物価高な今だからこそ、見直しが肝心
「家計の総決算」で来年はもっと貯まる!

物価高の影響を大きく感じる昨今、節約にも限界があるし、毎日家計簿を続けるのは至難の業……この状況をどう乗り越えたらいいの? そこで注目したいのが「家計の総決算」。年末年始に1年間の家計や資産全体を俯瞰してみれば、来年の貯まりどころ、増やしどころが見えてくるはず!
来年はワクワクする総決算をしたい!
FP豊田さん&LEE100人隊のアイデア大集結
家計のために2026年始めるといいことTips
2026年もしっかり貯蓄を増やしていくために、おすすめなことは? 豊田さんのアドバイスとLEE100人隊が行っていることをご紹介します!
リスクを理解してもっと増やしたい! 投資編
- NISA口座を作ったものの時間に余裕がなくて、そのままになっています。
LEE100人隊No.071 くまおさん
- 投資に乗り気ではない夫も最近興味が出たよう。話し合ってトライしたい。
LEE100人隊TB さとささん
Tips
1
NISAの積立投資は少額でも始めたい
豊田眞弓さん
「投資が怖いけれど始めてみたいという人は、NISAの『つみたて投資枠』がおすすめ。金融庁の基準をクリアした、低コストで長期運用に向いた商品がそろっていて選びやすいです。ただし投資にはリスクがあるので、短期だと減ることもあると念頭に置いておいて。少額を長期で積み立て続けていきましょう」
Tips
2
何年後にいくら、何に使う予定なのかを書き出してみる
豊田眞弓さん
「お金をどれだけ投資に回していいのか悩んだら、子どもの入学、マイホーム購入など、いつどれくらい大きなお金を使う予定があるかを書き出してみましょう。直近の5年以内に使う予定のお金は、元本保証のある預貯金で保有を。それ以降に使う予定のお金の一部を投資に回してみては? 物価高の時代なので、使う時期が遅ければ、投資などで増やしておくことも検討したいですね」

Tips
3
児童手当を投資に回して教育資金を増やすのも手
豊田眞弓さん
「教育資金を貯めるには、18歳の年度末まで年6回支給される児童手当をNISA『つみたて投資枠』で運用するのもいいと思います。大学費用の準備を主な目標として、入学までの期間をチェック。5年以上先ならば積立投資を始めて。使う時期の2〜3年前になったら、値動きを見ながら定期預金など安全性の高い資産へ徐々にシフトを」
Staff Credit
イラストレーション/カラシソエル 取材・文/西山美紀
こちらは2025年LEE12月号(11/7発売)「物価高な今だからこそ、見直しが肝心「家計の総決算」で来年はもっと貯まる!」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(掲載当時)です。
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