西武鉄道に乗って高垣麗子さんゆかりの「野方」散歩へ

ゆったりとした空気感が心地いい西武線沿線の町には知る人ぞ知る美食店や注目スポットが点在しています。その中で「野方」は、モデル高垣麗子さんが子ども時代を過ごした町。この日は久々に訪れて、懐かしいスポットで思い出が蘇ったり、素敵なお店との出会いも。次の休みは、西武線に乗って、少し足を延ばしてみませんか？　おでかけのお供には、沿線情報が充実したWebサイト「ぐるっとプラス」がおすすめです。

西武線に乗り久々に訪れた地元の町で、懐かしさと新たな発見にワクワク！

野方駅は、東京都新宿区から埼玉県川越市を結ぶ西武鉄道新宿線にある駅で、西武新宿駅から各停で6駅、所要時間最短12分。

西武鉄道新宿線は、高垣麗子さんの思い出の沿線。野方は生まれてから中学生までを過ごした地元だそう。「母と都心へ行くにも、習い事に通うのにも新宿線を使っていました。野方駅はずいぶんきれいになったけれど、周辺には変わらない建物やお店が残っていて感慨深い！　迷子になってお世話になった交番、音楽教室、商店街など……思い出が蘇ります。町が古びていないかとちょっと心配でしたが、若者世代が新しく素敵なお店を作って、野方を盛り上げてくれているんですね！　〝野方愛〞のある私としてはうれしかったし安心しました。電車に乗って、いつもと違う町へ出かけてお散歩すると、新鮮な出会いや発見があって楽しいですね」

野方散歩 START！

「DAILY COFFEE STAND」の2号店として2023年にオープン。店内には奥の厨房で作られたドーナツやマフィン、スコーン、フィナンシェなどがずらり。焼き菓子と一緒にいただきたいドリンク類も種類豊富に揃う。「代表も、野方出身なんですって。オレンジピールマフィンは上品な甘さでおいしかった～。カフェインレスのコーヒー豆と娘が好きなドーナツはお土産に買います!」

●東京都中野区野方6の4の1（北口から徒歩1分）

野方が「ヤッホー」と読めることから「やっほーろーど」と名付けられたそう。商店街内には、古くから地元民に愛されている青果店や履き物店、焼き鳥店、喫茶店などが軒を連ねる。「子どもの頃、母と買い物に来て、帰りに喫茶店でお茶するのが楽しみでした。インパクトあるネーミングとレトロな看板は一生忘れません（笑）」

●東京都中野区野方5の24（南口から入口まで徒歩2分）

2013年の創業以来、地元の人だけでなく遠方の人からも愛されている人気の餃子店。ニンニクとニラを一切使わないで、素材の旨味を最大限に引き出すのがこだわり。定番の焼餃子のほか、麻辣担々水餃子（写真）や紫蘇餃子などオリジナル餃子も評判。「餃子だけでなく自家製ピクルスやレアクリーム杏仁など、サブメニューにもセンスのよさを感じます。今度は女友達と来たいです」

●東京都中野区野方6の18の8 1F（北口から徒歩5分）

昨年オープンしたばかりのニューフェイス。国内外クラフトビールを常時8種類楽しむことができる。「苦味が強いものやトロピカルな香りがするタイプなど、違いがおもしろいですね。野方にこんな洒落たお店があるなんて感激!」。ビールが進みそうなオリーブ春巻きやラムメンチカツなど食事もあり。

●東京都中野区野方6の30の26 J-ARC 1F（北口から徒歩1分）

Webサイト「ぐるっとプラス」内には、西武線沿線のおでかけ先がたくさん！

「ぐるっとプラス」は、西武線沿線地域のおでかけ情報を発信するWebサイト。「遊ぶ、食べる、自然に触れる」をキーワードに、地元で知られるグルメ店、穴場の自然や歴史的スポット、子連れにおすすめの遊び場などがずらりと紹介されています。秩父・川越・所沢・飯能などのエリア別、沿線の駅別、ジャンル別に検索できるから、知りたい情報を簡単に手に入れることができるのもポイント。スマホでの検索も手軽。休日のおでかけ先に迷ったら、ぜひ参考にして。

とは？

東京都23区西部から埼玉県西部にかけて12の路線を持つ私鉄。高田馬場駅や池袋駅などを主なターミナルに、新宿線のほかに池袋線、西武秩父線、拝島線など、1日約165万人を輸送している。

●お問い合わせ先
西武鉄道お客さまセンター　
0570・005・712
9:00～17:00（12/30～1/3を除く）