vol.1
マレーシアを新しい拠点に選んだ理由
LEE読者の皆さんこんにちは!優木まおみです。
最近私は、マレーシアを拠点にして活動しています。
日本へは、2ヶ月に一度くらいのペースで帰って仕事をしてはいるのですが、この度マレーシアので生活のことなどについて連載を持たせていただけることになり、再びLEE読者の皆さんと関われることを嬉しく思います。

移住の理由はいろいろあるけれど、いちばんは気候のよさでした
さて、今回はマレーシアをなぜ拠点に選んだのか?をお話ししようと思います。
子供の教育のこと、自分の夢のこと色々な要因が絡み合ってるとはいえ、1番の理由は気候の心地よさです。
この記事を書いている11月後半も8月に移住してきた時と同じく、「日本の心地よい夏」のまま変わらず安定しています。昼間はもちろん暑いのですが、日陰を探せば風が抜けて心地よく、快適に過ごせます。そして何より夜は、気温が落ち着くので、日本の秋のような涼しさでエアコンはつけずに寝てもタオルケット一枚で涼しく過ごせます。そのおかげで、夜はぐっすりよく眠れています。
日本のようにしっかりと四季のある良さももちろんとても素晴らしいのですが、シーズンが変わるごとに移り変わるファッションの流行や、事業をするにしてもマーケットの変化や速さについていくのが必死で、ゆったりと丁寧にプロダクトを作る・楽しむということが疎かになりがち。
例えば、私の場合にはモデルの仕事をしていたので、夏には暑い陽射しの中で、秋冬の洋服を着て撮影したり、「この冬は何を着たいか」のアンケートに答えたり。反対に冬の寒いシーズンに夏のUVケアを先取りして情報を収集しておく、というのが20年間あたりまえでした。
日々なんだかいつも次のことを考えて焦っていて、「今」というこの瞬間をみられていないような気がしていました。
そんな中で、一度立ち止まって、しばらく今とじっくり向き合ってみるのも悪くないかも? という思いがあって、私はマレーシアを選ぶことにしました。
そのチョイス、今の所大正解です。
こちらでは、年中ずーっと日焼け対策を気にしているけど、「コート買わなきゃ!」はなくなり、クローゼットがシンプルになって、スペースと時間が増えました。
この時間も、もしかするとずっと続くと飽きてしまう日が来るかもしれません。でも、しばらくこのペースでマレーシアのスローライフを楽しもうと思います。

次回から、子供達の学校の様子や、私のこちらでのライフスタイルなど少しづつアップしていこうと思いますのでよかったらお付き合いくださいね。

優木まおみ
Maomi Yuki
モデル・タレント
1980年、佐賀県生まれ。20代からバラエティ番組や情報番組の出演、LEEはじめ女性誌のモデルとして幅広く活躍。2013年に結婚し、14年、17年と出産。女の子2人のママに。25年初夏、マレーシアに移住。
写真・文/優木まおみ

















