HEALTH

佐々木はる菜

42歳・2児の母が話題の「フェムケア製品」をレポート!”はくだけ・座るだけ”骨盤底筋ケア/おりもの特化型吸水ショーツ

  • 佐々木はる菜

2025.12.15

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くしゃみ、ジャンプ、走ったとき。「あっ…」が増えてきた最近

子どもを産んで以降、女性特有の健康課題をケアする「フェムケア」への関心が高まり、LEEでも数々の取材を通して学びを重ねてきました。
私にとって、このテーマは常にアンテナを張っている関心領域のひとつです。

そして40代に入った今、特に気になっているのが「骨盤底筋」。

実は最近、子どものサッカーの応援でジャンプした拍子にヒヤッとする瞬間がありました。
日常生活に大きな支障があるほどではないけれど、そろそろ私もケアを考える時期なのかもしれない……。
そして少し勇気を出して周囲に話してみると、驚くほど“仲間”が多いことを知りました。

骨盤底筋は出産や加齢によってゆるみやすく、衰えると尿漏れや頻尿、姿勢や体型の崩れといった悩みにも繋がるそう。
実は40代女性の2人に1人が「尿漏れ」を経験しているという調査結果もあります。

「大丈夫?」と子どもたちのことは気にかけても、自分の体のサインはつい後回しにしがち。
今回は、そんな私の小さな不快感を前向きに変えてくれたフェムケアアイテム3つをご紹介します!

SIXPAD 骨盤底筋ケアガードル/SIXPAD Perine Fit(ペリネフィット)/momoful (モモフル)おりもの吸水ショーツelegant

あの「SIXPAD(シックスパッド)」がフェムケアカテゴリーをスタート

まずレポートしたいのは、腹筋を鍛えるベルトなどでおなじみの「SIXPAD(シックスパッド)」の新カテゴリである、フェムケアカテゴリー「SIXPAD for Women(シックスパッド フォー ウィメン)」の新製品ふたつ。
なんと、これまで鍛えるのが難しいとされてきた「骨盤底筋」にアプローチし、セルフで手軽にトレーニングできたり、日常の中でサポートしてくれたりするのです。

女性の、人に言いづらいカラダの悩みを日常生活の中でサポートしてくれる製品は、忙しい私たちにとって強い味方になると感じます。

「SIXPAD for Women(シックスパッド フォー ウィメン)」の新製品

おすすめアイテム①

はいた瞬間わかる!締めつけではない「支えられる安心感」

SIXPAD 骨盤底筋ケアガードル

SIXPAD 骨盤底筋ケアガードル

まず驚いたのが、ガードルと言われてイメージしていたものとは違う“ラクさ”でした。
身に着けた瞬間、骨盤がスッと立ち背すじが自然と伸び、下着内部の前後についたハンモック状パワーネットが骨盤底筋を下からキュッと持ち上げてくれる感覚が気持ち良い!
柔らかな肌触りで、長時間の着用でも苦しい締め付け感はなく、動きやすいことも印象的。
服のラインにひびきにくく、スカートでもパンツでも安心して合わせられます。
そして着脱もスムーズで、ネットに入れて普通に洗濯でき乾きも早く、毎日のインナーとして気負わず使えると感じました。

SIXPAD 骨盤底筋ケアガードルの機能
ハンモック状の生地部分(右下)、ヒップラインに沿ったサポート生地(写真左)がしっかり支えてくれます。ベージュ/ピンクベージュ/ブラックの3色展開

さらに、遠赤外線の独自素材が骨盤まわりの血行をサポートし、冷えやむくみなど下半身特有の不調にもアプローチしてくれるそう。
確かに寒い日の外出時などは普段より体が温かく感じられ、それでいて座る姿勢が続いてもムレることなく、抗菌防臭効果もあり、快適に過ごせています。

日常の動きに寄り添いながら、意識しづらい骨盤底筋をサポートしてくれるガードル。
医療機器として届け出済みという点も心強く、安心して続けられそうだと感じました。

おすすめアイテム②

鍛えるのが難しい骨盤底筋に、”座るだけ”で直接アプローチ!

SIXPAD Perine Fit(ペリネフィット)

SIXPAD Perine Fit(ペリネフィット)

骨盤底筋を“機器で鍛える”ーそんな発想は、今回このアイテムに出会うまでありませんでした。

目で確認したり、正しく動かす感覚をつかむのが難しい骨盤底筋。
その部分にEMS(電気刺激)で直接アプローチし、自宅で効率的にトレーニングできるのが「ペリネフィット」です。
2026年1月発売予定の新製品で、今回ひと足先にお試しさせていただきました!

これまでSIXPADが培ったエビデンスとテクノロジーに基づいて設計されており、座るだけで本気の骨盤底筋トレーニングができる。
スイッチさえ入れれば座ったまま好きなことができるので、私は在宅で仕事をする時間に取り入れてみました。

SIXPAD Perine Fitを使う様子

準備は、本体の充電と、肌と電極の間の通電に必要な“水分”だけ。
専用の下着もありますが、手持ちのものを濡らして使う、電極部分にウェットティッシュを敷いて座る、などでもOK。座った状態でレベル調整ができ、操作も簡単です。

SIXPAD Perine Fitの機能
操作パネルは脚の間に位置しています。ウェットティッシュを敷いて使用する際のヒヤッと感をなくすためのヒーター機能もありがたい!(写真左)椅子の傷つきや本体の滑りなどを防止する専用マット(写真右)もあります。

デリケートな部分だからこそ、正直少し不安もありつつ、新しいケアへの期待でわくわくしながらスイッチオン!

1~25までレベルがあり、最初は推奨通り弱めからスタートしました。
EMSによるでリズミカルな刺激は、心配していた痛みや不快感はなし。
独自の姿勢サポート構造で自然と骨盤が立ち、自分ではうまく動かせていなかった筋肉に「ちゃんと効いてる!」という実感を得ることができました。

SIXPAD Perine Fitの収納方法
自立するのでコンパクトに収納可
SIXPAD Perine Fitの収納カバー
衛生面を配慮したカバーをかけ、そのまま充電もできます

自力での骨盤底筋トレーニングも試したことがありますが、直接見えない部分だからこそなかなか続かなかった私。この手軽さは、継続のハードルをぐっと下げてくれると感じました。



おすすめアイテム③

今まで目をつぶっていた「ちょっとした不快」を軽く

momoful (モモフル)おりもの吸水ショーツelegant

momoful (モモフル)おりもの吸水ショーツelegant

最後にご紹介する「momoful(モモフル)」の「おりもの吸水ショーツelegant」は、「今年出会えてよかった!」と声を大にして推したいアイテムのひとつです。
婦人科医と共同開発された、”おりもの特化型”の吸水ショーツで、粘性のある液体をしっかりキャッチし、ムレやニオイを軽減してくれます。

momofulの製品
初めてmomofulを知ったのは、SNSで話題になっていた「Wオーバック」のヒップアップショーツ(左下)。インパクトに驚き調べてみたところ、ブランド内人気トップ製品である、おりもの吸水ショーツに出会いました

まず驚いたのが、吸水ショーツのイメージをくつがえす華やかさ。きらりと光をまとったような繊細な総レース仕立てで、Tバックもあり、ファッションの幅がぐっと広がります。
洗濯方法も手軽で、クロッチ部分を手洗いした後は、ネットに入れて普通に洗濯機に入れて大丈夫。乾きも早いため、毎日のローテーションにすっと馴染んでくれました。

momoful (モモフル)おりもの吸水ショーツelegant クロッチ部分

また購入者の中心は30~40代女性で、おりものケアに加え、軽い尿漏れ対策としても人気を集めているそう。

実際にはいてみると6層構造の吸水生地が、おりものや軽い水分をしっかり受け止めてくれます。
仕事や長距離移動など自分のタイミングだけでお手洗いに行けないような日も安心して過ごすことができ、日常のプチストレスがぐっと減りました。

また2025年12月1日には、吸水面を1.5mmまで薄くした「フリーライナー™ luxury」も発売に。
従来の製品が人気を集める中で出てきた「おりものが少ない日などに、より気軽に使いたい」「さらに本格的なランジェリーのようなデザインが欲しい」という声をもとに開発されたそうで、普通の下着と変わらない本当に軽い履き心地です。

もちろん使い捨てのライナーも便利ですが、コストやゴミが出る点などが少し気になっていました。
その日の自分の体調や予定に合わせ、選択肢が増えたことはありがたいと感じています。

新作の「フリーライナー™ luxury」

大きくは変えなくても、今の毎日がちょっと楽になるフェムケアアイテム

出産や年齢による自然な変化として、多くの女性に訪れるカラダの悩み。
少し前までは「恥ずかしい」「”気のせい”で済ませたい」と捉えがちでしたが、最近はフェムケアという言葉が浸透し、自分の体と向き合いやすい社会になってきたと感じます。

大切なのは、自分に続けられそうなことや興味を引かれたケアを、日々の暮らしに少しずつ取り入れてみること。その小さな積み重ねが、毎日をよりごきげんに過ごす力になるのではないかと思います。

今回ご紹介したフェムケアアイテム3点は、そんな日々の「ちょっと気になる」を放置せず、前向きに改善していくきっかけになってくれる頼もしい存在でした。
気になった時に始めてみることで、明日の快適さが変わるかもしれません。
私も、今無理なくできることから、“自分にとってちょうどいいケア”を続けていきたいと思います。

佐々木はる菜 Halna Sasaki

ライター

1983年東京都生まれ。小学生兄妹の母。夫の海外転勤に伴い2022年からの2年間をブラジル、アルゼンチンで過ごす。暮らし・子育てや通信社での海外ルポなど幅広く執筆中。出産離職や海外転勤など自身の経験から「女性の生き方」にまつわる発信がライフワークで著書にKindle『今こそ!フリーランスママ入門』。

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