北澤豪さん&恵理さん夫妻の「ドナルド・マクドナルド・ハウス」への支援活動に密着！

ドナルド・マクドナルド・ハウスの支援を目的としたチャリティ活動「青いマックの日」が、2025年10月19日（日）に実施され、全国のマクドナルド店舗が青く染まり大きな盛り上がりをみせました。

「ドナルド・マクドナルド・ハウス」のアンバサダーを務める、元サッカー日本代表の北澤豪さんは、「青いマックの日」の初年度から毎年欠かさず募金活動に参加するなど、精力的に活動しています。

今回は、北澤豪さんと妻でモデルの北澤恵理さんの「ドナルド・マクドナルド・ハウス」への支援活動に密着！

夫婦揃っては初となる「青いマックの日」の募金活動のレポートと、記事の後半では恵理さんが「ドナルド・マクドナルド・ハウス」へ訪問し、病気の子どもに付き添うご家族に食事を提供する「ミールプログラム」に参加した様子もレポートします。

※2025年の様子は11月20日(木)よりご覧いただけます

寄付金は「ドナルド・マクドナルド・ハウス」の支援に

「青いマックの日」とは、「公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン」（以下、DMHC®）が運営する、自宅から離れた病院に入院・通院する子どもに付き添うご家族のための滞在施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス」の支援を目的として、マクドナルドが実施している年に一度のチャリティ活動。

「青いマックの日」当日は、ハッピーセット®1つ購入につき50円が、マクドナルドからDMHC®へ寄付されます。赤と黄色の印象が強いマクドナルドですが、この日は「青いマックの日」であることが一目でわかるようにと多彩な装飾によって全店が青一色に！

ドナルド・マクドナルド・ハウスとは？

子どもの治療に付き添うご家族のための滞在施設。高度小児医療を提供する病院のそばに建てられ、日本では12ヶ所に点在しています。1人1日1000円の利用料によって、経済的にも精神的にもサポート。運営は、マクドナルドの寄付や募金をはじめ、地域ボランティアの力によって支えられています。2024年はのべ6469家族に利用されました。　

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今年は妻の恵理さんも参加！

北澤夫妻が「マクドナルド 中野セントラルパーク店」で募金活動を行いました

10月19日、「マクドナルド 中野セントラルパーク店」に、お揃いの青いTシャツを着用した北澤夫妻が現れると、店頭はたちまち活気に満ち溢れました。

次々と募金箱を持つお二人のもとに人が集まり、その年代もさまざま。パパに抱っこをしてもらいながらお金を一生懸命入れようとする小さな子どもには、お二人とも思わず『上手に入れられるかな？』とにっこり。車椅子の方が訪れた際には、恵理さんがすぐさま車椅子の横にかがみ、目線を合わせて手を握りながらお話しに耳を傾ける場面も。

「青いマックの日」の前身の「マックハッピーデー」が始まった2017年から店頭に立ち続ける豪さんは、「海外に比べて日本は『ドナルド・マクドナルド・ハウス』の認知度がまだまだ低いんです」と話します。「施設のことを気にかけている人の大半は、病気を患った方々とそのご家族。そんななか、当事者ではない我々がいかに協力し合って支えていけるかが大切だと思っています」と語っていました。そのため、豪さんにとって募金をする方たちと直接触れ合える「青いマックの日」は貴重な一日。

小学生の子どもが募金した際には「この募金が、病気と闘っている君と同じくらいの年齢の子どもたちの力になるからね」と声かけを。豪さんはお金がどこへ繋がっていくのか、短い時間のなかでもその意味や想いをしっかりと伝えていました。

途中には、地元の野球チームの子どもたちが助っ人で参加。北澤夫妻やクルーと一緒に『募金をよろしくお願いします！』と大きな声で一生懸命呼びかけます。時折小雨が降るなか、店頭には多くの人が集まり続けました。

今年の「青いマックの日」の募金活動に参加された感想を教えてください。

豪さん：回を重ねるごとに、盛り上がりを見せていることを強く実感しています。毎年募金に来てくださる方もいますし、なかにはドナルド・マクドナルド・ハウスを利用したことのあるご家族もかけつけてくれます。そこには、お子さんの命が助かった方もいればそうでない方もいらっしゃる。それでも、自らの経験から何かできることはないかと、『青いマックの日』を盛り上げるために、アクションを起こしているんです。その姿に深く感銘を受けます。
LEE読者は子育て中の方も多いと思うので、ドナルド・マクドナルド・ハウスの存在や利用者の気持ちにきっと共感いただけるはず。親がボランティアに興味を持つことで、子どもたちにも想いが繋がっていくと思うので、ぜひ一緒に支援の輪を広げていただけるとうれしいです

恵理さん：私にとって『青いマックの日』は、毎年ハッピーセット®を買って応援する日でもありました。家で夫とも『青いマックの日』についてよく話していて、『年々クルーの皆さんの活気とチームの一体感が増している！』と聞いていたんです。今日、実際に立たせていただいたことで身をもって体感しました。クルーだけでなくお客さんも同じ方向を向いているからか、雰囲気も本当にあたたかくて。
地元の子どもたちも募金を呼びかけてくれたときには、親目線でこういった場があるってすごくいいなとも感じましたね。この活動を多くの人に伝えていきたいという気持ちが一層強くなりました

※2025年の様子は11月20日(木)よりご覧いただけます

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「ドナルド・マクドナルド・ハウス さいたまハウス」を訪問

恵理さんが入院中の子どもを支える家族に食事を提供する「ミールプログラム」のボランティアに参加

「ドナルド・マクドナルド・ハウス」は、「青いマックの日」をはじめとした募金・寄付だけでなく、ボランティア活動によっても支えられています。

そんなボランティア活動の一環である「ミールプログラム」に取り組むため、恵理さんと大学生の娘の理世さん、豪さんのお姉さん、ご友人3名が、埼玉にある「ドナルド・マクドナルド・ハウス さいたまハウス」へ訪れました。

「ミールプログラム」は、利用する家族のために食事を作り置きするボランティア活動。

「ドナルド・マクドナルド・ハウス」は病院の近くにあるため、入院中のわが子が夜眠るまでそばにいる家族が多いのだとか。そのため、自分自身のことは後回しになりがちで、毎日食事をコンビニですませたり、そもそも食べられなかったりといった方もいるそう。

そんな看病に向き合う家族の心と体を、食の面から支える目的ではじまった活動が、ミールプログラムです。

恵理さんは、実際に利用する家族とボランティアの方、双方の声を聞いたことで、ミールプログラムへの参加を決めたと言います。

「夫の活動をご存知だったママから、子どもの難病治療のためにドナルド・マクドナルド・ハウスを利用したことがあるんですと、声をかけていただいたことがあって。その際、『ミールプログラムが本当に助かったんです！』と、切実な思いを伺い興味を持ちました。とはいえ、大勢のお弁当を作った経験もない私では難しいだろうと、すぐに実行には移せませんでした。そんななか今年の春、福岡のドナルド・マクドナルド・ハウスを訪問した際に、ボランティアさんから『コンビニ利用が続くご家族は、温かい白米があるだけでもうれしいと喜んでくださいますよ』と教えていただいて。お役に立ちたいという気持ちがあるのだから、まずは行動に移してみようと今回手をあげました」

ミールプログラムの重要性の高まりを受け、「ドナルド・マクドナルド・ハウス さいたまハウス」では、今年10月から管理栄養士による献立プログラムも導入。より栄養バランスを意識したメニューが提供されています。

餃子、豚汁、バナナケーキ…

「埼玉の推し餃子をメインに、元気をお届けできるメニューを考えました」

メニュー考案の担当は恵理さん。どんな料理を作ろうか頭を悩ませた際、真っ先に思い浮かんだのが、北澤家と親交の深い餃子屋さんだったと言います。

「さいたまハウスの滞在期間中も、利用者の方々は埼玉のグルメを楽しむ余裕はあまりないはず。それならば、北澤家みんなの大好物である埼玉の餃子屋さんの、とびきりおいしい餃子を提供できたら喜んでいただけるのではないかと考えました。店主も子育て中のママということもあり、相談するとその想いに共感していただき、ふたつ返事で引き受けてくださいました。餃子・焼売・春巻きを主菜に、栄養バランスを考えて副菜や汁物を決めていきました」

• 餃子（レギュラー・しそ・バジルチーズ）
• 焼売
• 春巻き
• 舞茸とブロッコリーの中華風炒め
• 人参しりしり
• 豚汁
• バナナケーキ

調理中もみんなが笑顔！ 受け取る姿を思いながら作りました

実際に調理が始まると、初めて使うキッチンとは思えないほど、全員が役割に沿ってテキパキと動き、みるみるうちに料理が仕上がっていきます。

副菜は、どれも北澤家の食卓でも出番が多い人気メニューなんだとか。「豚汁は、夫にどの具材が入っていたらうれしいか聞いて決めたんです」と恵理さん。さつまいもや豆腐、しいたけなど、レトルトではなかなか入っていない、手作りならではの具材がたっぷりです。

バナナケーキは、カフェ巡りが趣味の理世さんの得意料理のひとつ。実は、理世さんがミールプログラムに参加するのは今回で2回目。「以前は大学の友人と参加したんですが、そのときは調理補助がメイン。今回は材料調達から自分でしたので、体に優しい食材を選びました。仕上げに黒糖を使ったのもポイントです」と理世さんが話すと、「準備からはりきっていたんですよ」と恵理さんが微笑む姿も。

調理の途中、キッチンエリアへと訪れた利用者さんに今夜のメニューを伝えると、『なんだか急にお腹が空いてきました！』と、うれしい反応もいただけました。

恵理さんは、ご家族や餃子店の友人たちも巻き込んでミールプログラムに参加した理由のひとつとして、「ボランティアをできるだけ長く続けたい。そう思ったときに、自分たちも楽しんで取り組めたらいいなと思ったんです」と話していました。

その言葉の通り、作業している皆さんの表情は終始笑顔。笑い合いながらも、「どう盛り付けるとおいしそうか」「ごはんは何グラムだとうれしいかな」など、受け取る利用者を想像しながら料理に向き合う姿勢は真剣そのもの。無事に20食が完成した瞬間には、思わずみんなが拍手を送り合い達成感に包まれました。

利用者さんからうれしいコメントが到着！

ダイニングに掲示されるメニュー表には、利用者が感想やリクエストを書き込める欄が設けられています。この日の夜、恵理さん考案のお弁当を食べた方たちからは、「餃子も焼売もジューシーで、また食べたい！」「豚汁が具だくさんで幸せ」「バナナケーキが濃厚で作り方を教えてほしい」など、喜びと感謝の言葉が並んでいました。

ミールプログラムに参加してみていかがでしたか？

行動に起こして本当によかったという気持ちでいっぱいです。食を通じて元気なパワーをお届けしたいと思っていたので、後日利用者の方のコメントを娘と拝見して『よかったね！』と一緒に喜び合いました。今後も周りを巻き込みながら、いろんなハウスでミールプログラムに取り組んでいきたいと思います！

「青いマックの日」が終わったあとも、1年中マクドナルドの店頭には募金箱が設置され、ネットからも募金をすることができます。また、ミールプログラムをはじめ、ボランティアとして参加できる活動はほかにも。自分のライフスタイルに合ったかたちで、病気と向き合う子どもとそのご家族を支援する「ドナルド・マクドナルド・ハウス」を応援していきませんか？

※2025年の様子は11月20日(木)よりご覧いただけます