子育てが人生の大きな転機に!
モデル・森 絵梨佳さんの【脳内図】愛息は8歳!「息子とのやり取りで世界が広がり、保育士の資格まで取りました」
2025.11.17 更新日:2025.11.24
マルチタスク時代の頭の中は忙しい!
私の脳内図
美容ページを中心に、人気モデルとして活動を続けている森さんは、実は8歳の息子さんを育てるママ。「大変なこともいっぱいあるけれど、子育てが私の人生を確実に豊かにしてくれている」と語る彼女の脳内図を拝見!
森 絵梨佳さん〈モデル〉
子育てが人生の大きな転機に! 息子とのやり取りで世界が広がり、保育士の資格まで取りました

もり・えりか●1988年生まれ。宮城県出身。雑誌、広告、Webと幅広いメディアで活躍中。著書『森絵梨佳 100の顔 カラフル/colorful』(講談社)が好評発売中。Instagram(official_mori_erika)も大人気。
Instagram:official_mori_erika
公式サイト:https://kirinpro.co.jp/cmspro/18937
森絵梨佳さんの脳内図
息子を含め、家族の健康を考えた“ごはん作り”の割合が多め。自分時間はスキンケアを大事に

「脳内の半分以上は〝子育て〞が占めています。息子とどんな会話をしよう、家族でどこへ行こうなどと考えるのは楽しいですね。あとは健康がすべてのベースだと思うので、もっと料理が上手になりたくて、試行錯誤中。撮影現場でいただくお弁当を参考にすることも。息子が成長し、自分時間が取れるようになってきたので、スキンケアや手芸を楽しんでいます」

チャーミングな表情で、ビューティ企画をはじめ、さまざまなジャンルで活躍を続けている、森絵梨佳さん。モデル業のみならず、8歳の息子さんへの手作り弁当写真をアップしている、インスタグラムのストーリーズにも熱い支持が。結婚、妊娠、出産、子育ては、森さんの人生の中で大きな転機だったとか。
「10〜20代の頃は、仕事が脳内のほとんどを占めていて、子どもと接する場があっても、おっかなびっくりという感じだったかも(笑)。そんな私が出産し、息子中心の暮らしが始まったら――。『子どもって、何て素直に生きているんだろう!』と感動でいっぱいに。今も彼を育てながら日々成長させてもらっているし、不思議と私自身が癒されている感覚もあるんです」
「息子とのやり取りなど、本当に何気ないことですが……」と森さん。
「ありがとうという意味で『すみません』と言ったりすると、息子に『悪いことしてないのに、なんですみませんって言うの?』と指摘されたりして、たしかにそうだなと。彼が伝えてくる何気ないひと言に、私のほうが、はっとさせられることが多いです。息子のやる気を後押しする言葉がけを意識したり、自分が子どもの頃に親からやってもらいたかったことを、私が彼にすることで、感じた変化も。私自身の気持ちも、幼かった頃のようにやわらかくなった気がするんですよね。子育てをする中で、親への感謝があらためて芽生えるなど、幼少期や自分の家族について振り返るいい機会にもなっています」
息子さんを育てるうちに、子育て全般に関心を持ち、2年前には、なんと保育士の資格も取得!
「私の場合は、独学で試験を受けました。座学はもちろん、ピアノや読み聞かせなどの実技も必要な試験でしたが、受験してみてよかった。わが子に対しても、広い視野を持てるようになりましたね」
朝は5時半に起床後、お弁当作りと朝食。登校する息子さんを見送ったのち、10時~17時ぐらいまでが、撮影などの仕事タイム。帰宅後、お風呂、夕飯、寝かしつけなどを終え、20時半~23時ぐらいまでが、森さんがゆったりと過ごすひとときとか。
「晩酌をする、大好きな俳優・松たか子さん出演のドラマ作品を観るなど、その日によってくつろぎ方は変わります。最近は、手芸をすることも多いですね。息子が小さい頃に作り、サイズアウトした洋服の生地を、クリスマスのオーナメントにリメイクしています。ゆっくりお風呂に入ったり、美容時間が取れる日も増えてきました。そういえば、初めて美顔器を買ったんですよ。クレンジングモードで、5分~10分かけてメイク落としをするようにしたら、肌に透明感が! 同時に『子どもだけじゃなくて、自分のことも慈しんでいる』という充足感もあります」
とはいえ「やっぱり息子との、かけがえのない日々をどう過ごすか、に一番意識が向きますね」と、笑顔がこぼれる。
「生まれたばかりだと思っていた息子も、もう小学生。保育園時代よりも手がかからなくなり、お出かけはもちろん、この年齢だから楽しめることも増えました。子どもと過ごす時間は限られていると思うので、今できる子育てを精いっぱいやりたい気持ちが強いです」
そのひとつが、ごはん作り。
「私が作るもので、息子の体が出来上がるプレッシャーもありますが、食べるのが好きな子なので、料理は頑張りたいと思っているんです。いろんな栄養素を取り入れるようにしています。そんな中でお弁当作りも、今の子育ての楽しみのひとつ。お弁当から逆算して、日々のおかずを考えることもあります。息子は切り干し大根、柴漬けを入れたポテトサラダなど、渋めのメニューが好み。忙しいときは、スープジャーにゆでたうどんと汁を入れるだけ!の日もあったりするんですけどね(笑)。そんな日々のお弁当の記録をSNSで共有してみたら、『結婚や子育てに対して前向きになれました』と、思わぬ反響をいただけて、うれしくなりましたね。今後も育児や暮らしについての発信を続けていけたらと思っています」
Staff Credit
撮影/須藤敬一 ヘア&メイク/犬木 愛(agee) スタイリスト/辻村真理 イラストレーション/オザキエミ 取材・文/石井絵里
こちらは2025年LEE12月号(11/7発売)「私の脳内図」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(掲載当時)です。
















