今年の赤は取り入れやすさ満点!
2025最新版【やっぱり赤が好き!アウター&スカート】大人が赤を着こなすコツ、石上美津江さんが提案!
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竹下玲奈
2025.11.11
あの大人気企画が、再び戻ってきました!
スタイリスト 石上美津江さんの「やっぱり赤が好き!」2025

約3年前の冬、スタイリスト 石上美津江さんが提案する赤の企画が大ヒット! 以来、LEE読者の〝赤好き〞が急増することとなりました。そう、赤こそカジュアル派の地味見えにとって、即効性の高い最強の味方。石上さんの赤、その最新版をお届けします!
今年の赤は取り入れやすさ満点!誰もが“赤上手”になれるチャンスです
生粋の地味色好きの私が、唯一、絶対的に好きなきれい色が赤です。今シーズン、その赤が、ようやくトレンドに浮上しました。ウキウキの反面、天邪鬼の私ゆえ、〝みんな着ちゃうなあ〜〞と、どこか寂しい気持ちも、なきにしもあらずなのですが(笑)。
それは冗談にしても、今季はみんなが赤上手になれる、絶好のチャンス。その理由は主に3つあると思っています。まずは、赤を取り入れやすいブラウンが流行色であるということ。いつもの冬のように黒ベースが主流だと、赤はどうしても強く見えがち。ブラウンになじませるように合わせれば、唐突感なく楽しめるはずです。
また、レイヤードスタイルがトレンドだということも、同じく赤の人気を加速させる要因に。重ね着コーデに赤を忍び込ませれば、初心者でも簡単です。最後は、赤の魅力を存分に楽しめるきれいな真紅や朱赤に加えて、シックなバーガンディのアイテムが増えたということ。大人が赤をすんなり着るには、もってこいのトーンだと思います。そう、今季こそ、自分に似合う赤を発見できるチャンス! ぜひ、手に取ってみてください。
スタイリスト 石上美津江さん

石上美津江さん
MITSUE ISHIGAMI
スタイリスト
カジュアルベースの着こなしに可愛げスパイスをきかせたスタイルが、LEE読者から絶大な支持を集める。LEEマルシェのコラボやセレクトアイテムも大人気。
MITSUE‘S RED
OUTER
【POSTEREGANT(ポステレガント)】 赤のハーフコート
一目見て、〝可愛い!〞と声を上げたくなるような、主役級の真っ赤なコート。旬のブラウンベースの着こなしにトラッドテイストの華やぎを添える、カジュアル派にぴったりの1点です。

「上品なウールコートだからこそ楽しめる彩度の高い赤は、ブラウンのタートルニット×チノパンとの相性抜群のトーン。ベルト、靴、バッグもブラウン系でまとめ、ブリティッシュトラッドを満喫して」
POINT!
アーガイル柄のニットを加え、赤を全身になじませる

「ストールのように肩に巻いた、アーガイル柄のニット。赤のコート、ブラウンのタートル、ベージュのチノパンという着こなしでも、十分に可愛いのですが、柄アイテムを1点加えると、赤がよりなじむような気がします。旬のトラッド感もさらにアップしますね」
MITSUE‘S RED
BOTTOMS
【YAECA CANVAS DESIGN(ヤエカ カンバス デザイン)】赤のコットンスカート
〝草木レッド〞と名付けられた、バーガンディのコットンスカート。今季の赤を代表するようなトーンです。いつもの白スカートからチェンジする感覚で、新鮮なカジュアルコーデをエンジョイして。

「真っ赤なスカートも大好きだけれど、今シーズンは、こんなシックな色みのスカートが気分。フェミニンに着るのではなく、あくまでも大人に。それが今季、赤を楽しむ秘訣かなと思っています」
POINT!
小物は黒で統一し、カジュアルを引き締めて

「カジュアルコーデの引き締め役として、黒のレザー小物は絶大なパワーを発揮します。シンプルなバッグに加えて、女性らしさを封印したゴツい山靴を選ぶことで、かえって、全身の可愛げがアップ。小物の色を統一することも、大人が赤を着こなすコツのひとつです」
Staff Credit
撮影/谷田政史(CaNN)(人物) 渡辺修身(物) ヘア&メイク/MAKI スタイリスト/石上美津江 モデル/竹下玲奈 取材・原文/磯部安伽
こちらは2025年12月号(11/7発売)「カジュアル派の「なんか地味かも?」問題簡単解決!」に掲載の記事です。※商品価格は消費税込みの総額表示(2025年12月号現在)です。
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