FASHION

ワクワクと驚きが詰まった大阪・関西万博「URBAN RESEARCH EXPO2025 STORE」へ行ってきました!

  • 喜多佳子

2025.10.27

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去る10月13日に閉幕を迎えた大阪・関西万博。会期中に満喫された方も多いのではないでしょうか。私自身は閉幕直前に、万博内に出店されていた「URBAN RESEARCH EXPO2025 STORE」を訪れる機会がありました。万博の熱気がまだまだ冷めやらぬ今、その体験をリポートしたいと思います! 
出店最後の1カ月は「ARIGATO!! 『すごい』をシェアする アーバン博」がテーマ。“未来に繋がるすごいをシェアする”ために「ジャポニズム」「テクノロジー」「スーベニア」の3つのカテゴリーを掲げて展示され、アーバンリサーチらしいストリート感や遊び心が満載の店内になっていました。

「ジャポニズム」を象徴する日本の手仕事の魅力がふんだんに!

店頭でも大きく目立ったのが「ジャポニズム」を表現する「達磨」。大阪を拠点に活動する“うたげや達磨”の絵付け師、紋吉さんによるオリジナルの達磨が今回のコンセプトを象徴するかのようにお客さんたちを出迎えていました。外からぱっと目に入る達磨は赤と青の万博カラー。思わず一緒に記念撮影したくなるような力強い表情でした! ほかにも岡山県を拠点にデニム回収再生プロジェクトにも取り組むプランド「ITONAMI」の藍染めの鯉口シャツなど、未来につなぎたい「和」の魅力的なアイテムがたくさん!

赤を青の万博カラーで細やかに絵付けされた達磨。手仕事の奥深さを感じました!
「ITONAMI」の藍染め鯉口シャツ。アーバンリサーチとは以前にも「インディゴで染め直しワークショップ」も開催。

大阪ならではのコラボアイテムに遊び心がいっぱい!

そして思わず手に取りたくなる、遊び心に溢れたコラボアイテムの数々も印象的。中でも「鳥貴族×アーバンリサーチ」のエクスクルーシブコレクションや関西人にはお馴染みの「551があるとき~!」のCMが有名な「551蓬莱」とのコラボTシャツ。箱入りパッケージなど、あけたらアツアツの豚まんが出てきそうな茶目っ気もさすが大阪!でした。

大阪発祥の焼き鳥チェーン店「鳥貴族」とのコラボTシャツ。焼き鳥に手が伸びるポップなイラストがおしゃれ。

豚まんから上がる湯気が551。関西出身の私の心にもヒットしました!
「ARUTOKI(あるとき)」ショートパンツがユニーク。

個性豊かな「JAPAN MADE」が玉手箱のように詰まって

また「日本の地域はおもしろい」をテーマに国内の“ワクワクするような”手仕事の素晴らしさを伝える「JAPAN MADE PROJECT」の商品も。京都・池内友禅が手がける新しいブランド「SOMEA brume」では、友禅染の技術を駆使して手作業で作られた別注カラーのレザーアイテムに思わず目が釘付けに。さらに織物産地の京都府丹後地方の丹後ちりめんを使用したブランド「たてつなぎ」との水玉コラボトートなどそのストーリーも含めて誰かに伝えたくたる商品がたくさんありました。

「SOMEA brume」のレザーアイテム。京友禅の技術を駆使したカラーリングが美しい。ペンケースやグラスケース、キーホルダーなど。
「たてつなぎ」の丹後ちりめんのトートバッグ。万博をも思わせる水玉のポップなデザインが楽しい!

未来に繋げる「サステナブル」な商品も気になった店内。私自身はペットボトルをリサイクルした再生ポリエステル糸を3Dニッティングマシンで編んだバッグをお土産に購入。3Dニット技術で小ロット生産や環境に配慮したモノづくりを展開するアパレルブランド「KNT365」のアイテムでした。ブルー地にピンクのロゴ入り。ベーシックなスタイルのアクセントになってくれそうなバッグに気分が上がります!

そのテーマ通り、「すごい!」がたくさん詰まったのアーバンリサーチの万博出店。ブランドの未来への取り組みが一つの空間にメッセージ性を持って凝縮されていて、とても見ごたえがありました。驚きやワクワクを伝えるアーバンリサーチの“視点”、今後も要注目です!

喜多佳子 Yoshiko Kita

LEE統括編集長

LEE統括編集長。入社以来LEE歴OVER20年! リビング班で主に料理や暮らし、読み物などのライフページを担当、21年に本誌編集長に。日課は中学生の息子弁当記録。休日は映画好き友人たちと映画&ランチするのが楽しみ。

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