Japan Mobility Show 2025が開催
LEEクルマ女子部 ライターの石川です。2年に1度のモビリティイベント「Japan Mobility Show 2025」が2025年10月30日~11月9日に開かれました。
ビッグサイズとスモールサイズ、両極端のモビリティが目立っていた今回の展示。その中から、国内メーカーに注目。話題のコンパクト&SUVやモビリティカーをご紹介します。
- Index
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- Japan Mobility Show 2025が開催
- Japan Mobility Showとは?
- 【トヨタ】キッズ専用の夢の乗り物!?&根強いファンを持つあの新型車を初披露
- 【日産】カワイイ欧州仕様車に釘付け
- 【スバル】アドベンチャー体験のパートナーとして寄り添う
- 【ダイハツ】未来型モビリティでワクワク体験を提案
- 【三菱】幅広いSUVラインナップで移動を冒険に変える!
- 【スズキ】受注が殺到した人気モデル「ジムニー ノマド」もお目見え
- 【マツダ】「人とクルマの豊かな関係」の未来を提案するコンセプトカーを発表
- 【ホンダ】高齢者や若年層の移動支援に貢献する超小型EVに注目
- 【番外編】知ってる?デザインナンバープレート
- あわせて読みたい「車」関連記事
Japan Mobility Showとは?

1954年に『全日本自動車ショー』初開催後、1964年には自動車の総合展示会『東京モーターショー』に改め、2023年にはワクワクする未来を創出していくための『共創プラットフォーム』として、2年に一度開催する『Japan Mobility Show』が始動。
主催者の日本自動車工業会によると、今回の総来場者数は101万人に達したという、時代とともに形を変え進化続けているイベントなのです。
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【トヨタ】キッズ専用の夢の乗り物!?&根強いファンを持つあの新型車を初披露

多くの出展があったトヨタで目に留まったのはこの2台。まずは見た目のかわいさに誰もがロックオンされて立ち止まる、ロボットのようなモビリティ『トヨタ キッズモビ』(写真右上)。これは身長130センチ以下の子どもが乗り、自動運転で走らせることができる、キッズ専用の安心・安全なAIパーソナルモビリティです。キッズモビを「ともだち」として考え、子どもの成長を促す体験を提供する乗り物でもあるのだそう。AIと自動運転が叶える世界、とても夢があります。
次は写真下2枚のこちら。トヨタBJ型として1951年に誕生し、その直後に自動車として初めて富士山6合目の登山に成功したという伝説の車で、根強いファンが多い『ランクル』こと、ランドクルーザの新型車『ランドクルーザー“FJ”』が世界初公開されました。サイコロをモチーフとした直方体ボディと、角をそぎ落とした面取り構成されたデザインが、ただのゴツい車ではないポップな印象すら感じる外装デザインです。日本では2026年中の発売を予定しているそう。
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【日産】カワイイ欧州仕様車に釘付け

2026年夏に発売予定の新型エルグランドを大々的に先行公開、新型ルークスなども展示した日産ですが、みなさんに紹介したいのは新型『MICRA(マイクラ)』です。1982年から生産・販売を続けてきたコンパクトカーで、日本では『マーチ』の名称で親しまれてきたモデル。『MICRA』は欧州等の市場での販売名なのです。
6代目は、レトロな雰囲気もあり、丸いヘッドライトのデザインが往年のそれとはひと味違ってさらにカワイイ!日本での販売は未定ながらも、発売されたら買いたいモデルのひとつです。
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【スバル】アドベンチャー体験のパートナーとして寄り添う

「走りの愉しさ」と「冒険の高揚感」を両立させるブランド戦略を明確に打ち出したというスバルは、乗車シーンを連想させる展示で、アウトドア=スバルのSUVと連想できるメッセージを発信していました。
フォレスターをベースに専用のフロント&リヤバンパーや専用LEDフォグランプなどを装備したコンセプトモデル『Forester Wilderness prototype(フォレスター ウィルダネス プロトタイプ)』は、クラストップレベルの牽引力と積載性を高めたルーフレールなど、単なるライトなアウトドア目的で終わらない、アドベンチャー体験が叶う装備や機能にも注目が集まっていました。
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【ダイハツ】未来型モビリティでワクワク体験を提案

ダイハツは、「Japan Mobility Show 2025」で『ダイハツメイ』というテーマを掲げ、“小さいからこそできること”を象徴する未来型モビリティを展示しました。なかでもコンセプトカー『ミゼットX』に大注目!
『ミゼットX』は、自転車以上軽自動車未満の新モビリティです。親子でも友人でも、より相手を身近に感じられ会話が弾む1+2シートや、使う人のニーズに合わせて変えられる荷台のバリエーション、小さくても乗り降りのしやすい前開きドアなどが特徴です。
こういった近々の未来モビリティはワクワクしますよね。一家に1台置きたいポップな見た目にも惹かれました。
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【三菱】幅広いSUVラインナップで移動を冒険に変える!

『FOREVER ADVENTURE』をテーマに、電動化とSUVの強みを全面に押し出した三菱の展示。アウトランダーPHEV(写真左下)新型デリカD:5(写真右上)、新型デリカミニなど、ミニバンの快適性+SUVの高い走破性を融合した、オールラウンドなラインナップが充実しているメーカーだと改めて実感しました。
世界初披露のコンセプトカー、MITSUBISHI ELEVANCE Concept(写真右下)は、車で過ごす時間の上質さにこだわったという電動クロスオーバーSUV。
そして、今話題の『デリカミニ』の化身として親しまれているキャラクター「デリ丸。」(写真左上)が、なんと未来的なロボットの姿となって鎮座していました!動くデリ丸。もかわいい!
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【スズキ】受注が殺到した人気モデル「ジムニー ノマド」もお目見え

四輪・二輪・次世代小型モビリティと多様な展示で、総合モビリティメーカーとしての強みを見せたスズキ。その中で個人的に目を引いたのは、シリーズ初、5ドアモデルのジムニー ノマドです。
すでに販売している車種ですが、発売当初に予想を上回る受注があったことから、受注停止になり話題に。軽ではないジムニー ノマドの広さを知りたいと乗り込んでみました。(展示車なので動かしてはいません)
後席の居住性が生まれ、荷室のスペースも広がり、これは家族で乗れると確信!かつて乗っていたジムニーのモデルとフロントの顔周りデザインが似ていることから、再び乗りたくなりました。
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【マツダ】「人とクルマの豊かな関係」の未来を提案するコンセプトカーを発表

展示テーマは、「走る歓びは、地球を笑顔にする」。それを具現化する2台のビジョンモデル「MAZDA VISION X-COUPE(マツダ ビジョン クロスクーペ)」と「MAZDA VISION X-COMPACT(マツダ ビジョン クロスコンパクト)」を世界初公開したマツダ。
今回注目したのは写真の「MAZDA VISION X-COMPACT(マツダ ビジョン クロスコンパクト)」です。普段からクルマを自分の相棒、そして自分の部屋のように考えているので、「クルマと気取らない会話ができ、行き先を提案してくれる、親友のような存在として、自分の世界を広げてくれる。まるで心が通った人とクルマの関係を実現する」という開発コンセプトに共感しました。
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【ホンダ】高齢者や若年層の移動支援に貢献する超小型EVに注目

二輪車・四輪車・パワープロダクツ・航空機などホンダの様々なモビリティ、その関連技術、コンセプトモデルが展示されていました。中でも2026年発売予定の「Super-ONE Prototype(スーパー ワン プロトタイプ)」(写真上2枚)が世界初公開されたことに注目しました。世界初都市型コンパクトEVで、日常の移動を“刺激的で高揚感ある体験”に変えることを狙ったモデルとのこと。
さらに、軽自動車よりもさらにコンパクトなボディの超小型EV「Micro EV」(写真下2枚)も公開されました。都市部での短距離移動や、駅から自宅、オフィスから最寄り駅などで、自転車感覚で使えるシンプルな操作で運転できる未来型モビリティを想定しているそうです。
【番外編】知ってる?デザインナンバープレート

モビリティショーには、関連したさまざまなブースも出展しています。その中で面白いと思ったのがこちら、全国自動車標板協議会主催の『ナンバープレート展』です。最近ナンバープレートにデザインが入ったものがあることをご存じですか?写真のようなカラー版のナンバープレートは、通常の交付手数料に加えて寄付金を納めることでカラー版を選択できる仕組みになっています。
ブースには、歴代のナンバープレートや全国のご当地図柄プレートが一堂に集結。その歴史や書かれている内容について文化として学ぶことができたり、来場者がオリジナルナンバープレートを作れる体験型イベントも実施されたりと、見て学べる楽しい展示でした。
「Japan Mobility Show 2025」の一部をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。今後登場する新型車や新技術にも注目しながら、モビリティライフを楽しみましょう!
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石川晴美 Harumi Ishikawa
ライター・消費生活アドバイザー
1975年生まれ、湘南在住。自動車業界、消費者センター勤務を経て、ライフスタイル誌ライターに転身。主婦のお悩み解決記事を数々執筆。日々の癒しは、カフェ巡りとアジアドラマとK-POP。
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