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「ゆるめる技術」で自律神経はととのいます!

すぐにできる【呼吸法×自律神経】深くゆったりした呼吸で副交感神経を意識的にON!<ゆるめる技術>

2025.12.18

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心と体の“ガチガチ”が不調のもと

「ゆるめる技術」で自律神経はととのいます!

ゆるめる技術で自律神経はととのいます!すぐできる「呼吸法」で自律神経はととのう!

いつも疲れている、動悸がしたり息苦しい、おなかの調子もよくない……。忙しさやストレスで心身の調子を崩しやすいのは自律神経の乱れが原因かも。張り詰めてガチガチになった心と体を意識的に〝ゆるめる〞ことで、毎日がもっと軽やかに!

Index
  1. 「ゆるめる技術」で自律神経はととのいます!
  2. すぐできる「呼吸法」で自律神経はととのう!
  3. 久手堅 司さん
    1. 深くゆったりした呼吸で副交感神経を意識的にON!
    2. まとめ
  4. 基本の3・5・5呼吸法
    1. Step 1 3秒かけて口から吐く
    2. Step 2 5秒かけて鼻から吸う
    3. Step 3 5秒かけて口から吐き切る
    4. 呼吸の効果がアップする胸郭マッサージ
  5. 寝たまま3・5・5呼吸法
    1. Step 1 仰向けに寝て、3秒かけて口から吐く
    2. Step 2 5秒かけて鼻から吸う
    3. Step 3 5秒かけて口から吐き切る
  6. 上向き呼吸法
    1. Step 1 鎖骨の下に手をセット
    2. Step 2 やや上のほうを見る
    3. Step 3 息を吸って止める
    4. Step 4 6秒かけて吐き切る
  7. LEE100人隊がゆるめる技術を1週間試してみました!
    1. 「呼吸法」で夕方のドタバタを乗り切れた!
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ゆるめる技術❶

すぐできる「呼吸法」で自律神経はととのう!

普段は自動的に働く自律神経も、呼吸法によって〝自分で〞副交感神経優位に切り替えることが可能。「深く」「ゆったり」がカギです。

久手堅 司さん

教えてくれたのは

久手堅 司さん

KUDEKEN TSUKASA

せたがや内科・神経内科クリニック院長
医学博士

総合内科専門医、神経内科専門医、頭痛専門医、脳卒中専門医。自律神経に詳しく、「自律神経失調症外来」「首こり肩こり外来」など現代人のお悩みにこたえる特殊な専門外来を開設。

深くゆったりした呼吸で副交感神経を意識的にON!

「強いストレスがあったり緊張が続いていると、交感神経の働きで呼吸が浅く、速くなったり、息苦しさを感じることも。ふとしたときに自分の呼吸の浅さに気がつく人も多いのでは? 放置しておくと、体にブレーキをかけようと副交感神経が過剰に働き、体が重くてダルい、動きたくないなど〝うつ〞に似た症状が出る場合も。1日の終わりや、デスクワークの合間などに深くゆったりした呼吸をすることで緊張を解いて、リセットしてあげることが大切です。姿勢が悪く猫背だと、背骨を通っている自律神経を圧迫してしまうため、起きて行う場合は背すじを伸ばしたよい姿勢を意識しましょう」

まとめ

⚫ 呼吸は、自分で副交感神経のスイッチを入れられる唯一の方法
⚫ 深くゆったりした呼吸を、仕事や家事の合間や寝る前に取り入れる
⚫ 背すじを伸ばしたよい姿勢で呼吸する

基本の3・5・5呼吸法

吐くときに副交感神経は優位になるので、ゆっくり吐くことを意識して。デスクワークの合間などにぜひ習慣に!

Step 1 3秒かけて口から吐く

肋骨の下に両手を添え、3秒間かけて口からフーッと息を吐く。

Step 2 5秒かけて鼻から吸う

肺を大きく膨らませるイメージで5秒間かけて鼻から息を吸う。

Step 3 5秒かけて口から吐き切る

肋骨と横隔膜を押し下げるように、5秒間で口から息を吐き切る。13を3~4セット行う。

吐くときは口から、吸うときは鼻から
呼吸時は肋骨と横隔膜が上下するのを意識

呼吸の効果がアップする胸郭マッサージ

指を熊手のように広げ、鎖骨の周りを数回さする。

1 鎖骨まわり

指を熊手のように広げ、鎖骨の周りを数回さする。

手は1と同様に、バストのすぐ下を上下に数回さする。

 肋骨

手は1と同様に、バストのすぐ下を上下に数回さする。

わきの下に手を当て、肋骨に沿って左右に数回さする。

 わきの下

わきの下に手を当て、肋骨に沿って左右に数回さする。



ゆがんだ骨格をリセットする

寝たまま3・5・5呼吸法

寝た状態で脱力して呼吸を行えば、日中の悪い姿勢で生じた骨格のゆがみを正しやすい。寝る前にベッドの中でやってみて。

仰向けに寝て、3秒かけて口から吐く

Step 1 仰向けに寝て、3秒かけて口から吐く

ひざを立てて仰向けになり、手はおへそのあたりに軽く添える。3秒間かけて口から息を吐く。

肋骨を動かさないようにおなかを膨らませる

Step 2 5秒かけて鼻から吸う

肋骨を動かさないように意識して、5秒間かけて鼻から息を吸う。おなかが膨らんでいるのを感じて。

おなかと背中がくっつくようなイメージで!

Step 3 5秒かけて口から吐き切る

5秒間かけて口から息を吐く。息をすべて吐き切っておなかをへこませる。13を3~4セット行う。

動悸やイライラの改善に効果あり!

上向き呼吸法

悪い姿勢で胸郭が狭くなると、心臓を圧迫して呼吸が浅くなったり動悸が起きることも。上を向く呼吸で、胸を大きく広げてあげて。

鎖骨の下に両手を添え、皮膚を軽く下に引く。

Step 1 鎖骨の下に手をセット

鎖骨の下に両手を添え、皮膚を軽く下に引く。

手はそのまま、首を30~45度後ろに傾けて上を見る。

Step 2 やや上のほうを見る

手はそのまま、首を30~45度後ろに傾けて上を見る。

3秒間かけて鼻から息を吸い、3秒間止める。

Step 3 息を吸って止める

3秒間かけて鼻から息を吸い、3秒間止める。

6秒間かけて口からゆっくり息を吐く。1~4を5セット行う。

Step 4 6秒かけて吐き切る

6秒間かけて口からゆっくり息を吐く。14を5セット行う。

自律神経をゆるめる効果のほどは!?

LEE100人隊がゆるめる技術を1週間試してみました!

家事に育児に仕事に、慌ただしい毎日を送る読者の4人が「呼吸法」「セルフタッチ」「腸もみ」「簡単ストレッチ」の4つのメソッドを1週間お試し!

ゆるめる技術❶「呼吸法」にトライ!

「呼吸法」で夕方のドタバタを乗り切れた!

No.011 MARINAさん

No.011 MARINAさん

MARINAさんの悩み…

「仕事から帰ると子どもも帰宅、荷ほどきや夕飯の準備、その他あれこれの家事と子どもへの指示でバタバタ。そんなときに子どもから『おなか空いた』『宿題みて』などタスクが雪崩のように……。心が停止して表情が『無』に。これがほぼ毎日なので、もうちょっと心に余裕を持って接せられるようになりたい」

⬇︎

ゆるめる技術を試してみたら…

感情に振り回されずにコントロールできる感覚が

「道具も場所も必要ないので、『あ、今イライラしているな』と思ったときにすぐ取り組めるのがよかった! 夕方のバタバタを乗り切るため毎日やるうちに、自分で自分をコントロールできていることに気づけるようになりました。寝て行う3・5・5呼吸法は、忙しかった日やおでかけして疲れた日の終わりなどにも実践。以前は朝起きたときから疲労感でどんより、ということがありましたが、呼吸法のおかげで目覚めがスッキリ」

自分で自分をなだめる気分
このまま寝てしまいそう…

Staff Credit

イラストレーション/せかち 取材・文/遊佐信子
こちらは2025年LEE11月号(10/7発売)「「ゆるめる技術」で自律神経はととのいます!」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(掲載当時)です。

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