雅姫さん新連載｜愛犬は現在4匹！vol.1「わんこたちとの暮らしヒストリー」

mogura

トイプードル／17歳

別名・番長。体は不自由になろうとも犬チームのリーダーとして君臨

picasso

トイプードル／16歳

別名・ちっちゃい兄貴。犬チームのNo.2で驚異の童顔。コアラ似男子

wols

チョコラブ／10歳

いつまでも少年の心と若き食欲を忘れない。破天荒に見えて実はビビリ

koguma

トイプードル／1歳

森家で（犬では）初の女の子。末っ子のため、みんなに甘やかされる姫

雅姫さんちの愛犬は現在4匹。最近、唯一の女の子・こぐまが仲間入りし、にわかに活気づく毎日です。その存在に癒され、時に振り回されながら巡る四季。この連載では、犬と一緒だからこそのリラックスした雅姫さんが登場します。インテリアや食卓まわりも、少しずつ紹介する予定。ところで、そもそもなぜ、雅姫さんのそばにはいつも犬たちが？

「小さな頃から犬が大好き。でも、両親が共働きで面倒が見られないため、あきらめるしかなくて。だから、大人になったら、ラブラドールと暮らしたいと夢見ていたんです」

新婚当時、さっそく夫の森さんに提案するも、答えは「NO」。理由は、“昔、大型犬のチャウチャウに追いかけ回されて怖かったから”。とはいえ結局は、雅姫さんに根負け。犬との暮らしが始まりました。

以来約30年、思い出深い2匹との別れもありました。結婚後すぐ迎え入れ、娘のゆららちゃんのお守り役だったモリラ、大型犬としては驚くほど長寿だった、賢いグレゴリー。

「そういえば、今ってあの頃に似ているな」……近頃、雅姫さんは思うのです。モリラが先立ち、落ち込んでいたグレゴリー。そこに迎え入れたのが、仔犬のもぐらでした。

「そうしたら、グレゴリーじいさんが張り切っちゃって！　ちっちゃい子のあふれるパワーってすごいの。17歳まで長生きできたのは、もぐらの存在があったからこそ。そして今、もぐらもピカソも、新入りで若いと思っていたヴォルスさえ、もういい年齢。こぐまが来たことで、空気が一気にかき回されて、わが家はまたも、すごくにぎやかになりました」

まだまだ続く、雅姫さんの犬との暮らし。家具をかじられたり、布を破られたりもするけれど……

「犬との暮らしって、笑いあり涙あり（笑）。日々いろいろな事件が起こるから、愉快で、忙しい！　悩んでいる暇さえなくなるから、自然に前向きになれる。きっとそれが、私が犬と暮らし続ける理由ですね」

庭のハーブが大豊作。「ミントもバジルも、うちで育てると葉っぱが大きくなるのはなぜ？」

庭に石造りのシンクをしつらえたら、庭仕事がぐんとはかどるように

こぐまは好奇心いっぱい。茂みの奥へずんずん

いつまでもちっちゃくてかわいいピカソ。「体の大きさは、もはやこぐまに抜かされちゃいました」

暑い時期は、冷たい床にぺたり。「涼しい上に、キッチンにいるとおいしいものが時々降ってきてラッキーです」（byヴォルス）

「今年は庭の梅の実が豊作で、シロップをたくさん仕込みました。年内に飲み切れるかな？」。中央のガラス瓶は蠣﨑マコトさんの作品

スパイスが入った大人の梅シロップ。「庭で育った大きなミントを添えて。グラスは奥泰我さんの作品です」

上からおいしいものが降ってこないときは、自分から取りにいくのがヴォルス・スタイル

末っ子だったヴォルスが、こぐまの登場ですっかり面倒見のいい先輩に。「こぐまの元気ぶりに、さすがのヴォルスも息切れしています」

「ハグ オー ワー」と「オルネ ド フォイユ」によるコラボのイブルの上で、もぐら＆ピカソはのんびり。遊び疲れたヴォルスと遊び足りないこぐまも登場

雅姫

モデル

自由が丘のショップ「ハグ オー ワー」「クロス＆クロス」のデザイナーを務める。料理、インテリア、ファッション、さらに犬たちも登場するインスタグラム（mogurapicassowols）も人気を集めている

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次回の連載は2026年１・２月合併号（2025年12月5日発売）に掲載です。ご予約はこちらから！