『水晶玉子のオリエンタル占星術 開運暦2026』発売記念スペシャル
【水晶玉子先生】オリエンタル占星術とは?基本から活用法、2026年の開運アクションまで詳しくご紹介!
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藤本こずみ
2025.11.29
『水晶玉子の2026年開運祈願トーク』へ
先日、NHKカルチャー梅田教室にて、特別講座『水晶玉子の2026年開運祈願トーク』が開催されました。
オリエンタル占星術の活用法から、先生ご自身が実践している開運法まで、たっぷり教えていただいた90分。
今回は、その講座の一部をレポートします!

水晶先生の言葉をQ&A形式でお届け!
「久しぶりに関西でイベントに出演させていただけて、とてもうれしいです」と、笑顔の水晶先生。
講座は、オリエンタル占星術についての解説から和やかにスタート!
ここでは、改めて知っておきたいオリエンタル占星術の基礎知識や、笑いあり驚きありの実体験を交えた開運法など、イベントだからこそ聞くことのできた水晶先生の言葉を、Q&A形式でお届けしたいと思います。2026年の運勢について語っていただいた、著者インタビューPart1もあわせてチェックしてみてくださいね。
水晶玉子先生の著者インタビューPart1はこちら

オリエンタル占星術ってどんな占い?
「オリエンタル占星術のベースになっているのは、空海がインドから日本に伝えた『宿曜経(すくようきょう)』。
西洋占星術が太陽の位置をもとに占うのに対して、オリエンタル占星術は月の位置をもとに占います。月は動きが速く、1日1日、満ち欠けして見える姿を変えていきますよね。だから、オリエンタル占星術は、毎日の運勢・日運を占うのに適しているんです。また、人の本質や本能といった深い部分を見ることができるのも特徴で、私自身もそうなんですが、自分ではあまり当たっていないような気がする部分も、周りの人には『すごく当たっている!』と言われることが多いんですよ(笑)」
オリエンタル占星術をうまく活用するには?
「書籍『水晶玉子のオリエンタル占星術 開運暦』では、27の『本命宿』別に、全体運から365日メッセージつき開運暦までを公開。自分の『本命宿』のページを見ると、年運・月運・日運がわかります。これらをチェックして、運気のいい時に行動を起こすこと、運気が悪い時にはなるべく行動を起こさないことを心がけるといいでしょう。
人間って、イヤなことがあると何とかしなきゃと焦ってしまいがちですよね。でも、例えば誰かとケンカをして仲直りしようと思っても、運気が悪い時に動くと、余計こじれてしまうことが。運気がよくなるのを待ってから、謝ったり歩み寄ったりしたほうがうまくいきやすい――というのは、私自身が実感していることでもあります。
オリエンタル占星術では、『魔のウィーク』という、1か月に一度、誰にでも訪れる、物事が滞りやすい1週間があるんですね。そのほか、『七曜陵逼(しちようりょうひつ)』という、すべての人の運気に波乱を呼び込みやすい時期もあり、2026年は6月23日~7月29日と、12月29日~2027年1月7日が、この期間にあたります。『七曜陵逼』の間には、6種類の大凶運日である『六害宿』という日もやってくるのですが、この日は特に注意が必要。

これらの警戒すべき日には、思い切った行動や決断をするのは避け、やるべきことを淡々とこなすのがポイントです。もし自分で予定を選べるなら、運気のいい日にずらすことができればベストですが、選べない場合は、『予想外のことが起こるかもしれないから気をつけよう』と意識するといいでしょう。運気が悪い日だからといって、すべての予定を断ったり会社を休んだりしなくて大丈夫。極端なことはせず、普段通りに過ごしてください。
……かく言う私も、実は、今年の『七曜陵逼』中には骨折してしまったんです。こんなに皆さんに『気をつけて』とお話ししているのにもかかわらず、気が緩んで足を滑らせてしまい……(苦笑)。やっぱり、要注意日は慎重に過ごさなければいけませんね」
運気が悪い年はどう過ごせばいい?
「書籍には、27の『本命宿』×12星座で占った運勢ランキングも掲載。オリエンタル占星術で、順位が下のほうにある方は、『壊(かい)』という運気にあたることが多いんです。『壊』の年は、何かが壊れて変わっていく時期なので、運勢がよくないとされやすいんですね。確かに、変化を拒んで現状にしがみついているとよくないのですが、反対に変化の波に乗っていけば運気を上げることも可能!
2025年、大きな話題になった、ドジャースの佐々木朗希選手と山本由伸選手は、どちらも『壊』の年を迎えていたんですよ。でも、佐々木選手は渡米、山本選手は連投などの大きな変化や挑戦を経て成功を手にされた。大谷翔平選手が、エンゼルスからドジャースに移籍されたのも、『壊』の年のこと。変化を恐れずチャレンジすることで、幸せや成功に近づくこともできるタイミングなので、運気がよくない時こそ、どんどん変わっていくことを意識するといいでしょう」
ラッキーアイテムを取り入れるコツは?
「2026年のラッキーカラーは、赤、オレンジ、ゴールド。干支でいうと『丙午(ひのえうま)』という“火の気”が強い星回りなので、派手なんです(笑)。取り入れるのが難しいと思われる方は、アクセサリーやメイクなどでトライしてみてください。ラッキーカラーは、面積によって効果が変わるわけではないので、小さなものでもOK。私も、さっき大阪のお土産として、オレンジの靴下を買いました(笑)。
『ラッキーアイテムは、毎年更新しなければいけないの?』と質問されることがあるんですが、そんなことはありません。何かとの縁が始まる時の運気は、それを持っている間ずっと続くもの。今年のラッキーアイテムを来年も引き続き使うのもいいし、そろそろ替え時だと思ったら、その時のラッキーアイテムを取り入れるのもいいでしょう」

吉方位取りをするには?
「吉方位を見るのに適しているのは、九星気学。年の方位盤と月の方位盤が重なる“旅行月”に、その方角へ出かけると、吉作用が大きくなります。2026年の“旅行月”は、9月7日~10月7日。
ただ、吉方位に出かけたくても、遠出が難しいこともありますよね。そんな時、私は吉方位のスーパーに買い物に行くなど、ささやかな吉方位取りをしています。吉方位からお取り寄せをすることも。また、吉方位に旅行をした時に、お味噌や醤油など日々使える調味料を買っておいて、それを使うのもおすすめですよ。
私は、吉方位取りは”運の貯金”だと考えているんです。行ったからといって、すぐにいいことがばかりが起こるわけではない。よくないことが起こったとしても、それはデトックスできたということ。そんな風にとらえながら、時々吉方位取りをすることで、いい流れができてくるんじゃないかな、と思います」
家族運をアップさせるには?
「書籍には、27宿×27宿の相性事典というコーナーもあります。オリエンタル占星術の相性は6種類あって、いい・悪いというより“縁の強さ”を表すもの。例えば『安壊(あんかい)』という相性の場合、強く魅かれ合う相性ではあるものの、片方が安心していて、もう片方は我慢している、というアンバランスな部分もあるんです。相性はずっと変わりませんが、その年その年の運気の影響を受けて、関係は少しずつ変わるもの。
家族との関係を考える上でも、相性は大切。パートナーや子どもへの接し方に悩んだら、一度相手との相性を見てみてください。『こういう相性だから、自分が合わせるようにしよう』『強く言いすぎないようにしよう』など、少し意識するだけで、状況も変わってくると思います。書籍には、2026年の相性得点とアドバイスも載せているので、参考にしてみてくださいね」
2026年、注目すべきものは?
「『丙午』の2026年は、“馬”にまつわるものに注目するのも開運アクション。
例えば、馬に縁のある神社にお参りする。三重の伊勢神宮、東京の神田明神、栃木の日光東照宮、京都の上賀茂神社や貴船神社、大阪の住吉大社などはパワースポットと言えるでしょう。2026年は、オリエンタル占星術では『星宿(せいしゅく)』で、夢を持つといい年なので、ぜひ絵馬に目標を書いてみて。
また、今もドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』が盛り上がっていますが、馬がテーマのエンタメや競馬も人気を集めそう。実は、私も競馬を見るのが大好きで、馬の誕生日から性格を占ったりしているんですよ(笑)。最近は、グルメもエンタメもスポーツも、楽しみ方はいろいろ。ご自身がワクワクするものを取り入れてもらえたら、と思います」

「2026年は、未来に続く新しいことが始まりそうなタイミング。明るい気持ちが開運につながる時期なので、楽しいことが待っていると信じて、“明るく楽しく”過ごしてくださいね」と、メッセージをくださった水晶先生。
たくさんの開運アドバイスやチャーミングな先生ご自身のエピソードを聞くことができて、パワーをチャージできた時間でした! みなさんが実践したい開運のヒントも見つかったでしょうか? 2026年も、ハッピーな1年になりますように。
2026年の運勢や相性を詳しくチェックできる、水晶先生の最新刊はこちら!
書籍情報

『水晶玉子のオリエンタル占星術 幸運を呼ぶ365日メッセージつき 開運暦2026』水晶玉子・著 2000円 集英社インターナショナル
藤本こずみ Kozumi Fujimoto
ライター
1979年、兵庫県生まれ。雑誌やWEBで、インタビュー、ライフスタイル、占いなどの記事を執筆。趣味は、テレビドラマ鑑賞&リラクゼーションスポット巡り。夫、長男、長女との4人暮らし。兵庫・東京の二拠点生活に挑戦中。
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