【2026年上半期占い真木あかりさんの星占い】星が教えてくれる、時代の変化の「受け止め方」

真木あかり

2025.11.28　更新日：2025.12.04

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【2026年上半期占い真木あかりさんの星占い】星が教えてくれる、時代の変化の「受け止め方」

新しい年に進むいま、知っておきたい”この先のこと”。

どんな人生にも優しく寄り添う占い師・真木あかりさんが、西洋占星術にもとづき2026年上半期の開運を指南。12星座別の運勢もじっくり読んで、来たるべき未来の心のお守りに！

真木あかり

Maki Akari

占い師

フリーライター兼会社員を経験したのち占いの道に転身、占星術や四柱推命、タロットなどの占術を使用し、執筆・鑑定を行っている。モットーは「占いを使って、自分の人生を能動的に生きる」。著書・連載・アプリ監修多数。

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変化の波の「受け止め方」を星が教えてくれる

初の女性首相が誕生し、物価は上がり続け、AIが凄まじい進化を遂げ……世の中がますますスピードを上げて変わっていくなかで幕を開ける2026年。もっと楽しくなっていくはず、きっと面白いことが待ち受けているはずとワクワクしている人は多いことでしょう。一方、「ついていけない」「この先、大丈夫かな」と、いささかの不安が胸のなかに生まれている人もいらっしゃるでしょうか。

LEE世代において、そうした不安は「変化は面倒だから、現状のままでいい」などといった防衛本能からではないでしょう。むしろ、変化は必定のものとわかっておいでのはず。それでもなお、守るべきもの、引き受けるべき責任をたくさん抱えているからこそ不安も生まれるのだと思います。真剣であればあるほど、きっと。そして私は思うのですが、2026年上半期において、占いで「これから起こること」の傾向を知っておくことは、大きな安心につながるでしょう。

2月下旬に起こる「理想と向き合うターニングポイント」

1月末に海王星が、2月中旬に土星がおひつじ座に移動します。そして2月下旬、おひつじ座のスタートラインで両者が肩を並べ、「理想と現実のギャップを、行動によって埋めていく」時期がスタートします。おひつじ座といえば、12星座のトップバッター。何者にもとらわれない、自分を生きる星座です。土星は現実の星、海王星は理想の星。現実だけを見て「理想ばかり言っていてもきりがないよ」と言うのでもなく、理想ばかりを見て「願えば叶うよ」と夢見るのでもなく、具体化し落とし所を見つけていく時期です。ここで大事なことは、「今まではこうだった」という古いセオリーにしがみつかないこと。ここまで頑張って積み重ねてきたものの価値は確かにあるとしても、足かせとなるようなものは手放し、リスタートを切ることが大事です。

若い世代を見て「ついていけない」と感じること。「そんなことで、世の中を渡っていけると思うのか」と心配になること。新しいもののすべてが優れているわけではないとしても、変化の背景を丁寧に探ってみると、もう外していっていい足かせがいくつも見つかるだろうと思います。それらが、私たちを理想的な未来へと連れていってくれます。

4月下旬から始まる「情報のイノベーション」

4月下旬、天王星がふたご座に移動します。天王星は「自由と改革の星」と呼ばれる惑星で、ひとつの星座に7年間滞在し、その星座に関連した物事にイノベーションをもたらします。たとえば2018年から滞在していたおうし座では、おうし座が司る「お金」にイノベーションがもたらされ、キャッシュレス化やシェアリングエコノミーが急激に広がりました。2026年4月末以降はふたご座に巡ります。ふたご座は情報・通信・移動・教育の星。AIはさらなる進化を遂げ、モビリティ関連では自動運転の研究・実用化が進んでいくでしょう。また、教育現場でもさまざまなイノベーションが起こりそうです。天王星は「分離」を伴う星。ときにガツンと現状を変えざるを得ないような大きな変化もあるかもしれませんが、その流れには乗ってこそ物事がうまくいくでしょう。

安定、安心を心は求めるけれど、不安にならなくて大丈夫

2026年上半期、「幸運と拡大の星」と呼ばれるラッキースター・木星はかに座に巡り、安心や安定を求めるムードは根強いでしょう。世の中の急激な変化を不安視するむきもあるかもしれません。ただ、6月30日、木星はしし座に移動し、「自分が中心となって輝くこと」にスポットライトが当たり始めます。激流のなかもみくちゃにされているだけのようでいて、しっかり自分をやっていけるフェーズが来ることはすでに、決まっているのですね。だからきっと大丈夫。自信を持って、2026年の日々を過ごしてまいりましょう。