や布もので中和して

楽しいこと全般、そして金運にも縁があるとされるのが西の方角。黄色やゴールド、白などが開運カラーで、金属製のアイテムも運気アップに。「椅子の座面も、照明のシェードを横から見た形も、とがった三角形。シェルフと椅子が金属製ですが、室内に多用すると緊張感が出るので、木のトレーなどで中和。存在感が強くなりがちなイエローは、小物でさし色に。明るくて個性豊かながらも落ち着ける大人っぽいコーナーにしました」（石井さん）

人との縁をつなげる方位。ラッキーカラーは色を絞って

東南は人との縁をつなげる方角。スマホなど通信機器をこの方位に置いても開運に。軽やかに揺れるもの、そしてカラフルな色がいいのだとか。「テーブルランプのピンク色をメインのカラーにして、花器のブルーもアクセントに。主役色を決めると、カラフルな配色も上品な印象に。色をガラス素材で取り入れると派手になりすぎず、おすすめです。さらに、揺れる木製のモビールで軽さも演出しました」（石井さん）

家庭の安定に吉。トーンの違うアースカラーを組み合わせて

西南は「裏鬼門」と呼ばれ、「鬼門」から家に入ってきたよくない気が外へ出ていく方位ゆえ、きれいに整えることが大事。また土っぽい雰囲気や〝田園〞をイメージさせるもので安定感を出して。「ウッドボウルや陶器のカップなど茶色のアイテムに、グリーンのぽってりした陶器やクロスを足したことで、清潔感が加わり地味すぎない空間に。鉢植えで実際の土も取り入れてみました」（石井さん）

自分を格上げしてくれる方位には、名品アイテム＆上質な小物を

西北はステイタスを高める方位。仕事運を上げたい人はこの方角を整えると◎。ポップやカラフルなテイストは避け、上質なものを置くのがおすすめだそう。「巨匠フィン・ユールデザインのデスクランプ、ジョージ・ジェンセンの置き時計、モンブランの万年筆、そしてノルの椅子と、仕事への意欲が高まりそうなデザイナーズや名品で揃えて。色は、グレーや控えめな金銀でシックに。渋くなりすぎないようにお花を添えました」（石井さん）

財を蓄える方位。掛け軸など和の要素をモダンに取り入れる

吉方位とはいえ東北は「鬼門」の方位ゆえ、乱雑にならないように。〝山〞をイメージさせる方位で、動かずに蓄財を促す方角でもあるので、軽い＆揺れる素材は避けて重厚感や伝統的なものを置くと吉。「どっしりしたチェストに、古いウッドボウルを合わせて。掛け軸は表装が無地のものを選ぶと、和風になりすぎません。お香でなくアロマを選び、水晶の代わりに石のオブジェを。和と洋、伝統とモダンを織り交ぜた空間に。照明も加えるのがポイント」（石井さん）